GUN雑誌2012年12月号の感想その2

 

ロブ・リーサム!
第一特集はXDM5.25。
スプリングフィールド・アーモリーで長年インストラクターを務めるロブ・リーサム(レイサムとも)。
こちら古参のガンマニアにはお馴染みの人物です。
1980年台に活躍した競技シューターの「はしり」とも言うべき人物。
当然アメリカのシューティング界で彼に憧れている人も多いと。

あのリーサムが使っている銃。
彼がXDMのヒットに多大な貢献をしたのは間違いないでしょうね。
そして当時はロブ・リーサム覇を競っていたのがブライアン・イーノス。
こっちは今どうしているのかなぁ…。

脱線してないで銃の話をば。
ノーマルのXDM4.5はM1911で言う所のコマンダー・サイズ。
現在のフルサイズハンドガンはこちらのほうが主流ですね。
これをグロック17に対する34と同様、競技向けにロングバレル&スライド化。
それが今回紹介されているXDM5.25です。
重くなった分反動が減り、長くなった分命中精度が上がる。
M1911好きな自分にはノーマルよりこっちの方が興味あります。
マルイのXDMを5.25インチ化するキットとか出ないかな。

S&W M&P15 MOE Mid。
ピストルにもM&Pがありますがこちら長物。
所謂M16/M4系のコピーです。
M1911やM16を売りまくるS&W…昔は想像も出来なかった。
今回はマグプル社のパーツをてんこ盛りにしたバージョン。

因みにMOEとは萌え、では勿論なくて「Magpull Original Equipment」の略。
グリップやトリガーガード、ストックなどが換装されています。
リアサイトもマグプルのフリップアップ方式ですが、何故かフロントサイトは従来のM16タイプのまま。
フリップアップのフロントサイトにしなかったのはM16の意匠を残したかったからか。
マルファンクション(動作不良)一切なしで快調に作動していたみたいです。

SIG P226&P229ワンピースグリップVer.。
今更SIGかと思いましたが、グリップが変わっています。
しかも両者で形状が違うのか興味深い。
P226はバックストラップ部が丸っこい、一方P229はストレート。
また表面もP226は平ら、P229は手にぴったりフィットするよう 凹凸がある。
P229タイプ(ストレート、凹凸あり)のグリップがP226にあれば最高と思いました。

レポーターはSIGシリーズのトリガーを絶賛していますが、自分はあれダメでした。
グアムに行き実銃のP226を撃ったとき、トリガーの切れどころが分からず撃ちにくかった。
M1911のトイガンに慣れているせいかと思いましたが、同行者もガク引きしてた。
他方で命中精度が良いという意見には同意です。

フィリピンのガンショー。
フィリピンといえばセブ(セブ島)。
むかし町工場みたいな所で密造拳銃作っていたのはわりと有名。
似たような境遇にパキスタンのダラ村があります。
そのノウハウを生かして現在はガンメーカーになりました、その一つがSHOOTERS社みたいですね。
ここの新製品「クルセイダー」に惹かれました。
所謂パラオード系のハイキャパM1911なんですが、デザインが良い。

B.W.C製ドラゴングリップ。
そしてトイガンで目を引いたのがこのパーツ。
映画「フェイス/オフ」の金ピカM1911カスタムのグリップが登場。
これまでもWAやPRIMEのコンバージョンキットでこのグリップは作られていた。
しかしこれらは龍の絵を描いているだけ。

実銃プロップは象嵌(ぞうがん)、つまり黒檀のグリップに金メッキされた龍のレリーフが埋め込んである。
作るの面倒だから描いてるんだろうなあ。
半ば諦めていただけに、これにはぶったまげました。
B.W.C公式サイト
ドラゴングリップ
限定100個らしいので、欲しい方はお早めに。
因みに実物プロップと違い、グリップ本体は黒檀じゃなくてウレタン樹脂です。


おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)