東京マルイ／VSR-10 その2～MULE（CAW）／木製ストック スダンダード STDを購入＆仮組み～

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以前予告していたVSR-10用木製ストックを入手しました。
時間は経ったけれどすんなり購入…出来ませんで、目をつけていたショップは売り切れていて探しました。

箱は簡素、そして恐れていた事が。

段ボール箱にテンプレート当ててスプレーで製品名書いてますね。
中を開けるとエアキャップ（プチプチ）に包まれた木製ストック。
そしてその上に紙とパーツが付いてくる。
紙に書いてあったのは、
「パーツNO.VSR-14チャンバーブロックを写真のように加工します。」

加工します加工します加工します

恐れていたことが起こりました。
…実は加工が必要というのはAmazonレビューにも書いてあった。
ここで「個体によっては加工＝しなくて良い場合もある」というのを期待したらすべからく加工して下さいだった。

マガジンキャッチ周りのパーツを加工して取り付ける必要がある様で。
具体的には亜鉛合金のチャンバーブロックの出っ張り（○の部分）を削れと。

ともあれご対面…想像以上に美しい。

通販で木製グリップとか木製ストックを買うと色味が気になるんですが、
最高です。
赤みがかった茶色は私が最も好む色。
加えてチェッカーがアクセントとなって実に美しい。
MULE、実にいい仕事してます。
これ付けたらVSRどうなっちゃうんだろう…期待が高まります。

①②③の順でバラしていく

とりあえず仮組み、そのために分解。

加工しないとマガジンは固定できないものの、取り付け自体はポン付けで出来る。
そりゃまず付けたくなっちゃいますよ。
VSRはアクション（機関部）とストックが六角ネジ2本抜くだけで分解できます。
短いネジが前で長いネジが後ろ、これを忘れない様にしましょう。
この時感心したのがマルイ純正プラストックのネジ穴。
前のネジ穴はピッタリサイズなんですが、後ろのネジ穴は楕円形。
多少融通が効くようになっているんですね。あとは、

1. ボルトハンドルを上げる
2. バレル前方を上げる
3. バレル後方（トリガー周り）を抜く

これでアクションが取れます。組み立てる時はその逆です。

これ、木じゃ無理

マガジンキャッチ部分の構造にビックリ。

取り外したストックに唯一取り付けられているメカがマガジンキャッチ一式です。
ここを見て思ったのが、
何て複雑な形状してるんだという事です。
型に入れるプラスチックならまだ良いですが、木でこの形を作るのはとんでもなく難しいのは素人でも分かる。
仮に再現できたとしても手間が凄くかかる＝値段がハネ上がるのは間違いない。
…実は他社の木製ストックでも「マガジンキャッチ周りが大変」という話は聞いていました。
VSRの木製ストックが少ないのは需要が少ないからだと思っていたのですが、このマガジンキャッチ周りがネックだったのかもしれません。
マガジンキャッチ関連のパーツは組み込む方向が分からなくなるので、写真に撮りました。
当然ですが、マガジンキャッチを外す時はバネの紛失に注意しましょう…1回飛ばしました。

長さと重さ

組み込む前に純正プラストックとMULE製木製ストックを比較。
木製ストックが若干長いですね。
重量はプラストックが743gに対し、木製ストックが1,196gと453gの重量増です。
なおプラストックはマガジンキャッチを外しましたが、スリングスイベルはそのままです。（外し方が分からない）

抜群の高級感。

いざ組込んでみましたが、もう見た目がヤバいです。
正直東京マルイ製品は実射性能第一で見た目は二の次、あんまり所有欲を満たされないと思っていた。
木スト付けたVSRは完全に高級ライフルの面持ち。
狙い通りですが、ストック前後のチェッカーが素晴らしいアクセントになっている。
見てニンマリ、手にとってニンマリ、壁に飾っても映えそうです。
仮に山でこれ持ってたら間違いなく実銃持ったハンターに間違えられそう。（やりませんが）
予想通り、いや予想以上にカッコイイ。

とりあえず。

チャンバーにBB弾を入れれば単発銃として使えなくもない。
そう思いながら試行錯誤した結果…輪ゴムでマガジンを止めることにしました。
これちゃんと入って無くて、ボルトを引いたらマガジンを少し押してリップ解除、ボルトを押し込んで装填しないとダメですが、一応撃てます。

気になったこと。

組み込むときから「ちょっとネジ穴が寄ってるな」と思ったのですが、ストックに対してアクションが左に寄ってる。
或いは単にストック右側の隙間が多いのか。
命中精度には関係無い様で、交換後も良く当たるのですが、ちょっと気になりますね。
あとプラストックよりグリップが太いですね、木製だから厚みが必要だったのでしょうか。
自分は手が大きいのであまり気になりませんが。

他にはスリングスイベルですね。
一応前後に穴は開いているのですが、ネジ穴がありません。
プラストックから外して使うのか、別売りのものを購入するのか。
木ネジみたいに食い込ませるのか、ネジ穴を切る必要があるのか全く不明です。

知人に見せたら

輪ゴムマガジンキャッチで大笑いされたのと「サイトが見劣りする」という指摘がありました。
前者はともかく後者は私も思ってた、やはりスコープを付けたい。
マウントを買ってあるので当然付ける予定なのですが、その前にチャンバーブロックの加工ですね。
ヤスリでゴシゴシやるのは面倒なので、リューターの購入を検討中です。

お値段以上、木スト

購入後スグにレビューを出すつもりだったのですが、気に入り過ぎて3日間くらい遊び呆けていました。
本体より高いパーツではありますが、それ以上の価値はあると思います。