GUN雑誌2012年12月号の感想その1

 

SIG大丈夫か。
実銃レポートで表紙のSIG P210とSTANAG(M16用)マガジンを使えるSIG P556が掲載されています。
将にSIG信者バンザイと言った内容…ところがどちらも評価が芳しくありません。

P210の仕上げとか精度は評判通りなのですが、噛まれた。
ハンマーとフレームに親指と人差し指の間の水かきを挟まれる「ハンマーバイト」に見舞われた。
意外な弱点があったものです。
これまで値段が高い事と高精度故に砂などに弱そう、ぐらいしか聞かなかったP210の意外なウィークポイントを知りました。

こっちはもっとヤバイ。
お次はSIG P556ですが、こちらは色々と問題があった様です。
SIGと言えば「高品質・高精度」が売りの様に聞いていますが、今ひとつ。
廉価版550。
という触れ込みらしかったのですが、そこはSIG。
安物でも手は抜かない、値段以上の価値に仕上げてくる。
そう思ったらそうでもなかった。

・代替のフリップアップ・リアサイトがチャチ。
・付属のドットサイトは中国製で安っぽい。
・ストックのジョイントが抜けた。
・そのストックにガタが多い。
・トリガープルがM4より重い。
・何よりも命中精度でM4に負けた。

レポーターの口ぶりからはかなり不満が伺える。
期待に胸を踊らせていただけに失望して一気に評価が反転したものと思われます。

B&T APC9。
サプレッサーメーカーとして有名なB&T (ブルッガー&トーメ)が制作したサブマシンガン。
ポストMP5としていくつものサブマシンガンが作られましたが、代替となるものは皆無。
何せ本家H&Kが廉価版後継機として出したUMPですら買い替え需要を満たしていない。
そんな中でH&K MP5の後継の座を狙い、UMPの失敗を踏まえた上で出してきたのがAPC9。

お値段半額、ドットサイト標準装備。
UMPはMP5の2/3程度の値段ですが、APC9は半額。
MP5一丁分のお値段でAPC9が二丁買えます。
このキャッチコピーは説得力ありますね。
そしてこの値段でドットサイトが付いてくる。
先のSG556と違い中国製ではなくAimpoint製です。

加えて初めて知りましたが、MP5にはボルトストップが付いていない。
この欠点を補い最終弾でホールドオープンするそうです。
中々興味深いコンセプトの銃ですが気になることがひとつだけ。
デザインがダサい。
この点を何とかすれば売れるかもしれません。

 トイガン。
Twitterでも書きましたが、WAのコルト・エージエントは久々に焼き直しじゃない新製品ですね。
あとはボーチャードのフルセット。
涎が出そうになりましたが、お値段9万円台。
本体4万円弱なので倍以上!?
これにはブッたまげましたね。

そしてKSCのAK74Mの発売日が決定。
10/30…って今日じゃん!
訂正:10/31日、明日でした。


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