ジャンル | 作品 | 使った人 |
---|---|---|
映画 | ビバリーヒルズ・コップ1〜3 | エディ・マーフィ |
映画 | ボディガード | ケビン・コスナー |
軍隊 | −−− | SAS(スペシャル・エア・サービス) |
『超個人的製品化希望銃』その1●FNハイパワーMKV(ベルギー製)も参考にして下さい。
FNハイパワー自体は別に機会に述べるとして、ここはMKVについて書きます。
1935年に発売されたオリジナルとの主な相違点は以下の通りです。
- フロント・リアサイト共に大型化し、ホワイトドットが入りました。
- サムセフティも大型化、アンビになりました。
- グリップが木製→プラスチックの幅広のものに変更されました。
これだけのマイナーチェンジで済むのは、元々の完成度が高いからだと思います。
ただ名作を出すと次回作に苦労するらしく、ダブルアクション化したBDM、ポリマーフレーム化したモデル・フォーティーナイン共々苦戦しているように見えます。
いっそMKWを出して
- スライドストップの延長
- セフティをもっと幅広に(やりすぎると引っかかるのだが、まだ薄すぎ)
- フレームのグリップ前後にチェッカーを入れる(もうあるかも)
- ライト等を装着するため、レールを切る
バリエーションとしてコンペンセイターとアジャスタブルサイトがついたターゲット・モデルがあります。
また、ノバック・サイトで有名なウエイン・ノバック氏がカスタマイズを得意としているモデルで、一例として
- 大型フロントサイトとノバック製リアサイト
- スライド前部にセレーション
- ワイドトリガー
- ワイド・サムセフティ
- カスタムハンマー
- フレームのグリップ部分前後部にシボ加工
- CRAIG SPIEGEL木製グリップ
新品を通販で購入。箱を開けてビックリ、説明書が入っていませんでした。
問い合わせた所メーカーのミスらしいです。在庫全部が説明書なしで、入荷次第発送するとの事。
大丈夫なんでしょうか、タナカ。
手に取るとベタベタ、全身油まみれです。内部ならともかく外側まで油漬けする事は無いと思います。
本当に大丈夫なんでしょうか、タナカ。
<外観>
流石モデルガン屋、全体的な造形は最高です。HW樹脂のお陰でラインのエッジがピシッと立っています。スライド前部の形状は素晴らしいの一言です。
パーティングラインもトリガーガード内側まで消されています。
重量についてよく「軽い」と言われていますが私はそれほど気になりませんでした。
元々細身の銃なので、HW樹脂の恩恵を受けにくいと思います。正直これで十分です。
ただ一点、スライドのスライドストップ近くに湯ジワ発見。それほど目立たないのですが、スプリングフィールドを作っていた頃(1997年)と技術力が同じなのかと別の意味で気になりました。
MkV独特のプラグリップですが、ミリタリー等従来品より太くなった気がします。
ここは木製グリップに是非換装したい所です。
フロントサイトとリアサイトにホワイト・ドットが入っているのですが、●ではなく■です。珍しいですが、使い勝手は一緒です。
<実射>
最初の動きは渋いです。本当にマグナかと疑ってしまいますが、タナカ製品特にHW製は慣らしが必要なのでここでガックリしてはいけません。…と
思いながら何気に東京マルイ製「メンテナンス専用ガス」を入れてみたら、嘘の様にガンガン動き出してビックリ。快調に作動しています。お困りの方は試してみてください。
実射で判明した問題点は以下の通りです。

握る時にやたら手に当たります。実射時ではないので痛くはありませんが、気になります。
サムセフティ
親指の第二関節側面で解除するのですが、時々滑ります。もう少し幅広にして欲しいです。

切れが良くありません。どこで落ちるのか分かりにくく、ガク引きしがちです。
以上3点については実銃通り作っただけで、タナカの所為ではありません。解決策も思いつかないので放置しています。
本音を言えばカスタムパーツが欲しい所です。
マガジン関連
これはタナカの責任重大です。
まず、ガス漏れ。今日(所持1年以上経過)までガス漏れは全く起きていません。タナカには過去随分泣かされましたが、とりあえず安心です。
それよりも気になったのは、
スリット&ファロアーが側面にある点です。
BB弾はダブルカアラムでジグザクに入ります。
側面からはこの様子が見えません。何故スリットを正面に配置しなかったのでしょう?
