KSC/グロック18Cの新旧比較



東京マルイ/グロック17 Gen.4が発売されましたが…。

私は東京マルイ製のグロックを買ったことがありません。
先にKSC製を持っていたから。
基本的に日本のトイガンメーカーの流れとして、
東京マルイが作ったら決定版というイメージがあります。
ユーザーもパーツメーカーもこぞってマルイに寄り添うことになり、他のメーカーの製品は日陰に追いやられる。

しかしKSC製グロックは東京マルイ製よりいち早くバリエーション展開したこともあり、
競作でも「東京マルイ製品に対抗出来る機種」というイメージが有りました。
実際KSC用のサードパーティー製品も充実していましたし。
まあ今ではすっかり逆転しちゃったんですが。

KSC/グロック18Cが壊れた…。

嘗てスライドがエキストラクター周りから割れた事がありましたが、これは当時まだ巣鴨にあったKSC直営店・プロショップでパーツを買って直しました。
次の故障はシリンダーからのプラグピンの抜け、こうなるとガスがブシューっと放出されてしまいます。
分解してピンを入れ直してもしばらくするとまたブシュー。
段々と抜ける間隔が短くなり、面倒なグロック18Cのブリーチ部分の分解(グロック17より複雑)が億劫になり、最後には放置と相成りました。

この症状が出た頃にはプロショップは既に撤退済み、パーツ購入もままならない。
通販で買えばいいという人もいるでしょうが、やったことある人は分かると思います。
トイガンメーカーへのパーツ注文って凄い面倒くさい。
未だにネットに対応していなかったり、支払いが郵便為替か現金書留のみだったり。
まず電話しろとあるが、受付が平日9:00~17:00で12:00~13:00は昼休みだったり。
暦通りに働いている人はほぼ不可能なんですよね。
これは暗に「連絡するな、注文するな」と言ってるんじゃなかろうか…そう思ったほどです。

※郵便局の窓口へ行く必要があります。

後継機種探し。

思えばこの時東京マルイ製グロック18Cを買う好機だったのかもしれません。
しかしKSC展示販売会に行ったところ、凄い安い値段で新品のグロック18Cが売っていた。
これください。
結局東京マルイ製品を買わずにまたもKSC製を買ってしまったのでした。

同じものかと思いきや。

買い直してしまったので、レビューする必要もない。
そう思ったのですが、新旧グロックって結構違う!事に気づきました。
そんな訳で比較をしていきます。
基本外観のみで、メカの比較はやっていません。
メカに弱い&旧グロックが動かないので。

新旧比較の前に

旧グロック…10年以上前にショップの中古品を買ったKSC/グロック18C(G18C)。
新グロック…数年前にKSC展示販売会で新品で買ったKSC/グロック18C(G18C)。
※新旧は私が買った時期で便宜上区別しているだけで、公式な名称等ではありません。

KSCでは「グロック」の名前を関していませんが、ここではグロックで通すことにします。
旧グロックは中古品なので、購入時期以上に古い可能性があります。更に言うと明らかに社外パーツに交換された跡があったりと100%純正品でもありません。
作動比較が出来ないので、あまり関係無いかもしれませんが一応言っておきます。


箱が大違い

旧グロックの箱が銃本体が大写しになっているもの。
新グロックの箱はブルーのシンプルなものになります。
言うまでもなく旧グロックの方が箱は凝っていますね。
バリエーションが増えていちいち豪華な箱を作っているのは大変、というのもあるでしょう。
しかしトイガン界全体を見ても箱は省略傾向にあります。
ダンボールの隅っこにシール貼っただけ、というのも珍しくない。

一番分かりやすいのがマルシンのモデルガンキットの箱。
大きな箱に大きな写真。
昔の箱は見つけるだけでテンション上がりまくりでした。
今では小箱に文字とイラスト、何とも寂しい限りです。


見てるだけで幸せになれるマルシン旧キットの箱


全体的な違い。

真っ先に目につくのはフレームです。
旧グロックがテカテカしており、新グロックはマット調。
手で握った末に旧グロックがテカるようになった可能性もありますが、テカリにムラも無く買った当時からこんな色味でした。

また旧グロックは金属パーツ、それもよく手に触れる部分が退色していますが、これは新旧大差ない感じがします。
グロックは新旧とも黒染めが甘い、というか薄い。
元々仕上げにはかなり拘るKSCでしたが、ことグロックに関しては「コスト重視」で設計したフシがあります。
一般的なKSCのハンドガンが20,000円前後なのに対し最初に作ったグロック17は14,800円。
コストダウンを実現するために削ったのが黒染め等の金属パーツの仕上げなんじゃ無いかと思います。
こうする事で値段面でも東京マルイと競り合うことが出来る、長らくKSC製グロックがマルイと対抗できた理由でもあるでしょう。
ついでに言うと日本初のグロックのトイガンを作ったのは嘗てKSCが下請けをしていたMGCであり、その価格は13,800円。
MGC製品をも意識した値段に思えるのは自分だけでしょうか。



