GUN雑誌2019年7月号、ガンプロフェッショナルズ

ブラウニング ハイパワー Model 1935 Tシリーズ

最も生産されたアサルトライフルがAK47なら、最も生産されたピストルがFNハイパワー。
というのを聞いたことがあります。
母国ベルギーを始め英軍で使われていたのがつとに有名。
ライセンス生産で印象的だったのはハンガリー。
FMハイパワー。
という非常に紛らわしい名前がついていたから。
加えてS&Wオートのフレームをコピーしたダブルアクションモデルも作っていた。
更にアラブ世界でも作っていましたね。
イラクのフセイン大統領やリビアのカダフィ大佐の愛銃でもありました。
更に一昔前はアメリカのガンスミスがM1911と並んで良くカスタムモデルを作っていた。
ウェイン・ノバックをはじめキム・アーレンズやシリンダー&スライドなどが有名ですね。

でもTシリーズって何ぞや。

本文で頻繁に言っているけれど聞いたことが無くて必死に説明しているところを探しました。
作られた世代をシリアルナンバーの頭or末尾の文字でしたね。
Tシリーズが1964-1968製造、Cシリーズが1969-1975製造だそうです。
じゃあ何故Tシリーズが凄いのか。
古き良きクラフトマンシップが発揮された綺麗なモデルって事でしょうか。

デュドネ・ジョセフ・ザイヴ

ジョン・ブローニングの功績ばかり脚光を浴びていますがこの人も忘れちゃいけません。
ハイパワー製作中にブローニングは他界し、引き継いで完成させた人物です。
最大の特徴であるダブルカアラムマガジンはこの人のアイディアと言われています。
本誌ではデュドネ・ザイヴですが他のメディアは名前がデュードネだったり名字がサイーブとかセイーブだったりとにかく安定しません。
日本での知名度が低いせいか、人それぞれが思い思いの呼び方をしている印象です。

ENFORCE TAC 2019

グロック46の分解レバーを真後ろから見れたのが良かった。
こうなってるのね。

ビンテージレースガン

今回一番楽しみにしていた記事。
特に昔MGCが固定ガスガンで作っていた「ナストフ.45」に似ている「ナストフ スーパーコンプ」に熱視線。
4年待ちはともかくベースガン+2000ドルって思ったよりも安い。
他にもブライアン・イーノスとかジム・ボランドなど、オールドファンの涙がちょちょ切れそうな名前が出ていましたね。

ハイパワーハンドガン

Model S&W500が正式名称というのを初めて知りました。
M500じゃないんですね。
ベレッタもM92じゃなくて92だったりする。
何にでもM(型)付けちゃうのは日本人ならではの癖なのか。

VFC/H&K MP5SD3

SDがサイレンサー(サプレッサー)付きという意味は分かっていましたが何の略なのか知りませんでした。
シャルデンプファーでSDなんですね。

ビンテージモデルガンコレクション マルシンM586

マルシンM586ってビンテージか!?というのが第一印象。
そりゃ作られた時期は古いけれど、今現在も売っていますからね。
個人的に一番好きなリボルバーはこれです。
あぶない刑事の影響でしょ?と思った人がいるかもしれませんが、違います。
あぶ刑事以前から存在を知ってました。
当時も今も大人気のコルト・パイソン。
しかし嘗ての私はベンチレーテッドリブが気に入らなかったんですね。
何か安っぽく見えたから。

逆にバレル下のフルラグのデザインは好きだった。
今でこそ「クラシック」と称してS&Wは色んなモデルをフルラグ化していますが、当時はこれだけ。
S&W製でフルラグ&ベンチリブの無いリボルバーは無いものか。
そんな理想にピッタリだったのがM586だったからです。
新規格のフレームを使ったS&Wの新作リボルバー。
これは売れると思ったのか、トイガン各社の競作になりましたね。
コクサイ、MGCそしてマルシン。
加えて東京マルイも出していましたが「造るモデルガン」は興味の対象外でした。

そんな中で私が選んだのがマルシン。
一番安い上キットは更に安かった。
じゃあイマイチなのを買ったのか、そんな事はありません!
完成度も一番と当時から評判だった。
特に気に入ったのがカート。
MGCとコクサイが「9パラか」と見間違う短小弾だったのに対しマルシンはほぼフルサイズ。
安くてリアル、つまり最強。
ところが記事には安さがアダとなってあまり話題にならなかったと書いてあってビックリ。
何か「安かろう悪かろう」と勘違いされたというのです。
前述の通り「完成度も一番」って聞いていたので意外でした。
因みに原型はあのトイガン二大神の一人、六人部登氏だったそうで。
これ見たかったですね、マルシンに今でもあるのかな。


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