WA/コングスベルグM1914ロイヤルブルー限定版
種別 | 仕様 |
---|---|
発売 | 2009/12/下 |
価格 | 52,250円(限定特価:41,800円) |
型番 | 不明 |
バージョン | SCW3 |
スライドノッチ | 非貫通ワイド型、めくれ対策あり |
フロントサイト | 差込型 |
リアサイト | ノーマルVノッチ型 |
トリガー | スモールサイズ、ノンホールロングトリガー(黒) |
バレル | 真鍮製黒染めアウター&真鍮製メッキ無インナー、メタルチャンバー(無刻印黒染め)、プラグ一式 |
セフティ | 4mm軸ミリタリータイプシングル |
スライドストップ | 抜き易さは不明 |
フレーム | 実銃用グリップ装着の可否は不明 |
ジャンル | 作品 | 使った人 |
---|---|---|
――― | ――― | ノルウェー軍 |
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述 |
WA/コングスベルグM1914 をご参照下さい。
左右両面
こんな事言ってましたっけ
新品をWA渋谷店で購入。一般販売用のロイヤルブルーとは別の、四挺のみという超限定モデルで私が行った時点で残り二挺でした。
色はロイヤルブルー塗装、木製グリップ標準装備のコングスベルグ。
前にコングスベルグM1914(渋谷試作パーカー仕様)を買った時、
>そして私が買ったのは、これが売れないと
>「ロイヤルブルー塗装で、木製グリップ標準装備で、ノッチが小さくなった」
>ニュー・コングスベルグが出ないだろうという理由からです。
>つまりこれはお布施。是非値段に見合う仕上げと仕様のコングスベルグに作り直して欲しいです。
まさにそのまんまのが来ました。 プラス刻印にホワイトが入っているのが更に良いです。 ただ限定じゃなくて普通に出して欲しかったんですが。
右側面
カタログに載ってない
極少数の限定品というのを私は一回した見たことがありませんでした。
ギルデッドRemixのオールシルバーモデルです。後日友人から「見に行ったけど売ってなかった」と言われ、店頭限定モデルの存在を知らなかった私は
「あれは幻、自分の見間違いだったのでは…」
とすら思っていました。
今回入手の切っ掛けとなったのは I Love WA の書き込みです。 ここに常連の方が書き込んだ目撃情報、しかも写真付きでした。 「私が本当に欲しかったコングスベルグ」がそこにありました。
欲しい、どうしても欲しい
基本的に「新製品を買うのは月一個まで」という制限を課しています。
この理屈に従うと2009年12月はSVI Tiki を購入したので買えません。
タダの限定であれば来月に回すところですが、今回は4挺という極少数品。
悩みぬいた挙句…購入を決断。まずムダ足にならない様にWA渋谷店に電話、在庫確認したうえで「今日中に取りに行くから」と取り置きを依頼。
満を持して購入しました。
基本的に前作と同じなので、今回は変わった部分を中心に書いていきます。
前部と後部
目を引くのはブッシングとグリップセフティのシリアル。
ホワイトが入ってるので凄く目立ちます。

前部。ブッシングのシリアルにホワイト入り

後部。写ってませんがグリップセフティ下にもホワイト入り
変更箇所1:ロイヤルブルー塗装
ミリタリーらしくないものの、この塗装が好きなので是非やって欲しかった。
一般販売用のコングスベルグもロイヤルブルー塗装ですが、流石にこれしか変わってないともう一挺買う気にはなれませんでしたが。
変更箇所2:刻印にホワイト入り
刻印やシリアルにホワイトのレタリング処理がされています。
これは目立ちます。コングスベルグの凝りに凝ったパーツへの刻印が更に強調されています。
変更箇所3:木製グリップ標準装備
何と言ってもこれが購入の決め手です。
コングスベルグはその特殊なスライドストップに合わせてグリップに抉りが入っています。
通常のM1911用グリップは使えません。
どうしても木製グリップを付けたければ、M1911用の木製グリップを削って自作するか、 或いは実物を手に入れるしかありません。実銃でも希少なコングスベルグのグリップを入手するなんて不可能に近いですし、いくらするか見当も付きません。
二挺を比較。木製グリップの存在が大きいです
それだけにこの木製グリップ標準装備はまさに願ったりです。 本音を言えばコングスベルグは全部木製グリップにして欲しいですが。
ノッチの件をWAに質問
これまで何度も言ってきた、ミリタリーなのにノッチが大きくてゲンナリ、という話についてです。
前作がそうなので当然というか、このコングスベルグもノッチがでかいです。
あまりにも気になったので、購入時に店頭で質問しました。
Q:「M1911のノッチが過去作よりも大きいのは何故ですか?実銃でも無いと思うんですが」
A:「あれはスライドストップが掛かるようにする為です」
Q:「スライドストップが掛かるようにとはどういう事でしょう」
A:「SCW3はスライドが高速でブローバックします。そうすると弾切れになった時、まずスライドストップが掛かります。そして掛かりきる前にノッチの前に当たり、スライドストップが押し下げられてしまうんです」
Q:「一旦上がって、また落ちる訳ですか」
A:「ノッチが小さいとそうなります、だから大きくしたんです」
そんな訳でノッチがでかいのは理由があったのです。これで納得できました。 外観が崩れるのはちょっと残念ですが、高性能故のアレンジと言う事で今後は気にしないことにします。
実射
一度も実射していないので、省略します。
総評
欲しいモデルをほぼ最高の形で出してくれたので、殆ど文句はありません。
敢えて言うなら値段が高い(定価として定めているのは52,250円らしいです)事と、数が少なすぎる事でしょう。もっと多くの人の手に取って欲しかった…。
- ロイヤルブルー塗装
- 木製グリップ標準装備
- インナーバレルがメッキされて無い
- 値段が高い
- 数が少な過ぎて薦めても買えない
コレクション目的で購入したので、このままにしておくと思います。
部品 | 症状 | 対策 |
---|---|---|
特に無し |
木製グリップは売りましょうよ
少数でもいいので、木製グリップは別売りしてはどうでしょう。
その上で今後のバリエーションには標準装備して欲しいです。
ホールド・オープン。随所に打たれたシリアル(ホワイト入り)が非常に映えます