タナカ/S&W M627 Performance Center 8-shot 5inch HW Ver.2簡易レビュー
念願の8連発リボルバーを遂に入手。
「リボルバーは6連発」
22口径なら10連発とかありますが、基本は6連発。
このリボルバー最大のネック「装弾数の少なさ」をちょっとだけ打ち破ったモデルです。
興味を持った切っ掛けはこちらの動画です。
完全に同一のモデルではありませんが、8連発が凄く印象に残ったと。
因みに現用のS&Wリボルバーは基本的に全部ステンレス製。
黒いモデルもありますが、こちらステンレスを塗ったもの。
ところがM627の実銃にはその塗った黒いモデルも見当たらない。
つまりこのM627 HWは架空のモデルということになります。
他方でシルバーがABSモデルなのに対し、ブラックはHWなので重量があります。
またタナカではM327という同じ8連発リボルバーの別モデルも作っている。
こちらはレールが付いており、各種アクセサリが装着可能。
狙って打つならそっちの方が良いと思うのですが、私はこのシュッとしたバレルが気に入っています。
なのでM327は選択肢に入りませんでした。
ダミーリムがひしめいている。
シリンダーをスイングアウトするとダミーのリムが嵌っています。
Nフレーム用シリンダーだからこそ.357マグナムが8発入る訳ですが、かなりギリギリですね。
ガスタンクとマガジンを兼ねるペガサスのシリンダーは、外部だけが回転し、内部は動きません。
写真の位置で「GAS」という場所からガスを注入できます。
専用の細いガスを使わなくても、ノズルの長いガスボンベならガスを注入できます。
但しロスが多い上、そのせいで注入後にはシリンダーが「キンキンに冷えている」状態になります。
可能な限りタナカの専用ガスを使ったほうが良さそうです。
装弾数は16発。
8連発✕2列だからではありません。
シリンダーの一箇所だけ9発入るマガジンになっており、他の7発と併せて16発です。
フレームに収まると必ず発射一歩手前の位置にマガジンが固定されます。
これにより8発撃った後も途切れること無く弾が供給されます。
7発撃った後にスイングアウトしてシリンダーを回すと、穴からBB弾がポコポコ出てくるのは中々シュールです。
シリンダーは回るのか?打撃力は足りるのか?
6連発の場合シリンダーが1回に60度回転します。
しかし8連発では1回に45度。
動きが少ないということは、トリガーやハンマーやシリンダーハンドのストロークも短くなる。
これで果たして動くのかと思いましたが、問題ありませんでしたね。
8発撃った初速も、
1発目:67.09
2発目:71.42
3発目:71.84
4発目:71.16
5発目:70.45
6発目:71.24
7発目:69.99
8発目:70.62
大体70m/s前後で安定しています。
このパーツ何?
フォーシングコーンの上あたりに銀色のパーツが付いています。
最初エアガンオリジナルのホップアップ関連パーツかと思っていましたが、実銃にも存在しました。
説明書を見ると「ガス・ガード・プレート」と言うそうです。
グリップが…。
一見ホーグのラバーグリップ、最初実物が付いているのかと思いましたが、どうやらレプリカの様です。
このフィンガーチャンネルが全然私の手に合いません。
私の握り方だと小指がちょうどチャンネルの山に当たってしまいます。
逆にチャンネルに指を合わせるとかなりのローグリップになってしまい、凄く持ちづらい。
これは変えたいですね。
ハンマーが…。
M627には木の葉のような形のハンマースパーが付いています。
これ尖っていて痛い。
起こそうとすると親指の腹にブスリと刺さります。
あまりシングルアクションには向かないハンマースパーですね。
サバゲのサイドアームにも使えそう。
旧来リボルバーのガスガンはガスルートの問題とカート式のばらつきでオートより性能が低いのが普通でした。
しかしペガサスシステムの安定性と16発という装弾数はサイドアームにも十分使えるレベルではないでしょうか。
オートと違ってマガジンを落とす心配も無いですしね。
ザ・本音。
実を言うとエアガンじゃなくてモデルガンが欲しかったんです。
カート8発手で込める、8発用スピードローダーを使う、ムーンクリップにカートを8発セットする。
というのをやってみたかった。
でもタナカはガスガンしか作っていない。
現代リボルバーのモデルガン化は厳しいんでしょうか。
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