DOUBLE BELL/モーゼルKar98k簡易レビュー
木製ストック付きで20,000円台。
切っ掛けはYoutubeでたまたま見た動画でした。
カート式エアコッキングでまるでモデルガンの様に楽しめる。
マルシン製のコピーに見えなくもないですが、古式ゆかしいボルトアクションがお手頃価格で手に入るとあって購入を決断しました。
箱はダンボールで、隅っこに製品名のシールが貼ってある簡素なもの。
中を開けると銃が結束バンドで止めてありました。
そういや最近発泡スチロールってあまり見なくなりましたね。
こっちの方が環境に良いからでしょうか。
本体とボルトは別
事前に知っていましたが、このように別々に入っています。
入れ方分からないと四苦八苦しそうですね。
ボルトの入れ方に関しては、ショップからの補足の説明書が付いていました。
ボルトをどけるとその下にカートが入っているんですが、ビニール袋が破れて散乱してました。
あと何故か予備の結束バンド、修理が必要な時にくくりつける用でしょうか。
他に説明書と初速証明書が入っています。
ショップの説明書を見ながら。
ボルトをセットしていきます。
ボルトに付随するプラスチックのパーツの位置が決まっています。
これを位置合わせして、セットしていきます。
懐かしのプッシュコッキング。
この銃はボルトが丸ごとピストンになっていて、押し込むときにコッキングされる仕様になっています。
そのため押し込む途中からボルトが重くなります。
最近のエアコッキングガンはプル(引く)コッキングが多いですが、昔多かったプッシュ(押す)コッキング方式です。
排莢が簡単な反面、装填にある程度の力が必要になります。
ピストンをコックする事に加え、BB弾を装填したカートも押し込む必要があるからです。
カートはアルミ製で地肌の銀色そのまんま。
リアルじゃないと思う人も居るでしょうが、真鍮カートは重いので飛びが悪くなります。
アルミカートは実によく飛びます、飛びすぎて周りに注意しなきゃいけません。
エアガンとしてはこっちで正解だったと思います。
弾5発撃つってこんなに大変だったんだ…。
最初の頃は良いんですが、何回も装填してくると腕が疲れますね。
楽しかったプッシュコッキング&装填がとてつもなく面倒になることもしばしば。
そういう人は最近モデル化されたガス式をオススメします。
注意点
買う前に見た動画や、自身で経験した事を混ぜて延べていきます。
- カートにBB弾を詰める前に、シリコンオイルをOリングに吹きましょう。
こうしないとOリングの保持力が強過ぎて、撃っても弾が飛んでいかない事があるそうです。 - コッキングした状態で発射せず、ボルトを引くと暴発するので必ずトリガーを引いてからボルトを引きましょう。
因みにボルトを押し込む途中でトリガーを引くとコッキングを回避、軽い力でボルト閉鎖が行なえます。
当然ながら発射は出来ません。 - カートのお尻がかなり傷だらけになります。
Amazonのレビューでその事に言及していた人が居ました。
どうやらエジェクターのバネが強すぎて、カートをガリガリと削るようです。
適当な弱いバネに交換すべしとありましたが、まだ手を入れていません。
加えてもっと注意することがあります。
最大の注意点
それはクリップと銃の相性です。
この銃を買った楽しみの一つであるクリップ装填。
そのためにクリップを2個も買ったんですが…まるで使えませんでした。私の個体では、
- 一番「アタリ」が良くても装填できるのは最大4発。
- 一番「アタリ」が悪いとクリップが刺さったまま抜けなくなる。
クリップが刺さったままで、ボルトも閉められません、そうなるとペンチの出番です。
そういった事を繰り返した結果…クリップ2個とも壊れました。
しかもひん曲がったパーツがレシーバーに傷をつけるというおまけつき。
ぎゃああああ!!
買ったばかりの銃に傷がつくとテンション一気に下がりますね。
格闘の末、お亡くなりになったクリップx2
動画を見ると同じ症状が出ている人が居るようです。
他方で成功している人も居ます。(S&T製とありますが、見た感じ同じ製品と思われます)
1個だけならクリップに原因があると思うかも知れません。
しかし2個ともダメだったので、レシーバーに問題がある様です。
どうもガタツキがあってちゃんと収まっていない為に出る症状の様で。
これから買う人は「クリップ装填がちゃんと出来る個体」を買うことをオススメします。
難点はありますが。
それを差し引いても値段と内容で概ね満足しています。
クリップが使えない点はバッサリと切り捨てるか、例え有償でも修理なり交換なりしてもらうか。
現在考慮中ですね。
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