タナカ/スプリングフィールドM1911A1
レビュー:by RIK

ジャンル | 作品 | 使った人 |
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TV・映画 | FACE/OFF | ニコラス・ケイジ(ベースガンとして) |
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述 |
多数あるガバメントのクローン(コピー)の1つですが、品質がよく、80年代以降に本家コルトの品質が低下することも手伝って
ガバメント・モデルのスタンダードとなりました。
FBIに同社のビューロモデルが採用されたことは記憶に新しいです。
新品で購入。写真ではWA純正カスタムパーツのワイド・サムセフティが付いていますが、本来はシリーズ70のセフティです。
1997年1月にタナカが限定販売。WAの金型を借用したらしくフレームに「WA」の刻印があり、「TANAKA」の刻印はありません。
商標問題が加熱する前だった為、フレームやスライドにスプリングフィールド独特の刻印やロゴ、アドレスなどがバッチリ入っています。
一見するとWA製の刻印違いにしか見えませんが、細部に手が加えられておりマニア心をくすぐる出来になっています。
当時Rマガジンやパーフェクト・バージョンは存在しないのでホップ、シリンダー、マガジンは古いタイプです。
このモデルが製品化する前後、様々な噂が流れました。
- WAが問屋と揉めて同社のガバを買ってくれる所が激減、そこでタナカが金型を借りて発売した
- 本家WA製を脅かすほどよく売れた
- あまりの売れ行きに危機感を抱いたWAの介入で製造を中止した
- WAも含めて初のヘビーウェイト樹脂を採用しています。
- フロントサイトが金属製で別付け、しかも大きくて見やすいです。
- サイトが3ドット方式です。
- アウターバレルが段差のないタイプで高級感があります。
- 現行モデルと比較してスライドの作動は遅い気がしますが、.45オートらしいと思います。
- ヘビーウェイトの成型技術が未熟なのか、1挺のスライドは湯ジワが多いです。
- チャンバー・カバーは加工により刻印無しですが、消した跡が汚いです。
- フレーム、スライドの塗装がWA製にくらべ黒くありません。ダークグレーといった感じです。
- この塗装が弱いのか、フレームのグリップ周りが手汗で変質している気がします。
メーカー | 製品 | 価格 |
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タナカ | スプリングフィールド・チャンピオン(コルトのコンバット・コマンダーに相当) | 円 |
シェリフ | ビューロモデル他 | 円 |
旧MGC | トロフィー・マスター他(固定ガス) エキスパートピストル(モデルガン) | 円 |
ニューMGC | ビューロモデル(モデルガン)他 | 円 |
部品 | 症状 | 対策 |
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スライド | スライドにヒビが入る (情報:knightさん) |
HW樹脂の耐久力不足でしょうか?ボアアップ・シリンダーなどでキックを強化するのは止めたほうが良さそうです。 今のところ、私のスライドは2本とも大丈夫です。 |
プランジャー・バレル・ガイド | バレルとスライドが噛んでジャムが発生する | プランジャー・バレル・ガイドが旧型で、リンクピンの移動部が鋭角なのが原因です。私はショップでリンク部分を削って貰い解消しました。 |