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RIK21【コマンダー・ボブ】（WA／ウイルソン・ボブテイルベース）

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ボブ・ライアー准将のコマンダー
モチーフはアメリカ陸軍で猛将と呼ばれたボブ・ライアー退役准将愛用の拳銃です。 彼は手が小さかった為、グリップ後部をカットした私物のコマンダー・カスタムを使用していました。 ある日の視察で乗ったヘリを撃墜された時に、この銃で敵陣を切り抜け司令部まで自力で帰還したそうです。

というのは勿論ウソで、ボブテイルのコマンダーだからというのが名前の由来です。

左右両面

発端はRIK19 作成時、コマンダーのスライドが手に入らなかった事です。 皮肉にもRIK19完成後にスライドがアッサリ入手出来てしまい、考えた末にボブテイルのフレームと組み合わせる事にしました。

コマンダーのスライドと、ボブテイルのフレームを組み合わせたキャリーガンの作成。 多分グリップ（ボブテイル用木製グリップ）で手間取るでしょうがゆっくり作っていく事にします。

右側面

スライドとフレームありきなのでベースはコマンダーとウイルソン・ボブテイルです。

スライドとフレームありきなのでベースはコマンダーとウイルソン・ボブテイルです。

内部パーツはSCW3に換装、レバー類も色々な銃からの寄せ集めで気に入った物をチョイスしています。

スライドの内部パーツは殆どSW1911PDガンサイト・エディションから取っていますが、一つ注意が必要です。
コマンダーとガンサイトではプラグの長さが違います。
両者のスライドの長さは同じなのに、プラグの長さは一致しないんです。何故なのか。

コマンダーのプラグは全面にフランジ（ふち）が出ています。 他方ガンサイトのプラグは一部のみフランジが出ており、この出っ張りをスライドに食い込ませて固定する方式です。 食い込む事で長さが変わってしまい、コマンダーに付けると短くて先っぽが出ません。

コマンダーサイズのボブテイルは実銃でもままあるカスタムです。 4.25インチのスライドと、後部をカットしたフレームが相まってかなりバランスの良い銃です。 また予想外ですがブローバックの調子が良くキックも強い、撃って楽しい銃になりました。

ホールド・オープン。カットされたフレームがコマンダーのスライドと合います

やはりというか、グリップが最後になりました。 結局Back-Up-Tradingに残っていた最後のボブテール・グリップを購入して装着。 本当は黒（シルバーブラック）の方を付けてほぼ真っ黒にしたかったのですが、売れてしまったそうで残念です。

友人に見せたところ、「トリガーだけ浮いてる」と言われました。 SW1911のトリガーが好きで取り付けたのですが、黒のロングトリガーの方が良いとの事です。 気が向いたらこっちのトリガーを入手してみようと思います。