【映画】ネイビーシールズ(Act of Valor)の感想

ネイビーシールズと言えば(その1)
チャーリーシーンとマイケル・ビーンが出演した映画「Navy SEALs」がまず思い浮かびます。
あれとは別物。
紛らわしいな、と思ったら原題違うんですね。
「Act of Valor(勇気ある行動)」
こちらが本来のタイトルです。
その意味は映画のクライマックスで明らかになると。

ネイビーシールズと言えば(その2)
個人的に「アメリカ軍最強の特殊部隊」 という印象が有ります。
この映画のネイビーシールズは間違いなく最強ですね。
だって本物だもの。
なんとアメリカ軍全面協力のもと「現役のネイビーシールズ」が多数出演。
更に武器兵器も全部本物。
え?スタジオで実弾ぶっ放したってことでしょうか。
流石に空砲対応にしてるんですよね?

まるでFPSの様だ。
見てて思ったのが銃にカメラくっつけたような一人称視点、所謂FPSチックなアングルが多いことです。
まるで自分が劇中の登場人物になって敵をバンバン倒しているみたい。
自身がネイビーシールズになった様な雰囲気に浸れると。

チャーリー・シーン版はバレットM82の破壊力をこれでもかと見せつけれくれました。
一方本作を見るとM4カービンが欲しくなること請け合いです。
EO-TECHのホロサイト初め、フラッシュライトにレーザーサイトとオプションてんこ盛り。
連射してますが基本的にセミオートで撃ってますね。
ボディに何発か撃った後留めにヘッドショット。
テキトーに撃っているようですが、確実に敵を仕留めていくと。

結構死傷率が高い。
鍛えに鍛えたアメリカ軍の最精鋭。
一騎当千のスーパーマンにテロリストや麻薬の売人なんて目じゃないだろう。
なんて思ったんですが結構怪我するし死人も出ますね。
基本的にネイビーシールズは少数で行動しますので、多勢で来られると厳しいということか。

ストーリーは…あまり印象に残ってない。
というのもドキュメンタリーを見ているような感じだったからです。
麻薬ディーラーにCIA局員が拉致され、その救出からストーリーが始まります。
救出に成功するものの、イスラム系テロリストとの接点が明らかになる。
更にアメリカを狙った恐るべき計画が発覚。
世界を股にかけてテロリストの足取りを追っていく。
なんかチャーリー・シーン版と同じような話に思えてしまった。

百戦錬磨の兵士だけど人間だし愛する家族もいる。
ハリウッドはこの要素入れなきゃ居られないみたいですね。
任務に支障をきたすから、悩みや心配事はみんなで解決、それから出動!
全員で隊員のプライベートまでフォローするのは納得です。

ガンシップつえー。
輸送機に戦闘ヘリに果ては潜水艦まで色んな乗り物が見られるのも醍醐味です。
中でも印象に残ったのがガンシップ(戦闘艇)。
黒塗りの大きめなボートに防弾盾の付いたガトリング砲を多数装備。
まさに水上の要塞です。

麻薬ディーラーの手下がモーターボートに小銃で対抗するのですが、
大きさが段違いだし、武装は圧倒的だしで無理ゲー。
自分ならボス見捨てて逃げますよ。
見てて可哀想になってくる戦力差です。
そしてラストのメキシコの麻薬カルテルとの凄まじい戦闘は一見の価値ありです。

公式サイト / ウィキペディアIMFDB(銃器データベース)


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