【レビュー】タニオコバ×バトン[TANIO-KOBAxBATON]/BM-9FDE(ベレッタM9A3)2ndロット



KSCからM9A3が発売!

イベントで試作品を見たらなんじゃこりゃ!となりました。
FDEorタンカラーと銘打っていますがどう見ても黄色&金色にしか見えない。
しかしこれは試作品、量産品では色が直っているかもしれない。
直りませんでした。
そんな訳でこのM9A3の購入は見送りました。

タニオコバ×バトンがCO2でM9A3発売!

これもイベントで試作品を見ました。
色は問題なかったんですが、何かブローバックの勢いがいまいち。
ガスガンとしては及第点だと思いますが、マルシン/ファイブセブンでCO2ガスブローバックの撃ちごたえを知っている自分には物足りなかった。
またしてもM9A3の購入を見送りました。

三度目の正直。

2020年に入って「セカンドロット改良版」が出るというアナウンスがありました。
公式動画を見ると、ビシビシブローバックしています。
これは良いかもしれない。
そんな訳で遂に購入と相成りました。


これこそM9A3の色(多分)!

本物を「肉眼で」見たことは無いですが、少なくともKSC製はアラブの王族が持つ銃にしか見えなかったです。
フレームが薄くてメタリックがかったタンカラー、その他が濃くて艶のないタンカラーに仕上がっています。
前者は塗装のようで、擦れるとスグ地肌が出てくるのであまり強くはなさそうです。
後者は成型色なので色が剥がれる心配は無さそうです。
尚フレームにはモナカ線(パーティングライン)がガッツリ入っています。
その上に塗装されているので、素人には仕上げ直しが出来ません。
成型色のスライドにモナカ線なんて見当たらないのに…せめて逆にして欲しかった。



感心したのはトリガーやハンマーなどのレバー類の色。
黒なんですがマット調で非常に高級感があり、またタンカラーとの良い対比になっています。
唯一グリップスクリューだけテカテカした安っぽいブラックメッキなのが気になります。

重さも丁度良い。

HW樹脂を使っていないのでWAやKSC製品に比べると軽いですね。
マガジンなしの本体が546g、マガジンが253g。
合わせると銃本体は799gとなります。
プラス、満タンのボンベを入れると840gになります。
実銃のM9A3が970gらしいので、結構頑張ってますね。

リコイルスプリング重っ!そしてOリングの秘密。

スライドを引いてビックリしました。
かなり固いリコイルスプリングが使われている様で、引き味がかなり重いです。
強力なCO2ガスの勢いに対抗する為でしょうか。

またマズルカバーを外すと14mm逆ネジが出てきて各種サイレンサーを付けられます。
根本にゴムのOリングが付いているんですが、色が朱色。
こちらタンカラーモデルのみですが、セカンドロットで色が変更されたパーツ。
そのためロットの判別が容易になっています。


朱色のOリングは2ndロットの証

地味に素晴らしいマガジンリップ。

ガスブロのマガジンで、やたら長いマガジンリップが付いているモデルがあります。
モデルガンから来ている私にとって「ファイアリングピンが六角ネジ」と並ぶ萎えポイントです。
BM-9のリップは出っ張りが最小限に抑えられ、まるでモデルガンのマガジンの様です。
出っ張りが少ない方が破損しにくいと思うので、ぜひ各社も見習って欲しい。

後はデコッキングレバー兼用セフティですが、デコッキング機能ありませんね。
マルイの旧型M9の様です、というかベースがマルイの旧型M9なんじゃないでしょうか。
スライドのエキストラクターやオートマチック・ファイアリングピンブロックセフティは全てモールドのダミーとなっています。
こちら耐久性重視のアレンジだと思われるので、エアガンなら許容範囲ですね。


サイトとセフティ以外モールド

サイトとグリップ

ドブテイル方式で大型の上、3ダット方式の前後サイトはベレッタ随一の見易さです。
またM9A3は所謂バーテックスタイルと呼ばれる細身のグリップになっています。
こちらM9より握りやすいという声を聞くのですが、
自分には全く握りやすくありません。
ただ下部をスパーンと切ったような所謂「角材グリップ」なので手に全く馴染まないからです。
これはKSCのクーガーM8000と比べると良く分かります。

アチラは単に細いだけじゃなく、手の形に合わせて、
「出るとこは出て引っ込む所は引っ込んだ」
絶妙なグリップ形状をしています。
あれと比べるとむしろ下膨れですっぽ抜ける心配のないM9のグリップで良かったと思います。
…こんな意見自分だけかもしれませんが。




ガス入れて実射。

購入に合わせてちゃんとバトン推奨「PUFF DINO」のCO2ボンベを購入しました。
BM-9には六角レンチはドライバー等は付属せず、10円玉で蓋を締める方式です。
この蓋が最初中々締まらなくて困りました。
ネジの凹凸が噛み合わない、もしかして不良品!?
そう思ったのですが、コツがあった。
マガジンに対して直角に蓋を入れる。
マガジンの角度に合わせて斜めに蓋を入れようとしたので失敗しただけでした。
ただ10円玉だと締めるのに効率が悪いので、コインドライバーを追加購入しました。

実射についてはマルシン/ファイブセブンほどブッ飛んだブローバックではありません。
但しHa134などよりは明らかに強く安定したブローバックが楽しめます。
9mmのCO2ガスブロっぽいブローバックだなと納得しました。
また弾道はかなり素直でサイトも合っている為、狙ったところにビシビシ当たります。


これは当たり。

BM-9セカンドロット、かなり完成度の高いガスブロだと思いました。
但し同じロットで知人が購入したモデルに難がありました。
こちらについては後ほど記事にしたいと思います。

本体の出来が良かったので、付属品を買いたくなってきます。
まずはM9A3の実銃用ガンケース。
あのハンドガンには不相応なくらいデカイケースが欲しくなってきます。
でもあれにはマガジンが2本挿さる訳です。
そうなると別売りマガジン2本も買わなくちゃ、どんどん散財しそうですね。



追記:コインドライバーを購入

ボンベの交換がやりづらいと思ったので、

こちらの動画(5:00頃参照)を見てコインドライバーを購入することにしました。
Amazonで動画に出ているドライバーに似たのを探して見つけました。
ずんぐりむっくりしていて縮尺間違ったと言うか、何とも珍妙なドライバーですね。
本来は自動車のバッテリーなどで使う道具みたいです。



使ってみると10円玉よりかなり楽。

特に10円玉と違ってマガジンボトムを完全に外さなくても良いのがイイですね。









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