WA/SIGARMS GSRレボリューション ブラックモデル
種別 | 仕様 |
---|---|
バージョン | SCW3 |
スライドノッチ | 非貫通ワイド型、めくれ対策なし |
フロントサイト | ドブテイル、ホワイト入、ネジ穴ダミー |
リアサイト | 無刻印ノバック型 |
トリガー | ラージサイズ、ノンホールトリガー(銀) |
ブリーチ | SCW |
バレル | 真鍮製ストレートアウター(約35g)&真鍮インナー、プラグ一式 |
セフティ | 5mm軸シングル |
ジャンル | 作品 | 使った人 |
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特になし | ||
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述 |
左右両面
<Revolution〜革命〜>
SIGARMSが満を持して発売したガバメント・モデル、GSRのバリエーションです。
先だって発売されたGSRはレール付のフレームでしたが、こちらはレールの無いスタンダードなフレームです。レール付フレームの場合、既に持っているガバメント用のホルスターに入らない事があります。そういう意味でも通常フレームのモデルは必要だったと思われます。
あまり説明になっていませんが、GSRについての知識が乏しいのでご勘弁ください。
GSR発売時よく言われていたのが「ドイツ製ならもっと良かった」という話です。
GSRはSIGARMSのアメリカ工場で製作されています。
ドイツ製品はアメリカでも高いらしく、それがドイツのガンメーカーにとって販売上のネックとなっていました。値段を下げるとこの評価、皮肉ですね。
因みに「レボリューション(革命)」と名前を付けるなら、レール付バージョンの方じゃないでしょうか。
ネットショップで新品を購入。後述しますが、ある目的の為です。 トイガンも実銃と同じく最初にGSRが発売、のちレボリューションが加わりました。 WAよりGSRが発表された時には凄く期待したのですが、発売されると失望してしまいました。理由はGSRのグレードがマグナテック(厳密にはマグナテック・カスタムライン)だったからです。
GSRはM1911系ながら独特の形状をしています、早い話がマニア向け。 廉価版でライトユーザーに買って貰おうというのは無理がある気がします。 むしろフルHWの高級機として限定販売すべきだったのではないでしょうか。
右側面。チャンバーの下に「Revolution」の刻印があります
その後SCWグレードでスライドHWモデルが発売され、更にレール無しフレームのフルHWで発売されたのが今回ご紹介するGSRレボリューションです。
気になっていたのが 「値段だけSCW」 になってないかという点です。 値段が上がっただけでパーツの品質はマグナテックのまま、では興ざめです。 そんな訳で各部を見て行く事にします。
インナーバレル
GSRと違い、ウエイトが入りました。でも真鍮剥き出しでクロームメッキされていません。
またバレルブッシングの仕上げが粗いです。
前後サイト
ノバックの3点式サイトで、とても見やすいです。

正面。インナーバレルは真鍮、メッキされてません

背面。サイトはとても見易いです
スライド上部。Fサイト先端のネジ穴はただの凹み、マグナテックです
グリップ
WAもここまで来た!!なんてリアルなプラグリップ。これならKSCのM945にも負けてない…
グリップを外すと裏側に文字が。
HERRETT'S STOCKS
ITEM CODE: 9707SIG-BUB
ありゃ、木製グリップだったんですか。
グリップを外すとヘレッツ製を示すスタンプが。これ木製だったんですね
材質はブビンガという日本ではあまり聞かない木材です。 WAによく使われるヘレッツ製のグリップの中でも見た目が特に良かったです。 直線的なハウジングピン周りのカットといい、高級化にかなり貢献しています。
マガジンはGSR同様ノバックタイプですが、残弾確認用の穴が少し違います。
GSR…ウイルソンの様なスリットタイプ
GSRレボリューション…2〜7までの小穴が開いたタイプ
となっています。
マガジンはノバックタイプで、側面に小穴と番号が書いてあるバージョンです
スライドを分解
アウターバレルはGSRのアルミから真鍮に変わっています。
他方プラグはGSRと同じタイプの様です。
スライドを分解。プラグがマグナテックです
フレーム部分
マガジンを抜いてグリップを外しただけ。シャーシにはリブがありSCWクオリティです。トリガーの仕上げはマグナテックに良くある白っぽいシルバー。他方レバー類の仕上げはわりと良好でした。またチェッカー仕上げでフレームとツライチのハウジングは見た目にも非常に格好良いです。グリップスクリューは別売りの六角ネジとは別のタイプで、穴の径が違います。
フレーム、グリップ、マガジン。木製グリップとスクリューはポイント高いです
作動
例によって初速、命中精度は省略です。
作動は普通のSCWといった印象で、ビシビシブローバックします。
やはり中途半端
マグナテックのGSRよりグレードは上がっていますが、一部のパーツはマグナテックのままでした。
何よりフレームがどノーマルなのが気になります。
レール付きフレームはあまり好きでなく、ライト等のオプションを付ける事も無いのですが、
GSRのデザインはレールありきだと思います。
一番最後に発売され、最近絶版になったGSRのフルHWバージョンはどうなのでしょうか。
機会があれば手に入れたいです、SCWクオリティなら良いのですが。
- ハンマー。非貫通で内部チェッカータイプはGSRの黒だけです
- サムセフティ。思ったより格好が良かったです
- ヘレッツ社の木製グリップと削り出しのグリップ・スクリュー
- マグナテックレベルのパーツ全部
- フレームがレール付では無い事
GSR専用の木製グリップがアルタモント社より発売されています。 無論他の1911にも装着可能です。
メーカー | 製品 | 価格 |
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アルタモント | SIG GSR用ダイヤチェッカーグリップ(ウォールナット) | 7,875円 |
アルタモント | SIG GSR用ダイヤチェッカーグリップ(ローズウッド) | 7,875円 |
アルタモント | SIG GSR用ダイヤチェッカーグリップ(シルバーブラック) | 7,875円 |
部品 | 症状 | 対策 |
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特に無し |
このモデルは 「本体をただ売るより、バラバラにして販売すると儲かるのか」 という疑問から、実験的に購入した物です。 その為パーツごとに分解し、全て売りに出します。 勿体無い気もしますし、気に入った部品もあるのですが残さず販売します。 今後機会があれば、GSRのフルHWバージョンを購入したいです(絶版ですが)
ホールド・オープン。レールが無いとSIGらしさが半減します