GUN雑誌2017年11月号発売、ガンプロフェッショナルズ

 

●グロック Gen5 G17&G19
コンバットと同じですが、もっと情報量が多かったです。
米国では「ジェンファイブ(第五世代)」と言っているそうです。
Gen4から7年…けっこう経っていたんですね。
コンバットではよく分からなかったマガジンベースの改良。
むしろグリップフレームの切り欠きで抜きやすくなっているのでは?と思いました。

従来品でG26などに行われていたスライド先端の面取りがG17やG19にも採用。
あとマガジンファロアーがオレンジに変わったそうで、S&Wみたい。
またバレルのロッキングラグの位置が違うそうで、旧来品やカスタムのバレルが使えない。
弱点は相変わらずプラの前後サイトとレポーターは指摘していますね。

●コルトレールガン
レポーターのtoshi氏にしては珍しいチョイス。
マイナーな製造中止モデル、所謂珍品が多いというイメージがあったので。
・レールをスライドストップ軸穴まで延長(耐久性向上)して欲しい。
・セフティレバーの角が指に当たって痛い。
などが感想として挙げられていました。
個人的にはグリップのフロント部分がスムーズなのが気になります、チェッカリングが欲しいですね。

●SIG MPX
AR15ベースのデザインでMP5カテゴリを狙ったモデル。
面白いのがストック部分。
本来銃身長16インチ以下の銃にストックは付けられない。
UZIやP90に不自然に銃身を延長した民間モデルがありましたね。
実はこれストックではなくアームブレイスorスタビライジングプレイスと呼ばれるサポート装置。
よく見ると輪っかでストックじゃ無い。
これを腕に巻きつけて固定するというもの。

シンプルブローバックと思いきやロティティングボル&ショートストロークガスピストンと言うのが興味深い。
つまりライフル(5.56mm)と変わらないシステム。
コスト上がっちゃいそうな気がしますが。

●P320暴発問題対策
採用直後に話題になった話ですね。
その時は「一定の角度で落とすと暴発する」だった。
実は「単純にスライド後部をハンマーで叩いても暴発する」事が判明。

本来「リコール」に相当する欠陥であると言っていますね。
しかしSIGはアップグレードとして対応。
SIG単体ではなくP320を採用した軍のメンツも絡んでいるのか否か。
危なくてサードパーティも迂闊にカスタムパーツが出せないという話が出ていますね。
仮に暴発したらSIGだけでなく自分たちも訴えられかねないと。

●北朝鮮70式拳銃
これは珍しい、というより存在すら知らなかった銃です。
どうせソ連とか旧東側諸国のパクリだろう、と思ったら北朝鮮オリジナル。
でもパッと見トカレフを小型化したんじゃないかという気がします。
目を引くのはスライド下のボタン、こちらテイクダウンピン&セフティ。
そして口径がこれまた珍しい「7.65x17SR」ほぼ.32ACPだけど違うというもの。
後はバレルが前後に動く謎構造ですね。
リコイル軽減のためでは無さそうですが、 分解用のギミックでしょうか。


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