WA/SV インフィニティ4.3 リミテッド・オールブラック(WA-SVBO)
種別 | 仕様 |
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発売 | 2007/02/15 |
価格 | 27,000円 |
型番 | WA-SVBO |
バージョン | SCW3 |
スライドノッチ | 非貫通ナロー型、めくれ対策なし |
フロントサイト | ドブテイル型 |
リアサイト | ボーマー型L字サイトブレードタイプ |
トリガー | SVインターチェンジャブルトリガー(銀) |
バレル | 真鍮製メッキコーンアウター&真鍮製メッキインナー、プラ製チャンバー |
セフティ | 5mm軸キンバータイプシングル |
スライドストップ | 凄く抜けにくい |
フレーム | ハイキャパシティの為、実物グリップ装着は不可 |
ジャンル | 作品 | 使った人 |
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※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述 |
左右両面
恐らく架空
INFINITY FIREARMS のホームページに合致するモデルはありません。
オーダーメイドが多いメーカーなので全てが載っている訳では無いですが、恐らく架空モデルでしょう。
実際のところ検索してもWAのSVインフィニティの方が出てくるので探しにくいです。
右側面。
オールシルバーの色違い
中古品をネットオークションで購入。先にレポートした WA/SVインフィニティ4.3リミテッド・オールシルバー の色違い。
SVコマンダーのスタンダードを狙って発売したモデルと言う感じです。
スライドノッチプレートが装備される前なのはちょっと残念ですが、ノッチがスモールサイズなのは良かったです。
気になるのはマガジン。コマンダーサイズにも拘らずバンパーの大きいフルサイズ。
その為かなり縦長に見えます。
コンパクトオートと言う観点からも、バンパーの小さいマガジンを採用して欲しかったです。
前部と後部
マズルのフラット(平ら)なバレルは最近では珍しい。テーパー(スリバチ状)になっているのが大半だからです。
個人的にこちらの方が力強い感じがして好きですね。フロントサイトには緑色集光アクリルが差し込まれています。
リアサイトはボーマーながらL字ブレードに白ドット入り。
白ドット入りノバックサイトの3点照準に慣れている身としては大変見やすいサイトです。
ドットに慣れてしまった所為で、ドットの無いサイトがえらく見づらい感じがします。

前部。

後部。
スライド分解
アウターバレルはネジロック等の使用も無く簡単に分解できました。
大変だったのがフロントサイト。
手を掛ける所に集光アクリルの棒があります。
力を入れると簡単にポキッと折れる。
サイトベースにティッシュを当て、六角レンチをゴムハンマーでトントンやってやっと取り出しました。
スライド分解。
フレーム分解
スライドストップが銀、マガジンキャッチが黒と色違いなのが珍しい。
こちらで面倒なのはシャーシとグリップフレームの分解です。
トリガーガードスクリューは左から六角レンチ、右側からマイナスドライバーを差し込んで回さないといけません。
ある程度ネジが緩んだら六角レンチを押し込んでマイナスネジのナットをグリップフレームから抜きます。
更に面倒なのがメインスプリングハウジングのピン。
シングルカアラムのM1911と違って異様に固く、ピンやポンチ単体ではまず抜けません。
その上ピンの形状が凹じゃなくて凸な為、撃ち損ねるとグリップフレームを傷つけかねません。
こちらは Back-Up-Trading/M1911ジグ(メインスプリングハウジング用) とゴムハンマーを使い、ピンからジグがずれない様に気をつけながらゴムハンマーで打ち込んで外しました。
フレーム分解。
実射
バスともビスともいう音と共に強烈なブローバックが楽しめます。
コマンダースライドにフルサイズのハイキャパシティマガジンと言う組み合わせが良いのかもしれません。
例によって命中精度等の調査はやっておりません。
あとSVハイキャパシティにしてはトリガープルが軽かったです。
これまではシングルカアラムよりもトリガープルが重いのが大半でした。
総評
撃って遊ぶのが楽しいモデルです。
モチーフが無いのでこのモデルに入れ込むという感じはありませんが、マグナの強烈なキックを楽しみたい人には向いています。
- サイトが見やすい
- キックが強い
- マガジンバンパーが大きい
パーツ単位で自作カスタムに流用予定です。
ドット入りのボーマーサイトは既存のボーマーよりも見やすいので、ボーマー使用モデルとの差し替えを考えています。
また、エドブラウンタイプのグリップセフティも注目。
グリップセフティはシアーとの相性がシビアで、特にバージョン3のシアにはバージョン3のグリップセフティを使わないと作動しない場合があります。
エドブラウンのSCWバージョン3用グリップセフティは地味に貴重です。
ホールド・オープン。
部品 | 症状 | 対策 |
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特に無し |
タイトル
バンパーの薄いマガジンを使ったモデルはSCW2のSVエキスパート4.3以来ずっと出ていませんでした。
SVエキスパート4.3/09モデルでようやく復活しましたね。
正直4.3インチモデルにはこちらの方が合っていると思います。
ホールド・オープン。