ACTION ARMY／AAP-01 ASSASSIN（アサシン）レビューその2　東京マルイ製マガジン＋αを試してみる。

by RIK · 公開済み 2020年7月16日 · 更新済み 2020年7月17日

東京マルイ／グロックシリーズ用50連マガジン＆グロック22用マガジンを購入。

50連マガジンは装弾数とガス容量が多いからと購入。
ノーマルマガジンで敢えてグロック22用を選んだのは、マガジンキャッチ穴が両対応のモデルしか売ってないからです。
グロック17用マガジンだとマガジンキャッチ穴が片方のみ／両方あるのが混在してややこしかった。
あとはマガジンベースが2種類付いているのでお得感があった。
なお、50連マガジンはマガジンキャッチ穴が片方のみのモデルしかありません。

マガジンケース上部比較。

両者の形状がかなり違います。
グロック22用はアサシン純正マガジンと同じ形をしています。
50連マガジンはマガジンキャッチ入れ替え可能になる前なので、片側しかマガジンキャッチの穴がありません。
そして問題のガスルートパッキン（ガス放出口のゴム製パーツ）。
ネットで聞いていましたが、形状が違いますね。
マルイ製マガジンが使えると聞いていますが、ガスのロスが気になります。

あとは気になったのがケースの仕上げ。
アサシンのマガジンが塗装なのに対し、マルイ製マガジンはどちらも黒染め。
こちらKSCのグロック用マガジンと同じくらい被膜が弱そうです。
というのも初日でマガジンキャッチ周りや後部がもうスレ出してきました。
アサシンのマガジンキャッチって樹脂なのに…この弱さにはビックリ。

マガジンベース比較。

グロック22用も50連マガジンもプラス2タイプのマガジンベースが付属します。
しかし形が微妙に違いますね。
50連は昔からあるオニギリ型、グロック22用は前方がくの字になったタイプです。
後者のほうが引き抜き易そうですね。

ガスを入れてみる。

グロック22用、50連ともにガスは凄く入れやすい。
アサシンのマガジンとは大違いです。
空の状態からガスを満タンまで入れて両方の重量を測定します。

グロック22用：空マガジン290g→ガス満タンで303g、ガスは13g入った様です。
50連マガジン：空マガジン538g→ガス満タンで555g、ガスは17g入った様です。

え？50連マガジンの容量少なくないか。

てっきり倍くらい入るんだと思ってましたが…測定間違いかと思って更にガスを入れようとするもやはり容量は増えません。

試射＆初速を測定

ガスルートパッキンが湾曲しているマルイ製マガジンはアサシンに使えるのか。
ネットで答えは知っていますが自分でも試してみます。
予想通り、普通に使えますね。
ただキックがほんの少しだけ弱い気がします。

あと50連マガジンを入れるとき、渋くてマガジンキャッチに掛かりにくい。
やはりマガジンケース上部の形状が違う影響が出てるっぽいですね。
グロック22用マガジンはなんの問題もありません。

アサシンのマガジン、グロック22用マガジン、50連マガジン三者初速を測定しました。
温度計等は無いので参考程度に見て下さい。

単位：m/s	アサシン		マルイグロック22		マルイ50連
単位：m/s	1回目	2回目	1回目	2回目	1回目	2回目
1発目	81.93	80.45	78.21	79.09	79.34	80.45
2発目	81.55	81.23	76.73	77.31	79.51	79.12
3発目	79.58	78.38	76.56	75.57	70.82	77.51
4発目	79.82	75.61	72.83	73.99	71.85	74.97
5発目	78.35	73.56	76.29	72.19	70.71	76.78
6発目		71.59		74.51		76.52
平均	80.2	76.8	76.1	75.4	74.4	77.6

アサシンのマガジンが気持ち初速が高いですが、それほど差はありません。
むしろ体感ではブローバックのリコイルに差がある気がします。
アサシンのマガジンがはっきり強いと言えます。
これも体感ですが、命中精度はグロック22用が一番良かった気がします。
というよりアサシンと50連マガジンがかなり散る印象がある。
またフルオートは当然ながら50連マガジンが一番安定していました。

他に気になったのは、マルイ製マガジンが撃っていくとかなり冷たくなること。
アサシンのマガジンはあんまり冷たくならない。
塗装と黒染めの違いなのか、内部構造の違いなのかは不明ですが。