新しい=全てにおいて上とはならない。

正直言って買い替えたのち旧グロックは、

  • ジャンクとして売る。
  • 直して中古品で売る。

どっちにしても売ろうと思っていました。
しかし両者に違いがあるのが分かってくると事情が変わってきました。
それは刻印です。

全体的な刻印の違い

新旧で刻印を入れる方法が変わっている様に思えます。
旧グロックではスタンプに圧力かけて打っていた、そのため太い文字+刻印周りが盛り上がっている感じがしました。
新グロックではレーザーを使って細くて周囲の盛り上がりのない刻印ににした様です。
スライド左面の「ロゴ 18C AUSTRIA」あたりを見ると分かりやすいです。
但しこちらは文字自体は全く同じもの、これだけで売るのが惜しくなったりはしません。




ロゴが…無い!

新グロックはフレーム左側のグリップ部分が全部シボになっており、下部にあったグロックのロゴがありません。
一方で旧グロックにはロゴがある。
旧グロックの強みとは、版権絡みの刻印の有無です。
同じKSC製クーガーM8000も初期型やハードキック時代にはグリップにベレッタのロゴがばっちり載っていた。
今ではKSCのオリジナルロゴになっています。
まあクーガーならグリップを交換してしまえばいいとなるのですが、グロックはそうも行きません。

同じことはマガジンベースにも言えます。
旧グロックはここにもロゴが入っているのですが、新グロックでは丸ごと削除。
しかも削除した跡が薄っすらと残っていて哀愁を誘います。




有るものもある

フレームの先端右側、こちら旧グロックには何もありません。

しかし新グロックにはスライドにもあったプルーフマークと、本体とは違うシリアルナンバーが打ってある。
グロック18のシリアルナンバーは新旧ともにCQB911、この番号は何なのか。
答えはKSCの箱にありました。
新グロックのブルーの箱の側面のシリアルと一致します。
どうやらこちらKSC独自のシリアルを付けているみたいですね。



他も何か変。

更に見ていくとフレーム右側上部の製造元刻印。
旧グロックは「MADE IN AUSTRIA~」新グロックは「MIL SPEC STANDARD~」。
それほど刻印に詳しくは無いのですが、MIL SPECってなんじゃそりゃ。
こちら一時期KSCが多用していた文言という気がします。
スライドにも「MIL SPEC」って打っていた時期がありましたよね。

あとはフレーム右側の下部のパテント刻印。
ここは一見同じに見えるのですが、微妙に違います。
旧グロックは「US.Pat.番号」、新グロックは「US.L.ot.4.番号」となっている。
ココが間違っているかは正直わかりません。
ついでにいうとフォント(書体)も変わっているのですが真偽は不明です。



旧グロックのメリットはフレームに集中、ならば…。

新グロックのスライドと旧グロックのフレームを組み合わせれば、
オラの理想のグロックが作れる!
そう思ってやってみました。
ダメでした。
バーストになったり、ものすごくショボいブローバックとションベン弾みたいなBB弾の弾道。
KSCの新旧グロックは上下差し替えると動かない。
マガジンを新旧両方挿してみましたがショボい作動は変わらずでした。
マガジンリップやガス放出口を比べましたが、違いは無さそうです。

思うにマガジンは共用出来るが、どこかのパーツが共用出来てない。
新グロック上下に旧マガジンを挿しても作動しますから。
スライドを裏返しにして見てみましたが、やっぱり違いが分からない。
原因はシリンダー形状の違いかと疑ったのですが、同じ形に見えましたね。


旧グロックは…直す!

そんな訳で上で「面倒くさい」と言っていたメーカーのパーツ注文をすることにしました。
とはいえKSCはホームページもありますし、オンラインでのパーツ注文も可能。
クレジットカード決済も出来るとトイガンメーカーのアフターサービスではトップクラスです。
唯一面倒だったのは「紹介サイト」と「販売サイト」が別々にあること。
どっちでも注文出来るんですが、入り口が2つあるのが分かりづらい。

後は旧グロックに今のパーツ組み込んでちゃんと動くのか、という不安。
実際旧グロックのフレームに新グロックのスライドを載せたら動かなかった実例があります。
とりあえず、

  • パーツ取り寄せて自分で修理
  • 動かなかったらメーカーに送って修理を依頼

二段構えで行くことにします。

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