KSC/MASADA TAN その2 細部編

MASADAが好きになった理由:その2

前述の漫画&アニメ「ヨルムンガンド」以外にもMASADAを好きになった切っ掛けがあります。ディスカバリーチャンネルの「フューチャーウエポン」です。

元SEALSのチャールズ・マコウィッツ氏と、マグプル時代のクリス・コスタ氏が出ている奴ですね。

マグプル・マサダでブッシュマスターACRでレミントンACR?

マサダ以外にもいろんな名前で呼ばれるこの銃、これには理由があります。
まず開発したのがマグプル社で製品名がマサダ。
その後製造をブッシュマスターとレミントンが担当。
ブッシュマスターが民間用でセミオートのみ、レミントンが軍用でセミ/フルオート仕様になっています。
ちょうどコルト・ファイアーアームズとコルト・ディフェンスの様な関係ですね。
そして製品名がマサダからACR(Adaptive Combat Rifle:適応戦闘小銃?)に変更。
マサダという名前がイスラエルの要塞から来ており、宗教色が強いからというのが理由みたいです。
今売っている製品で考えると、名称はブッシュマスターかレミントンACRの方が正しいのかもしれません。
でも最初にマサダって聞いたのと、ACRてのがピンと来ないので基本マサダって呼んでます。

各部紹介

フロントサイト/リアサイトは共に折りたたみ式です。
フロントサイトはマサダに備え付けのもの、他方リアサイトはマグプル汎用のMBUS2タイプが付いています。
このうちフロントサイトは起こす時はワンタッチですが、収納する時は倒してボタンを押し込むなど若干手間が掛かりますね。
リアサイトはワンタッチで起こし、倒せば勝手にロックが掛かると使い勝手が良い。
個人的には前後ともMBUS2タイプの方がバランスが良かった気がします。



マサダの特徴として5.56mm弾ひとつあれば先端部分を使って簡単に分解出来ることが挙げられます。
最も私はダミーカートを持っていないので、ピンポンチで代用しています。
ハンドガードを外すには、根本のピンを押し、抜け防止ポイントで止まったところで前方に引き抜くだけです。



アッパー&ロアレシーバーを左右から。
見て分かるように完全な左右対称です。
セレクターのみならずマガジンキャッチ、ボルトリリースレバーもアンビタイプです。
そして特筆すべきはこれらのパーツが左右で同じ位置かつ同じ形状ということです。
後付でアンビにしたライフルのように「左右で場所が違う、形状が違う、操作が違う」という事がありません。

ただ個人的に気になるのがボルトリリースレバー。
マガジンキャッチより下にあるという位置関係にこんがらがってしまうんですね。
慣れないとマガジン交換時に間違えてこっちを押しちゃいます。



長さが変えられて、折りたたみが出来て、チークパッドの高さも変更可能。
FN SCARが元祖と思われる「機能全部載せストック」です。
将にいたれりつくせりなんですが、チークパッドの操作が固くて結構やりづらいですね。
最初だから渋いのかもしれませんが。




ストックを折りたたむと小物入れがあります。
またグリップにも小物入れが入っています。
蓋がゴム製なので、ある程度の防水性能もありそうですね。




コッキングハンドルはレールの小窓からストッパーを下げると簡単に付け替えが可能です。
取り付ける時はただ差し込めば、勝手にストッパーが嵌ってくれます。
左右に加えコッキングレバーが上向き・下向きも選べます。
上向きの方が好みなんですが、これにはデメリットがあります。
レールにドットサイトなど光学照準器を付けている場合、コッキング時にぶつかります。



KSCのロゴはボルトを引くとその奥に印刷されています。
マサダ標準のEPMマガジンは上部前方のリブのせいか、出し入れが結構渋いですね。
他方PMAGはスッと抜けます。
但しPMAGは中古品を購入したので、アタリが取れている可能性があります。




今回はこのくらいにします。
次回は実射した感想と、追加購入したパーツの取付を行います。




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