タナカ／S&W M627 Performance Center 8-shot 5inch HW Ver.2グリップ交換

・タナカ／S&W M627 Performance Center 8-shot 5inch HW Ver.2簡易レビュー
こちらの続きになります。

フィンガーチャンネルが合わない！

ハイグリップ気味の自分にとってM627のグリップは手に合いません。
ちょうど小指がチャンネルの山に当たっちゃいます。
じゃあチャンネルに合わせればどうか。
何か銃が重い…そして握らされている感が半端ない。
そんな訳で代わりのグリップを探すことになりました。
当然フィンガーチャンネルのないグリップ、できればオーバーサイズです。

ありそうで無い。

S&WのNフレーム用のグリップなんて星の数ほどある。
たしかにそうですが、もう一つ考えなければならないことがある。
それはスクウェア・バットとラウンドバット。
同じNフレームでもフレームのグリップ部分が「角張っている」「丸まっている」と違いがあります。
これにより付くグリップが全く変わってくる。
ダーティーハリー愛用のM29などはスクウェア・バット。
そしてこのM627のグリップはラウンドバットです。

ラウンドバット対応の、フィンガーチャンネルのないグリップ、できればオーバーサイズ。
これがびっくりするほど見つからない。
まずフィンガーチャンネルの無いグリップの少ないこと。
お前らどんだけフィンガーチャンネル好きなんだよ！
聞こえるはずもないのにメーカーに叫びたくなる。
そして何故M627をラウンドバットにしたんだとS&W（タナカは忠実に再現しただけなので）に文句を言いたくなる。
ラウンドバットは携帯性重視、つまりスナブノーズと呼ばれる2.5～3インチの銃によく用いられます。
でもこのM627は5インチ、携帯の必要性とかまるで無いだろうと。

グリップ求めて（ネットを）三千里。

そんな中でもいくつか候補がありました。

• パックマイヤー／S&W Nフレーム ラウンド グリップ M327 M627 SN-C
  オーバーサイズじゃありませんが、フィンガーチャンネルがありません。
  でも以前言ったとおりパックマイヤーはメダルが退色するのが気になる。
• S&W純正 MODEL 629 DELUXE他、 Nフレーム ラウンドバット用 ターゲット 木製グリップ
  リンク先は実銃のサイトですが、これがヤフオクに売りに出ていた。
  フィンガーチャンネルなし、スクウェアバット、但し値段が高い…。
  開始価格が1万円以上してました。

まさかのウルトラC

別なオークションページで貴重な情報を入手。
売っていたのはNフレーム用スクウェアバットグリップだったのですが説明に、
隙間ができますが、M327／M627も付きます。
大は小を兼ねる、スクウェア・バットはラウンドバットフレームに付く…はず？
そして我が家にはNフレームのスクウェアバット用グリップがありました。

・モデルワークスグレネード／タナカM29orM629用とんかちグリップVer.2

付ける銃もなく死蔵していましたが、これが活用出来るのでは。
但しネジがありません。
元から付いているホーグレプリカとのグリップとは取り付け方法が違うので流用も出来ない。
仕方がないのでキャロム製タナカ対応M29／M629グリップスクリューセットを別途購入し取付。

おお、格好良いぞ！！（一瞬）

黒い銃に白いグリップのコントラストが実に良い…横から見ていれば。
当然ながら後ろは隙間が空いています。
のみならずグリップの中身もスカスカなので、握るとグラグラ動きます。
惜しいけれどこれはダメだ。
いっそラウンドバットをスクウェアバットに変換するキットとか無いのかよ！！
なんて妄想していた時に新たな出会いが。

三拍子揃ったグリップ発見！！

ラウンドバット対応の、フィンガーチャンネルのないグリップ、できればオーバーサイズ。
半ば呪文のようにこの条件で探した所、こちらのブログを見つけました。

・エボログ＞タナカ S&W M627 PCに、HOGUE S&W Nフレーム用 ラウンドパッド ラバーグリップを付けました

私以外にもフィンガーチャンネルに悩んでいた人は居たんですね。
オリジナルグリップとの重量差など詳しく解説しているので、詳細はこちらを御覧ください。

・ガンショップアングス＞HOUGE製「 S&W Nフレーム用 ラウンドパッドラバーグリップ 」実物

三拍子揃ったグリップ、しかも日本で買える！
という訳で注文してみました。

タナカ製よりもタイト。

実銃用だけあってタナカ製のグリップよりも色々とキツめでした。
ネジ受けは隙間が少なく、突起に嵌める穴にほとんど余裕もなく取付は大変でした。
その代わりグラつき等は少なそうですね。
一体型のモノグリップに収める際もとってもキツキツでしたが、お蔭でずれそうにありません。
こうして取り付けたグリップは…銃との一体感が半端ない。
ってこれM19とパックマイヤーグリップの時にも言ってましたね。

フィンガーチャンネル無しって素晴らしい。

お蔭でストレス無く指が掛けられます。
欲を言えば…私にはこのグリップ、幅がちょっと細い。
まあ実銃と違ってトイガンには反動が無いので、スッポ抜ける心配は無いですが。