WA 2012年12月の新製品 from WA ガンネット通信 Vol.102
●WA ゴールドコンバット2 〈エクスペンダブルズ2〉
●WA 【コルト】レールガン/オールブラック
●WA 【コルト】M1911A1/ビッグガン
●WA 【SVI】マイアミTiki 2012
まず気になったのは。
エクスペンダブルズ2ピストル。
前作と違うのは表面仕上げとグリップの模様。
最初は「完全版商法か?」と思ったものです。
1cmずつ世界記録更新。
昔セルゲイ・ブブカという走り高跳びの世界記録保持者が居ました。
彼は1cmずつ記録を更新します。
例え5cm飛べようが頑なに1cmずつ5回に分けて更新する。
何故なら世界記録を更新するたび、政府から賞金が出るから。
一度に5cm飛んじゃうと賞金を5回-1回=4回分損しちゃう。
買い替え需要でガッポリ。
これと似たような現象がWAでもあります。
トイガンを再販する度にちょびっとずつ完成度を上げてくる。
ナッシュコンプなんかそんな感じでしたね。
でも今回は違います。
前回の銃は前作「エクスペンダブルズ」に合わせたもの。
こちらを見るとプロップにもグリップにプレートはありません。
そして今作「エクスペンダブルズ2」を劇場で見ましたが、確かにプレートがある。
つまりプロップが変わった為の変更であり、完全版商法ではありませんでした。
コルト完全復活か?
次に気になったのはレールガン。
何か超電磁砲みたいな名前ですが、レイルドフレーム仕様の意味です。
これ自体は他のメーカーが既にやっており、今更感が漂います。
重要なのは解説。
この銃をベースにしたM45CQBピストルが米国海兵隊のMEUピストルに代わる次期制式採用に決まったということです。
知っての通り1990年代からコルト社は凋落を始め、今やM1911といえばSF(スプリングフィールド)やキンバーが台頭。
そしてM16/M4はFN社が生産しているという有様。
コルトのネームバリューだけを頼りに旧作をコレクターに販売して糊口を凌ぐ様なメーカーになりつつあった。
そんなコルトが再び息を吹き返し、米軍御用達の名声を取り戻したことが大きい。
実際のM45CQBはこんな感じらしいです。
・海兵隊仕様 Colt CQB ピストル、2013年に民間販売
・Colt wins the USMC M45 CQB Pistol (old MEU(SOC) .45) contract.(英語)
・The Marine Corps Colt(英語)
これもモデルアップするだろうと思ったらもうやりましたね。
マイアミTikiは…。
残念ながら完成度下がってます。
だってグリップがダイキャストに逆戻り。
ホーグのエボニー製グリップが無くなったのかもしれませんが、残念ですね。
参考:
・imfdb>>Expendables, The(英語)
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