タナカワークス/FNハイパワーMkIIIの修理と改造2 失敗、失敗、大失敗!!
修理が終わっていよいよカスタマイズです。
といっても当方のFNハイパワーは既にパーツをいくつか交換しています。
- アウターバレル→KM企画製ステンレスアウターバレル(8,000円)
- メインスプリング→プロテック製プログレッシブレートリコイルスプリングD(1,200円)
- グリップ→スピーゲル製ココボロチェッカーグリップ
- シアーレバー→エジプト製真鍮シアーレバー(1,000円)
※シアレバーは既に組み込み済です
ここに以下のパーツを追加します。
- キャロム製精密テーパーインナーバレル(2,000円)
- キャロム製ハイキックバルブユニット(2,000円)
- KM企画製ステンレス黒染めリングハンマー(7,000円)
プラス、マガジンセフティのキャンセル化をしようと思っています。
こちらトリガーからパーツを抜けば出来るらしいです。
分解に当たってはこちらのサイトを参考にしました。
・仔馬の備忘録>ハイパワー トリガー,作動系チューン
・仔馬の備忘録>ハイパワー バレル移植
キャロム製ハイキックバルブユニット交換。
一番交換しやすそうなので最初に手を付けました。
あとタイミング、何せガスが切れていないと交換出来ないので。
バルブと言えばバルブレンチ…は今回は使いません。
普通の六角レンチでバルブロックスクリューを外しました。
そして分解して行ったのですが…最後の板が外せなくて放出バルブに辿り着けない。
一番楽そうと思ったら全然そんな事なかった。
残念ですがこれ以上は無理と判断、元に戻しました。
マガジンセフティのキャンセル化。
マニュアルのパーツリストから抜粋しますが、
38.マガジンセフティ
40.トリガー&マガジンセフティスプリング
これを抜きます。
39.トリガー&マガジンセフティピン。
これは無いと見栄えが悪いので元に戻しておきます。
組立時に気を付けるのは、
32.トリガーピン
34.トリガーレバー
36.トリガースプリング
の位置関係、トリガースプリングはトリガーピンの下になり、凹みに食い込みます。
KM企画製ステンレス黒染めリングハンマー交換。
今回のカスタムのメインと言っても良い作業がこれ。
見栄えとしては元のスパーハンマーの方が好きなんですが、
ハンマースパーが手に当たって痛い。
こりゃ堪らんとリングハンマーに交換することにしました。
セフティとフレームインサートピンを抜くとハンマーからハンマースプリングまでごっそり抜けてくる。更にシアーハンマーハウジングからシアーピンを抜き、バルブロックレリーズとシアーを抜くとハンマーが取り出せる。
そしてハンマーを交換するのですが、KM企画製ハンマーのピンの穴がスカスカ。
傾けるとピンがスポスポ抜けちゃう、お陰で組み立てに凄い苦労しました。
後はシアースプリングですね。細い先っちょはフレームに組み込んでから押し込みました。
ちゃんと作動するか組み立ててテストすると…ブローバックしない。
正確には1センチくらいしかスライドが動きません。
どうやら組み方を間違えた模様です。
普通組み間違うと「組み立てられないor作動しない」という不具合が出るのですが、こちらトリガーを引くとハンマーがちゃんと落ちる。
なのにブローバックしないのでどこが悪いのかサッパリ分からない。
またバラすのが辛いので時間を置こうと保留しました。
キャロム製精密テーパーインナーバレル交換。
これを買ったのは精度を上げたいからじゃなくて、黒いアウターに金色のインナーが嫌だったから。
黒に黒ならバッチリだと。
ところがその後アウターバレルをシルバーに交換、結果色がちぐはぐになってしまいました。
ともかく組み込もうとまずはバレル周りを分解。
難関はインナーバレルを留めるCリング(パーツ名:バレルハウジングストッパー)です。
本来は「Cリングプライヤー」みたいな専用の工具を使って外すものですが、持っていません。
色々試した結果、精密マイナスドライバー2本をリングの両端に当てて押し出す、という方法で取れました。
なおCリングは勢いよく飛んでいきます。
危うく無くしかける所でした、壁を前にするとか工夫が必要ですね。
後はインナーバレルを組み込むだけ、Cリングの取付も外すのに比べると楽だろう。
そう思ったらインナーバレルがバレルハウジングに入らない。
寸法合ってないのに精密バレルとか何じゃそりゃ。
やっとここまで漕ぎ着けたのに、あまりにも残念過ぎる話です。
腹が立ったので力づくで押し込めないかとハンマーで叩いた結果…中途半端に嵌るという最悪の結果。
進むも引くも出来ない、バレルハウジングも死んだ!!
アカン、これはメーカーに部品注文するしか無い。
カスタムパーツの取付に尽く失敗。
惨憺たる結果です。
ともかくタナカにパーツ注文しなければ、という訳で次回は間が空きそうです。
最近のコメント