タナカワークス/FNハイパワーMkIIIの修理と改造3 ポン付け最強ハイパワー完成!
あれから2ヶ月…。
キャロムショット(以後キャロム)製インナーバレルに「食われて」しまい、使えなくなった純正パーツ「バレルハウジングA」を取り寄せました。
12月2日に注文して入荷の連絡を貰ったのが同月28日、予想より早いですね。
そこから何やかんやで1ヶ月過ぎてしまいました。
あれ?白いよ!?
届いたパーツを見てビックリ。
元のバレルハウジングAは黒染めだったのに、新しいパーツは亜鉛向き出しです。
店員さんに聞いてみましたが「ロットによって違うのかも」という回答でした。
こちらとしては寸法が変わっていない事を祈るのみです。
また社外インナーバレル投入。
キャロム製のインナーバレルで失敗したのに、今度はKM企画製のインナーバレルを購入。
無難に純正インナーバレルに戻しとけ…なんて後ろ向きは嫌だ!とばかりに買ってしまいました。
勿論勢いだけではありません。
元々純正アウターバレルはプラ製の黒で、これに合わせてキャロム製の黒いインナーバレルを買ったわけです。
黒×黒で大変よろしい(入ってれば)。
ところがのちアウターバレルをKM企画製の銀に交換。
結果アウター&インナーバレルの色が合わなくなってしまいました。
ここでインナーバレルもKM企画製にすれば、
銀×銀で収まりが良くなるという訳です。
加えてアウター&インナーを同じKM企画製なら相性も良かろうと。
入った!…途中から入らん!?
KM企画製インナーバレルにバレるハウジングをセットすると、
半分までスッと入って抵抗が。
KM企画お前もか。
この社外バレルもキツキツなのかとキャロム製の悪夢が蘇る。
…若干抵抗があっただけでちゃんと入りました。
ホント、焦らせるの止めて欲しいです。
分解してから2ヶ月経つのでちゃんと組み立てられるか心配でしたが、何とかバレル一式組み上げました。
更にスライドに組み込んで、そのスライドをフレームにセット。
いよいよ復活したハイパワーがその真価を発揮する時が来ました。
まさかのBLKムラ!
トリガーを引くとハンマーは落ちます、ここまではOK。
でもブローバックしない。
正確にはスライドが数ミリ動くだけ。
シングルアクションの固定ガスガンになってしまった…。
どうもハンマーがちゃんとファイアリングピンを叩いてない模様。
気になるのはやはりKM企画製のハンマー。
ハンマーピンの穴がスカスカだったので、そのせいでちゃんとセットされてないんじゃないか。
そう思ったら動くぞ!!
マガジン抜いたりスライドカシャカシャ動かしてみると、今度は見事にブローバック。
動いたり動かなかったりよく分からん。
理由はよく分からないのですが、銃を逆さまにして振ると良いみたい。
という訳で今はちゃんとブローバックします。
他に見た目なんですが、マガジンセフティを抜いたせいでトリガーが前目になってます。
後ろの本来出てこない部分が見えちゃってなんか気になる。
何かスッキリしない所はありますが、とりあえず動くようになったのでこれで良しとします。
また動きが可笑しくなったらバラして原因探ることにします。
というかちゃんと動いているのに余計な事して動かなくなるのがヤダ。
バレル交換で初速はどう変わったか。
気温とか厳密に測定していないので参考程度にまで。
因みにインナーバレルはグレーがかった銀なので、思ったほどアウターバレルとの統一感は無いですね。
目立たないから別に良いんですが。
交換前
- 66.26
- 68.76
- 64.32
- 60.33
- 61.76
平均64.29
交換後
- 64.04
- 64.82
- 64.44
- 63.34
- 62.92
平均63.91
そんなに変わりませんね。
総評
マガジン抜いてハンマーダウン。
これが出来る様になったのが一番大きいですね。
色々パーツ変えまくったり、変えようとしたら上手く行かなかったりと山あり谷ありでしたがようやくここまで来ました。
カスタムレシピ
組み込んだパーツ
- アウターバレル…KM企画製ステンレスアウターバレル
- インナーバレル…KM企画製TNパーフェクトバレル
- リコイルスプリング…プロテック製プログレッシブレート・リコイルスプリングD
- シアレバー…エジプト製真鍮シアレバー
- ハンマー…KM企画製SUSハンマー
- バレルハウジングA…タナカ純正を追加購入
組み込みに失敗したパーツ
- インナーバレル…キャロムショット製精密テーパーインナーバレル
- 放出バルブ…キャロムショット製ハイキックバルブユニット
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