思い出のモデルガン~マルシン/ベレッタM84

父コレその2
MGC/コルト・ウッズマン同様父が持っていたモデルガンの一つでした。
しかし当時から壊れていた、フレームが割れていたんです。
曰く「作る時に割っちまった」という事でした。

昔のマルシン/ベレッタM84はグリップのネジ受けが金属製の別部品でした。
こちらキットでは埋め込まれておらず、自分で組み込まなきゃ行けなかった。
ハンマーで叩き込むのですが、力加減を間違うとネジ受け周りが割れてしまう。
別の方法としてはネジ受けをハンダゴテで熱して一気に埋め込むという方法があります。
但し一発勝負、うまく入らないとそこで試合終了という かなり危険なもの。
手元が狂えばハンダゴテでフレームを溶かす可能性もあると。

因みに現在のモデルはネジ受けがプラ製の一体型。
面倒は無いけどネジ受けとしては弱い…締めすぎると馬鹿になってしまいます。
どっちが良いか一概には言えませんね。

壊れてたけど好きだった。
ベレッタM84は中型拳銃・9mmショートながら13発というハイパワーと同じファイヤパワー。
ここに惹かれましたね。
当時のモデルガン事情を言うと、ダブルカアラムが珍しい時代。
多分他には、
・マルシン/ブローニング・ハイパワー
・MGC/S&W M59
ぐらいしか無かったんじゃないかと。

そして思いました、いつか自分で完全なM84を組みたいと。
で、組みました。
でも私が買った時にはもうネジ受けがプラになっていた、 リベンジになったのかは微妙です。

もうちょっと後にすれば良かったかな?
マルシンのベレッタM84は当初サイド発火方式でした。
父が持っていたのも、私が組んだのもこのモデル。
ところがのちベレッタM84はセンターファイヤー化されました。
つまり発火がより確実になった。

更にHWモデルが登場、キットにも加わった。
私が持っているABS製にはスライドに大きなヒケがあるのですが、HWでこちらが解消。
買った後に改良型が出ると嬉しい半面、負けた気持ちになる。

謎の部品・マガジンセフティ。
昔の拳銃(実銃)に多かった「弾倉を抜くと撃てなくなる機構」です。
このM84やハイパワーにも付いている。
しかし当時から「何でこんな機構付けたのか」疑問でした。
マガジン落としたけどまだチャンバーに1発あるぞ!
この手が使えません。

思うにセフティの一つとして付けたんでしょうね、弾倉抜けば安全と。
しかし余計な機構が足かせになった結果「弾倉入れても撃てない可能性」があります。
というか実際私のM84にはこの症状が出るようになりました。
ただこちら「亜鉛合金故の耐久性の無さ」から来た可能性もあります。

上記マガジン入れてもセフティ状態の他にも、
・トリガーを引いてもハンマーが落ちない
・トリガーバーがハンマーと噛み合わず空振り
・当時珍しいアンビセフティなんですが、右側のセフティが段々グラグラしてきた
スチールやステンレスなら問題無さそうな問題がいろいろありました。


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