GUN雑誌2018年1月号発売、ガンプロフェッショナルズ

 

●ウイルソン コンバット EDCX9 詳細レポート
EDC 9 Compact(シングルカアラム)3695ドル。
EDC X9(ダブルカアラム)2895ドル。
シングルの方が高いんですね、金属製で加工が大変だからでしょうか。
驚いたのがコンパクトなのに装弾数が多いこと。
9x19mmとは言えシングルで9発、ダブルで15発とフルサイズ並。

気になっていたSpec-Ops 9ですが…。
まとまった数量産できず、設計も未熟だったとのこと。
ウイルソンの銃で量産って厳しいんでしょうね。
実際このモデルも8-10ヶ月待ちみたいです。

グリップの滑り止めが痛いほど、と言うのは納得。
以前MARSOCの実銃用グリップ(多分)を握ったんですが無茶苦茶痛かった。
G-10のグリップはモノによってはヤスリがけしないと手袋無しじゃ握れない。
またファイバーオプティックサイトに疑問を呈していたのも印象的でした。
「アクリルの棒って折れやすく無いか?」ってずっと思っていたので。

●S&W ミリタリーポリス
オートなら.45、リボルバーなら.38、それ以外はクソの役にも立たない。
故テッド・アライ氏の言葉です。
昔は.357マグナムが好きでした。
しかしグアムに実銃を撃ちに行った時のこと。

私はオートしか撃たなかったんですが、同行者が「コルト・キングコブラ.357マグナム」を撃っていた。
反動がキツイ →手が痛いらしく、50発撃つのも大変そうでした。
上記の アライ氏の言葉が思い浮かび、.38スペシャルに興味が湧いてきました。
次に実銃を撃ちに行くときはS&W Kフレームの.38口径を必ず撃とうと思っています。

●M1ガーランド
面白かったのが第二次世界大戦の話。
当時のドイツ兵(モーゼル98k)の携行弾数は5発クリップ12個と銃に入った5発= 65発。
当時のアメリカ(M1ガーランド)の携行弾数は8発クリップ10個と銃に入った8発=88発。
でも誰も守ってなかったよと言うもの。
実際は8発クリップx6の弾帯を3本=232発くらい持って行ったと。
「セミオートなのに信頼性抜群」という話も興味深かったですね。

●ハートフォード/コスモドラグーン
その昔ヴァイスという所が高額な無可動モデルガン作っていましたね。
今回のはコッキングピース可動、シングルアクション。
いよいよ動くコスモドラグーンが手に入るのかな。

●東京マルイ/M45A1
グリップは特殊印刷だそうです。
実物グリップに換装する人いっぱい居そう。
ショップは稼ぎどきですね。

●WA AR-7
これは懐かしい、昔持っていました。
その昔「そごう」でマルシンのワルサーPPスポーツと共に投げ売りされていた。
売りが「分解して本体がストックに入り、水に浮く」というもの。
但し銃としては何か細っこくて、動く所少なくてあまり面白みが無かった、という印象でした。

こちら作るまで大変だったというのが分かりましたね。
嘗てMGCが発表した「ニューモデル5」というのがあります。
最後のワルサーP5だけ遂に発売されなかったのは古参のファンには有名です。
MGCと関係のあったWAもこれに倣い「ニューモデル2」というのを発表していた、これは知らなかった。
それが「ワルサーPPK/S」と「S&W M36チーフ」だったそうで。

ところがその後今は亡き東京CMCがSチーフを発売。
こちらの3インチをキットで買った事あります。
亜鉛の骨組みをプラでコーティングする「テンプラモデル」でした。
被ってしまったことでWAはチーフから何故かAR-7にスイッチしちゃったと。

売りの「水に浮く」を再現するにはストックを一体成型しなきゃならない。
実銃は確か貼り合わせるタイプだったので、実銃より上の技術を目指した訳です。
一体にすると金型が高くなる、加えてバレルも長いのでこっちの金型も高い。
当時国本社長が「金の心配しなくていいからやれ」と大号令したそうで。
今のWAを見ていると考えられないくらい景気良かったんだなと思います。


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