WA/コルトMkIV Series'80シルバー・モデル
- 全長:約216mm
- 重量:約820g(実測)
- 装弾数:約15発+1発
- 可変HOP-UPバレル搭載
- Rタイプ・マガジン(リップ一体型)
- ABS樹脂製
- パーフェクト・バージョン
- 21,000円
ジャンル | 作品 | 使った人 |
---|---|---|
――― | ――― | 当該モデルでは、特になし |
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述 |
ガバメント自体については、WA/コルトM1911 U.S.ARMY をご参照下さい。
シリーズ80(80年代モデル)の特徴は大きく2つです。
・フロントサイトの大型化
・ATFB(オートマチック・ファイアリングピン・ブロック)の装備
前者はサイトピクチャーの向上という点では良いのですが、取り付け方が従来と同じステーキ・オン(※1)と呼ばれる方式の為、射撃の衝撃で吹っ飛んでしまう欠点があります。
後者はトリガーを引かない限りファイアリングピンの前進をブロックする機構で
コルトはパテントまで取って(※2)大々的に売り出したのですが、ユーザーからは
「トリガープルが変になる」
「初心者向け、無くても困らない」
とあまり評判が良くありませんでした。
その後前のシリーズ70(ATFB非搭載)が一時値上がりしてしまうと言う皮肉な結果を生んでいます。
刻印がシンプル過ぎて寂しいという意見もあり、また80年代より熟練工が抜けてコルトの品質低下の象徴となってしまったりと、ちょっと不遇のモデルです。
※1 フロントサイトをスライドに差し込み、裏側からカシメて固定する方法です。アリミゾ+ネジ止めほど確実ではありません。
※2 ガバメントタイプのATFBのみのパテントで、別モデルのATFBは入ってません。
中古品をネットオークションで購入。最近のWAシルバー製品は「HWに塗装」なのでABSのシルバーメッキモデルが懐かしくて買ってしまいました。前の世代(非Rタイプ)はシリーズ70でシルバーモデルを再現しており、差別化を図っています。
スライド・・・クロームメッキの様なピカピカの銀色をしています。
フレーム・・・マットステンレス調のくすんだ銀色。
金属部品・・・これもマット調だがフレームとは違う、白っぽい銀色。
スライドに指紋が付くので注意です。金属パーツはフレームと色調を統一して欲しかった。 また金属部品には、表面のブツブツなど粗さが目立ちます。一旦仕上げをしてからメッキして欲しかったです。
手に持ってビックリ、物凄く軽い。
「500グラムしか無いんじゃないのか」とすぐ秤で重さを量ると約820グラム。
HW樹脂や金属グリップに慣れ過ぎて感覚が鈍っていた様です。
また、以下の点が気になりました。
パーティングラインが未処理です。メッキモデルだと手出し出来ません。
あまり目立ちませんが、リーフ・カットの付け根にヒケがあります。 HWモデルの採用で殆ど無くなったのですが、ABSだと出てしまう様です。 現行品のABSスライドがどうかは不明です。
昔から不思議で仕方ない段差付きのアウター・バレル。実銃では殆ど見ないのに、旧MGCのガバメントも何故かこの形でした。 水道管みたいでいまいちだと思うのですが、コスト上便利なのでしょうか。
ブローバックが遅い&弱い感じがします。マグナ最大の売りだけに気になります。
別のモデルとスライドを丸ごと交換すると、リコイルが強くなりました。シリンダーが旧式なのが一因の様です。
逆に、ハイキャパにこのスライドを付けてみると、
「ドン!」と勢い良くスライドが下がり、その後ズルズルと戻って行きました。
メッキが厚くて作動の障害になってもいる様です。
スライドのレール部分を見るとバリも多く、ここがそのままメッキされていますので、渋くて当然ですね。
作動に関してマイナス面が多いですが、「時代が違う」と考えるべきでしょう。
スライドとフレームのメッキが美しいので、このままでは勿体無いです。
他の機種と組み替えながら快調作動を模索したいと思います。
- シルバーメッキ
- 大型のフロント・サイトとリアサイト
- 古いエンジンと厚いメッキで作動が渋い
メーカー | 製品 | 価格 |
---|---|---|
WA | 沢山あるのでリスト参照願います。 | 円 |
WA製カスタムパーツリスト を参照願います。
部品 | 症状 | 対策 |
---|---|---|
なし |
特にありませんが、SCW Ver.3でもオールシルバーメッキ(マグナテックの塗装ではない)のガバメントが欲しいですね。