またファロアーの動きが渋過ぎです。時々BB弾を押し上げられず装填不良を起こします。
挙句スライドストップが上がりません。ファロアーの上がりが足りないみたいです。
マガジンのファロアーが渋い件についてはシリコンオイルを噴き、手動で前後動させて慣らしました。
根本的な解決策としてはマガジンを分解、ファロアーとスリットを磨き込むのが良いかも知れません。
スライドストップの件については慣らすとかかる様になりましたが、スライド切り欠き(ノッチ)の半分が精一杯。
このままだとノッチがヘタりそうなので少し加工しました。 マガジンのスリット上部を軽くヤスリがけして、ファロアーが今よりもっと上がるようにすると、ちゃんと上がる様になりました。 但し削りすぎると弾が残っていてもストップがかかる場合があります、調整は慎重にやってください。
HW樹脂故か、ならし運転と微調整が必要です。
しかし現在最高のハイパワーなのは間違いありません。
MkIIIになってからはガス漏れも無くなりましたのでハイパワー好きは絶対に「買い」です。
- 造形。HW採用でエッジが立って尚良し。
- フレームのグリップ後部。マルシン製モデルガンはここが別部品だった。
- ガスが漏れない(本当は漏れなくて普通、と言いたいですが)
- ファイアリングピンがモールドで再現されているが、かなり適当
- 箱出しでちゃんと動かない(微調整で快調になります)
- マガジンのスリットが側面にある事
メーカー | 商品名 | 価格(税込) |
---|---|---|
タナカ | FNブローニング・ハイパワー コマーシャル・モデル | 19,425円 |
タナカ | FNブローニング・ハイパワー ミリタリー・モデル | 21,000円 |
タナカ | FNブローニング・ハイパワー 中華民国仕様 | 21,000円 |
タナカ | FNブローニング・ハイパワー ハーフシルバー | 20,790円 |
タナカ | FNブローニング・ハイパワー MKV | 19,425円 |
タナカ | FNブローニング・ハイパワー MKVHW | 22,050円 |
タナカ | FNブローニング・ハイパワー ミリタリーHW | 23,100円 |
タナカ | FNブローニング・ハイパワー MKVステンレスHW | 23,100円 |
キャロム/タナカ | FNブローニング・ハイパワー MKVHW | 38,000円 |
アーレンズのココボロ・グリップ
back-Up-Tradingにて入手。
タナカのハイパワーに無加工で装着可能です。
MKIIIはプラグリップが大柄なので、かなり本体が細くなります。
- 上部の凹みに親指が自然に乗る
- パートチェッカーの部分には手のひらと指先がフィット
グリップ一覧でも述べていますが、スピーゲルのグリップも付けてみたいです。 一度ショップでスピーゲル付きのMKIIIを握った事があります。真ん中が膨らんでいて、手のひらに合うようになっています。 薄さではアーレンズが上ですが、握りやすさではこちらも負けていません。
メーカー | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
ファイアフライ | ブローニング・ハイパワー用ロケットバルブ | 2,980円 |
ファイアフライ | ブローニング・ハイパワー・マガジン用パワーバルブ | 2,980円 |
KM企画 | タナカ Bハイパワー ステンレスリングハンマー SV | 5,250円 |
KM企画 | タナカ Bハイパワー ステンレススパーハンマー SV | 5,250円 |
KM企画 | タナカ Bハイパワー ステンレスリングハンマー BK | 7,350円 |
KM企画 | タナカ Bハイパワー ステンレススパーハンマー BK | 7,350円 |
KM企画 | タナカ Bハイパワー 純正互換TNパーフェクトバレル | 2,310円 |
キャロム | タナカ・ブローニングハイパワー パワーバルブユニット | 2,100円 |
キャロム | タナカ・ブローニングハイパワー テーパーインナーバレル | 2,100円 |
キャロム | タナカ・ブローニングハイパワー・ココボロチェッカー | 6,090円 |
キャロム | タナカ・ブローニングハイパワー・ココボロスムス | 6,090円 |
アングス | テフロン・バレル | 2,940円 |
プロテック | プログレッシブレートリコイルスプリングD (製品写真) (装着例) | 1,260円 |
パックマイヤー | BHP/C | 5,775円 |
パックマイヤー | BHP/CP | 5,775円 |
キム・アーレンズ | B.H.Pカスタムグリップ | 13,000円 |
クレイグ・スピーゲル | HANDMADE BHPGRIPS | ---円 |
症状 | 対策 |
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特になし |
スピーゲルのグリップも入手したいです。。
ターゲットモデルとノバックカスタムが欲しいです。