WA/SV インフィニティ エキスパートピストル 4.3インチ09版
種別 | 仕様 |
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発売 | 2007/11/中 |
価格 | 28,000円 |
型番 | WA-SVBU |
バージョン | SCW3 |
スライドノッチ | 貫通ワイド型、めくれ対策あり |
フロントサイト | ドブテイル型赤色集光アクリル入り |
リアサイト | ノバック型赤色集光アクリル入り |
トリガー | SVトリガー(青) |
バレル | 真鍮製メッキコーンアウター&真鍮製メッキインナー、メタルチャンバー、リコイルスプリングガイド一式 |
セフティ | 5mm軸SVタイプアンビ |
スライドストップ | 抜き易さは不明だが、シャーシが厚くて手で出しづらい |
フレーム | SVグリップフレームに付き不可 |
ジャンル | 作品 | 使った人 |
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※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述 |
左右両面
多分オリジナル
SV社(Infinity Firearms)がオーダーメイド方式を取っていることもあり、
またWAで過去に発売した WA/SV インフィニティ エキスパートピストル 4.3インチ のアップデートバージョンということもあり、オリジナルデザインといって良いと思います。
右側面。
新品をショップの特売で購入。本来予定は無かったのですが、セールで安かった為に思わず買ってしまいました。 元々SCW2で新たに作成したSVインフィニティシリーズのバリエーション、エキスパートスライドのリニューアル版です。
シルバーパーツが明るい!
まず嬉しかったのがこの点です。最近のSV製品は灰色がかったくすんだシルバー塗装が多く、これが好きじゃなかったので。
加えてベースの薄いマガジンも待ち望んでおりました。これ実はSCW2版のエキスパート4.3以来付けているモデルが無かったレアなマガジンです。
そしてSCW3らしくメタルチャンバー、スライドノッチプレートなどリファインに相応しいパーツの変更が行われています。 前後サイトにはこれまたSCW3で登場した集光アクリルを内蔵しているなど地味に変更点が多いモデルです。 しかしながら…
なんで貫通ノッチなの?
ここがどうしても納得行かないです。金型が修正出来なかったのでしょうか。
エキスパートスライドはWA製品の中でもいち早く貫通スライドノッチを採用したスライドです。
新規スライドで最初から貫通ノッチ。何か金型レベルで貫通ノッチに固定されている気がします。
ここは頑張って修正してほしいですね。
前部と後部
スライドはブツギリされたように真っ平らで面取りがありません。フロントサイトの集光アクリルが貫通してるのが分かります。
後部から見ると前後サイトの集光アクリルが良く分かりますが、こちら日光に当たると本当に見やすいです。

前部。

後部。
スライド分解
やはり貫通ノッチが気になります。貫通ノッチは本来めくれ対策だったと聞いていますが、このスライドにはスライドノッチプレートが内蔵されています。対策が被っているのでノッチは非貫通タイプに戻してほしいですね。因みにこのスライドにはバレルブッシングの溝が無いのでブッシング仕様には出来ません。最もブッシングに対応するSV用のプラグが未だ発売されておらずどっちみち不可能ですが。
スライド分解。
メタルチャンバーには「INFINITY 45 ACP」の刻印が施されています。 リコイルスプリングガイドはプラグが銀、ロッドが黒という珍しいツートーン仕様です。
フレーム分解
SV系で気になるのが、マガジンが時々引っかかる事です。これどのSV系でも起こります。どこかにガタでもあるんでしょうか。
スライドを引くと大体解消します。同じハイキャパのWAパラオードにも見られる現象です。
逆に良かったのがトリガー。青のショートトリガーは引きやすかったです。
フレーム分解。
実射
マガジンバンパーが薄く実質マガジンが短いですが、それをものともしない高速で重量感があるブローバックです。
例によって命中精度の調査は省略です。
総評
貫通ノッチは気になるものの、シルバーパーツの色味や集光アクリルサイトなど中々に魅力的な製品です。
「コマンダーサイズのハイキャパシティ.45オート」が欲しい人にオススメです。
- シルバーパーツの色
- 薄型バンパーのマガジン
- ファイバーオプティックの前後サイト
- 貫通ノッチ
- マガジンの引っかかり(SV系でたまにある)
スライドのパーツを流用して、SVシングル4.3を作ろうと思います。
ホールド・オープン。
部品 | 症状 | 対策 |
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特に無し |
SV系のパーツをもっと作って!!
SVインフィニティは受注生産に近い形態を取っており、パーツのバリエーションが豊富です。
しかしWA製品のSVのパーツ構成はいつもお決まりです。
フルカバーのスライド&フレーム、インターチェンジャブルトリガー、スクウェアハンマー、エド・ブラウンのアンビセフティとグリップセフティ…。
只でさえ木製グリップが付けられない銃なので、せめてパーツ類は充実させて欲しい所です。
ホールド・オープン。