一番好きなトイガンメーカーといえば…。その2

初めて買ったモデルガン。
当時はM1911よりもS&Wオートが好きだったのですが中々売って無かった。
モデルガンを買いはしないのですが、売っている姿と言うか現物を見ているだけで幸せだったんですね。
しかしS&Wは商品自体を見た事が無かったと。
当時からマルシンはキットの「持ち回り生産」を行っていた様で、全機種売っているのを見たことがない。

それがある日S&W M39のキットを見つけたものだから大興奮。
その上このキットに目を付けたのは自分だけじゃ無かった。
…父親です。
考えてみたら父が買えば私も遊べる。なのにその時は、
僕の銃が取られちゃう!
と考えてしまった。
「これ買おうか「僕が買う!!」」
父の言葉を遮って、と言うか父が譲ってくれてめでたく購入となりました。

因みにもっと安いモデルガンとして今をときめく東京マルイの「造るモデルガンシリーズ」もありましたが、何か違う気がして殆ど興味が湧きませんでした。

モデルガンのキットは接着剤がいらない。
プラモの接着が面倒だと思っていた私には凄く画期的に見えたものです。
加えて色を塗らなくてもリアルに仕上がるとあって「モデルガンのキットは特別」と言う意識がありましたね。
更に1/1リアルスケールというのが何となく好きでした。

そしていざ製作です。
頭にはもう快調作動したモデルガンと悦に入った自分の姿しかありません。
説明書通りに組み立てて行くと…動きません。

おかしいな、書いてある通り作ってるのに。
原因は油、ガンオイルを差さなかったからです。
と言うかガンオイルの存在を知らなかった。
加えて箱から開けてスグに組み始めたのでパーツにバリがついたまま。
そりゃ動く訳ありませんが、当時は原因がまるで分かりませんでした。
そんな訳で最初の何丁かは「どうにか組めるけど作動が渋い、或いは動かない」と言う無稼働モデル作ってる様な出来でしたね。

しかしこっちもバカじゃない。
失敗を成功の母とすべくガンオイルはじめ紙やすり、棒やすり、ドライバーにコンパウンドと着々と道具とノウハウを蓄積していったのです。
ホント「好きこそ物の上手なれ」ですね。
そしてワルサーPPK/Sだったでしょうか、ようやく完成品と言えるものが作れました。
それ以前に上手く作れなかったS&W M39、モーゼルM712、コルト ガバメントM1911A1はいつかキット組んで精算したいと思っています。

因みにこのワルサーPPK/Sですが。
遊んでいる内にトリガーガード付け根のプラ製部分が割れました。
金属とプラをピンで止める小さくて弱い部分なんですが…一番の原因はオイルでした。
CRC556…専用のガンオイルじゃなくて、機械油を使っていたんです。
これABSを侵して脆くしちゃう。
原因が分かって以降も破損が怖くて「PPKのトリガーガードは外しておく」のがデフォルトになりました。

 


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1件の返信

  1. 2015年8月10日

    […] S&W M39と言えば個人的に思い出深いモデルガンです。 ・一番好きなトイガンメーカーといえば…。その2 マルシン製品 を買って待機する必要があるかもしれません。 マルシン/S&W M […]

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