思い出のエアガン~KSC/クーガーM8000
KSC初の大型拳銃。
ベレッタがトレードマークとも言える「大きく開いたスライド」を捨てて作ったクーガー。
ブロップアップ方式じゃコンパクトモデルが作れない。
という訳で採用したロータリーバレル方式の自動拳銃です。
これをいち早くトイガン化したのがKSC。
MGCが活動停止してメーカーとして独立。
第一弾は中型オートのSIG M230でした。
そして第二弾の大型自動拳銃として発売したのがクーガー。
でも最初は買うつもりありませんでした。
一緒に売っていたあるものが目に飛び込んできたんです。
アルミスライド&金属アウターバレルが売ってた 。
モデルガンは金属で作れない。
厳密には違うのですが、プラスチック製トイガンで育ってきた私には衝撃だった。
トイガン用のアルミスライドなんて作っていいのかと。
「エアガンはモデルガンと違い、実銃と構造が全く違う」
だから問題なしとして発売された様です。
この誘惑に負けた。
つまりアルミスライドありきの購入でした。
意外や意外。
クーガー自体は二の次だったのですが、握ってビックリ。
グリップがめちゃめちゃ握りやすい。
写真を見た時から「グリップ細いな」とは思ってました。
ダブルカアラムだから幅は結構あるんですが、丸みや後部の膨らみが絶妙で手にぴったりフィット。
これは本当に意外でした。
ガバメント以外で握りやすい銃って何があるか。
個人的にはブローニング・ハイパワー、Cz75、S&Wシグマそしてこのクーガーです。
しかしスローバック。
一方で作動は…凄くモッサリしていましたね。
嘗てのKSCガスブロは「ブローバックならぬスローバック」と揶揄されるほどスライドの動きが遅いと言われていた。
私が買ったのは初期型で、のち発売された「ハードキックユニット(07じゃありません)」を組み込んだ。
それでも遅い。
MGCのグロックは構造は古いですが、ブローバックのスピードは当時でも十分早かった。
それが分かっているだけに遅く感じました。
そしてこんな銃にアルミスライド&金属アウターバレルを組み込んだわけです。
超遅い。
息も絶え絶え、スライドがやっとこさ動いているという印象です。
07HKがいい感じ。
結局売ってしまったのですが、最近07ハードキックユニットを組み込んでリニューアル。
動画を見ると結構良さそう。
元々グリップは最高に良かったので、純粋にKSCクーガーに対する興味が再燃。
欲を言えばもうちょっと長いのが欲しい。
そんなモデル無いですし、コンパクト化する為に作ったクーガーを否定するような物言いですが。
あと発売されているのはM8000のABS版とHW版。
ターキー・クーガーをHWで作ってくれないかなあ。
どうせ買うなら前とはちょっと違ったモデルが欲しいので。
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