東京マルイ/FN5-7(FNファイブセブン)
ジャンル | 作品 | 使った人 |
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漫画 | ガンスリンガー・ガール | ジョゼ |
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述 |
左右両面
マルシン/FNファイブ・セブンUSG 6mmブローバック をご参考下さい。
使用する5.7mm弾を他のメーカーが採用したという話を聞きません。 いっそFNハイパワーを大型化して、5.7mm対応モデルを作る気はないんでしょうか。 その姉妹品として現状のフレームでは困難な45口径対応バージョンがあれば尚可です。
検索ワードで一番
新品をショップのイベントで購入。Google Analyticsで調査したところ、現在、当サイトにおける検索ワードランキング第一位だったのが
「ファイブセブン」つまり当モデルでした。みんなファイブセブンどうなのか知りたいんですね。
私自身は以前マルシン製品を購入。外観はともかくその作動に問題があったので他メーカーによるモデルアップを切望していました。 ただ本銃購入以前ににマルシン製を手放してしまいましたので、2挺並べての比較調査が出来ません、ご了承下さい。
右側面
HOP-UPのタグ
トリガーガードに取り付けてある「HOP UP」タグを取るのが大変でした。輪ゴムが小さく、取り外すのにえらい苦労です。
イライラして引きちぎった人も多いのではないでしょうか。
シールも…
スライドの警告シールも剥がすのに一苦労。安易に外しちゃダメなのかもしれませんが、写真を撮りたいので取っておきたい所です。
スライドに爪跡を付けない為に慎重に剥がし、引っ付いた粘着を綺麗に除去。う〜ん面倒です。

前部。バレルが金属なのは良いのですが、仕上げがイマイチ

後部。サイトは固定式、しかも3ドットタイプで見やすいです
前後を見てみる
マズル部分を見るとまず目に入るのがバレル。アウターバレルが金属製で、シルバーメッキがかけられています。
ただ表面がかなりボコボコしており、まるでWAのマグナテックの仕上げの様です。
…実銃もこうなんでしょうか。
リアサイトはマルシンのフルアジャスタブル(可動式)と違い、ノバック?に似た固定タイプが採用されています。 それに伴いフロントサイトがマルシン製よりも低くなっています。 マルシンのフロントサイトは高すぎる気がしたので、丁度良いです。
メーカー比較。左が東京マルイ、右がマルシン製ファイブセブンです
握りやすそうで、そうでもないグリップ
マルシン製の時も言っていますが、細いわりに握りにくいグリップです。
弾の特性上仕方ない部分ですが、前後幅があるからです。
またびっくりしたのがグリップの滑り止め。痛いほどにシャープです。金型の成形技術が良い証左と思われます。
でも気になる人は軽くヤスリがけした方が良いでしょう。
トリガーが重い
暴発防止なのかトリガーが重いのが気になりました。
トイガンとしてはシングルアクションで、マニュアルセフティも付いているのでもうちょっと軽くして欲しい所です。
旧MGCのグロックは重いトリガーを一気に引ききることで、プレートが直接バルブを叩く構造になっていたのですが、
丁度あのトリガーを思い出しました。
サムセフティが固い
サムセフティは他の拳銃で言う、スライドストップの場所に位置しています。
自然、人差し指でのON/OFFとなります。
宇宙人でもない限り、右手の親指で解除できる人は居ないでしょう。
更にセフティOFFは楽なのですが、ONが固いです。
力の入らない人差し指先端でのセフティONはかなりきついです。
マガジン。仕上げ・ガス容量・装弾数ともに問題ありませんが…
マガジンの外観は最高
マルシン製が?だっただけに評価が高くなってしまうのがマガジンです。
まずガスがかなり入ります。加えてマガジンボトムがプラ製で、亜鉛製だったマルシンの様に退色や錆を気にする必要もありません。
そして装弾数。マルシンは実銃の20発よりも少ない18発(6mmバージョン。実測だと19発)でしたが東京マルイ製は26発と、ファイアーパワーも申し分ありません。ケース部分の仕上げ・塗装ともに綺麗です。
でも装填が大変
ローダーを持っていないので手で弾込めしたのですが大変でした。
まずファロアースプリングがかなり固い上、ファロアーの出っ張りが小さいので下げるのに一苦労。
加えてリップもきつく、弾が中々押し込めません。
スプリングはともかく、リップ部分はもうちょっと弾力性を持たせて欲しかったです。
作動テスト
バコン、バコンとプラスチック同士が衝突する音がします。
記憶にあるマルシン製ファイブセブンの作動音に近いです。
作動は安定しており、連射してもスライドの後退速度は一定です。
記憶にあるマルシン製ファイブセブンの作動とは大違いです。
例によって命中精度の調査はやっていませんが、東京マルイ製品なら問題ないでしょう。
総評
「当てられて、部屋撃ちもいけるファイブセブンがようやっと来た」という印象です。
サバイバルゲームではP90の相棒として手に入れるユーザーも多いでしょう。
ただ気になるのが「沢山売れるのかなこれ?」という事です。 まず見た目がかなり未来的、光線銃みたいなデザインです。 ビジュアル面で強烈にアピールできる反面、ガバメントやルガーP08が好きな「銃は鉄で出来ている」オールドファンには殆ど受け入れられないと思います。
ホールドオープン。バレルの細さが際立っています
加えてメディアでの露出があまり無いことが心配です。一部漫画等で使われていますが、ニュースで警官や軍人が腰に差しているのが見えたりといった公的機関の採用を聞きません。仮に採用していたとしても、それはメディアに出せない部隊の人なんじゃないかと思えてなりません。 ハリウッド映画で2挺持って撃ちまくる映画が大ヒットしてくれれば知名度は大アップしますが、そんな話もまだ聞きません。 そんな訳で一般知名度に乏しい為、下手をすると「架空の銃」と誤解されかねません。 因みにトイガンの世界には「小口径の銃は売れない」というジンクスがあります。
実銃の知名度が上がらない原因として、 「防弾チョッキを貫通する」特殊弾頭を使っている事がネックなんだと思います。 一般販売用の弾丸も作ったみたいですが、それ自体が独自規格の弾なので高い事は容易に想像できます。 何より現状の9パラや.45を止めて5.7mmに走る理由がありません。 そんな訳で東京マルイも売り方を工夫(P90とFN57のお買い得セットなど)を凝らす必要があるかもしれません。
- 固定サイト
- マガジンの出来
- 安定作動
- バレルの仕上げ
- トリガーが重い
- セフティが固い
メーカー | 製品 | 価格 |
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なし |
これから沢山出てくると思われます
部品 | 症状 | 対策 |
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特になし |
社外品でアルミスライドが作られると思われます。 これに交換すれば作動音がいくらか良くなるかもしれません。 但し2/3はプラスチックに覆われている構造なので、見た目はあまり変わらないでしょうし、プラカバーを被せる為、値段は高くなってしまいそうですが。…もしかしたらカバーも全部金属にしたアレンジタイプの可能性もあります。
スタームルガーSR9
ファイブセブンと全く関係ありませんが、シルエット的にちょっと似ている気がするSR9です。
これマルイのガスブローバックで作ってくれないものでしょうか。