GUN雑誌2016年5月号発売、ガンプロフェッショナルズ

●スターム・ルガー/アメリカンピストル
名前から「コルト/オールアメリカン2000」を思い出させるのですがあんなダメものじゃない筈。
真っ先に目に入ったのは前後サイトです、ノバック製。
S&Wの様に最初からカスタムパーツを組み込んで来たかと。
最大の売りとして宣伝されている「トリガーのリセットが短い」についてですが、
レポーターは「そうでもない」とバッサリ。
実感する程では無いって事なのか。
あとはAFPBセフティが無くてシアコネクターブロッカーなるパーツがあるそうで。

トリガーついてはサードパーティーがカスタムパーツを出すらしいのですがちょっと待て。
カスタム必要って事はやはり微妙なんじゃないの。
それに軍で採用されるなら元から組み込んでなきゃ拙くないか。
そう思ったらこのアメリカンピストル、米軍のXM17、MHSにエントリーしてないんだとか。

●ちゃぶ台返しはもう懲り懲り。
まあバトルプルーフ(実戦での性能証明) されていませんからね。
それに米軍のハンドガン・トライアルと言えばやる→白紙撤回がとにかく多い。
意気込んで開発して提供する意味あるのか。
なんて思っても不思議じゃありませんね。

●デトニクス/ポケット9
M1911クローンだけじゃなくこんな銃も出していたんですねデトニクス。
護身用の小型拳銃なんですがとにかくスライドがデカく見えます。
それもそのはず、この銃9mmなのにストレートブローバック。
ショートリコイルなどの閉鎖機構を採用していないんだとか。
マグナム並みの反動。
そりゃ2年で製造中止になるよね。

●FK Brno(FKブルーノ)
チェコのブルーノといえばCZ作ってたところの分家でしょうか。
確かに見た目はCZ75の流用に見えます。
特殊な7.5FK弾を使い、拳銃なのに100メートルで3.8cmのグルーピングを誇るのだとか。
この銃のレビュー見たいですね。
問題は弾が手に入るかどうかですが。

●ヴィンテージ・モデルガン・コレクション/MGC S&W M59
子供の頃の憧れのハンドガンです。
タニオコバ・小林社長の開発秘話が載っていて楽しめました。
やはりダブルカアラム・シングルフィードマガジンの開発に四苦八苦していた模様。

昔からオートが好きなのは一緒ですが、当時の私は、
9mmダブルアクション・ダブルカアラムが大好き。
M1911ガバメントばかりの今とはだいぶ趣が違っていた。
その私にとって一番欲しかったのがM59。
マルシンが出しているのはM39やM439、シングルカアラムです。
ダブルカアラムのM59はMGCしか出していなかった。

●子供にMGCは高嶺の花。
しかも狙っているのは「太陽にほえろ!」で神田正輝演じるドック刑事が使っていたシルバーフレームモデル。
当時の値段、完成品で18,000円、キットで9800円。
三ヶ月小遣いを貯めて5000円弱のマルシン製キットを買うのがやっと。
そんな自分にはとてつもなく高いハードルに思えました。
更に言うとキットは殆ど売ってない。
パルコのポストホビーに入荷したM59キットを見た時の事は今でも忘れません。

●全身に電流が流れました。
これを逃したら次にいつ入荷するか分からない。
清水の舞台から飛び降りるつもりで購入。
更に言うと当時の私の技術は未熟、ちゃんと作れるか不安でした。
失敗したら1万円をドブに捨てることに。
そのプレッシャー半端無かったです。


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