KSC/MASADA TAN その3 実射編&マグプル実物フォアグリップ取付

MASADAが好きになった理由:その3

「ヨルムンガンド」「フューチャーウエポン」に続く、好きになった切っ掛けは「月刊Gun2010年10月号」です。
これにターク高野氏がレビューした「ブッシュマスターACR」2丁が載っていたんですね。

  • 固定ストック&樹脂製ハンドガードのモデルが2,685ドル
  • 折りたたみストック&レイルハンドガードのモデルが3,061ドル。

性能は良いけど高いという評価でした。
但しこの「高い」というのはAR15系(1,100~1,200ドル)と比較してのもの。
AKシリーズほどじゃありませんがAR15系もコルト始め色んなメーカーが作っているのでかなり安いんですね。
一緒に載っていたFN SCARの価格も2,997ドルなので、AKシリーズやAR15系以外のライフルとしてはそんなに高くないのかも。



実射編:ボルトの動作がメチャ速い!

まず撃って驚いたのがここ、弾道よりもボルトの前後動の速さです。
ここがモサモサしていると、連射がきつそうなイメージを受けますね。
その点MASADAは期待が持てる。
…流石に1マガジンフルオートはキツイですが、指切りバーストなら楽勝といった感じです。
正直長物ガスブロのフルオートは、CO2じゃなきゃ無理じゃないかと思っているので。

ハリケーン製のレプリカホロとの組み合わせで、5mではほぼ真ん中に着弾しますね。
ライフルで5m、しかも画像なしというのが申し訳ありませんが。

メカで気になったのはセレクターとトリガー
知人のMASADAを触ったことがあるので、セレクターが渋いのは知っていました。
それでもセミオートはまだスムーズで、クリック感もありズレたりもしません。
ただフルオートの位置がわかりにくい上、かなり力を入れないと入らないようです。
その上入りが甘い時は、フルで撃った衝撃でセミに戻ったりしました。

またトリガーは「グギギ」といった感じでキレがあまりよろしくありません。
アタリが取れれば良くなるのか、或いはグリスアップやヤスリがけが必要なのか。
もう少し様子見しようと思います。

【追伸】セレクターがフルオートにちゃんと入らない問題は弄っているうちに解決しました。

マグプル製RVGヴァーチカルグリップを購入。

ヨルムンガンド仕様から外れますが、個人的な好みでフォアグリップを購入しました。
お値段約6,000円…レプリカなら1,000円前後で手に入るのに敢えて実物。
それはMASADAのハンドガードに原因があります。

MOE規格

MASADAに使われているのはKEYMODでもM-LOKでもないMOE規格になります。
M-LOKになる前に、マグプルで採用していた規格みたいです。
そして現在ではM-LOKが広まったために、あんまり見ない規格でもあります。
これに対応するレールがあまり売っていません。
KSCで純正のレールを売っているのですが…お値段3,000円(短いレール×2)
これを付ければレプリカのフォアグリップを付けられますが、実はマグプル製品にはMOE対応のレールが一緒に付いてくる。

じゃあ3,000円足して実物買った方が得じゃね!?

そう思って購入することにしました。
これも実銃用グリップって言うんですかね。
製品は凝った箱に入っており、

  • ヴァーチカルグリップ本体
  • MOE規格のレール
  • 同レール用のネジとネジ受け(各2個)

が付属しています。
因みに箱を覆っている筒はハサミ等で切り開くと裏がマニュアルになっています。





最初からMOE規格のレールが入ってます。



レプリカと比較

かなり色味が違いますね。
そしてMASADA TANと比較すると…実物の方がほぼ同じ色。
良かった、これでレプリカの方が近かったらションボリするところです。
またフォアグリップのネジが微妙に違いますね。
実物は六角レンチとマイナスドライバー両方使えますが、レプリカは六角レンチのみ。
因みに実物はインチサイズの六角レンチが必要なんて聞いていましたが、4mmの六角レンチで回せます。
それは良いんですが、重大な問題が発覚しました。




レールが留められない!

2つの穴を跨いだ位置にレールをセット。
外側から六角ネジを入れ、ハンドガード内側にネジ受けを置いて締めていく。
締まりません。
六角ネジにネジロック剤の様なものが塗られてかなりキツイ上、問題はネジ受けの形状です。
角丸長方形。
これが固定できないとネジが入っていかないのですが、MASADAのハンドガード裏に固定するような出っ張り等は皆無。
結果ネジを回すとネジ受けも回ってしまい、全く締まらない。
ネジとネジ受けが逆なんじゃないか。
そう思ってレールにネジ受けを入れようとしましたが、小さくて入りません。




固定出来ないので締められない。


逆にしてみましたが、入りません

右手に六角レンチ、左手にモンキーレンチ。

モンキーレンチの代わりにペンチでも良いかも知れません。
モンキーレンチを締めてネジ受けを挟み、左手に力を入れて動かないようにします。
この状態で右手の六角レンチで締めていく。
物凄い面倒くさいし、疲れる。
MOE規格が広まらなかった理由はこれじゃないんでしょうか。



マイベストMASADA完成。

最初手前から2-3番目の穴で固定しましたが、持ってみるとしっくり来ない、というか遠い。
そんな訳で1-2番目にレールを付け直しました。
両手がメチャメチャ疲れたし、力を入れすぎてハンドガードに傷が付いてちょっと凹みました。
ともあれMOE規格のレールと実物フォアグリップが付きました。

実物フォアグリップは…レプリカと比較にならないほど滑らない。
特に側面のメロンのような模様、これが手のひらとガッチリ噛み合います。
ただの飾りじゃなくて、ちゃんと滑り止めとして機能していますね。
実物の値段は伊達じゃない。
お高めですが、それに見合う機能は持ってるなと納得しました。







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