GUN雑誌2015年12月号発売、ガンプロフェッショナルズその2、アームズマガジン

ラブレス「OLD SMOOTHIE」
見たこと無いラブレスのカスタムが載っていました。
更に見逃せない逸話が。
ラブレスは「コンバット・シューティングの神様」ジェフ・クーパーと交流があった。
「ガンサイト」にも通っていたことがあるというもの。
そこでハンマーバイトとスライドカット(スライドバイトとも)を経験。
これを踏まえたカスタムガンを作っていたというものです。

コマンダーはリングハンマーの筈ですが、ガンサイトではフルサイズM1911を使っていたのでしょうか。
或いはコマンダーにスパーハンマーを付けていたのかな。
キリか何かでコンコンやったような手作り感溢れる滑り止め。
何より超大型のスライドストップとサムセフティが目を引きます。
WAが製品化するとしたらこのスライドストップとサムセフティがネックかな。

20ヤードで2-3インチという当時では驚異的な命中精度を叩きだした、
ガスティン・アキュアライズ・システム。
今回初めて知りました、ラブレスのカスタムガンにはお馴染みのシステムで、WA製品でもピンが再現されていますね。

何故?魔改造S&W M41。
他にラブレスのカスタムガンとしてM41が載っていました。
.22口径の競技銃をセルフディフェンスガンの様に短縮化。
フレーム後端に自作のハウジングまで付けてスリム化。
よほどこの銃が気に入ったのか…じゃないとこんな改造しないでしょう。

コーへリーアームズCA89。
名前だけ聞いてもサッパリですが、H&K MP5のコピーでしかもアメリカ製。
何でも低性能とメーカー対応の悪さである意味「伝説」になったんだとか。

トッド・ベイリーなる人物がスペシャル・ウエポンズ社を立ち上げ制作。
ところが技術的な問題なのかコストカットのためか肝である「ローラーロッキング」が再現できなかったとか。
この流れ、ステアーGBを勝手にコピーして売ろうとしたLES18を思い出しますね。

Cakik(ジャニック)TP9SA
こちらも初めて聞きましたがトルコ製の銃で、ワルサーP99の影響を受けたんだとか。
正式ライセンスか無断コピーかは不明。
ただパッと見でP99とは気づかない位デザインは変わっています。
そしてP99よりスリムに見える。
お値段400ドルと同クラスの銃の2/3で性能も悪くないんだとか。

ロームRG10。
第一印象…巻玉鉄砲みたい。
弾の出る銀玉鉄砲じゃなくて、円環状の火薬をシリンダーにセットしてパンパン鳴らす玩具です。
所謂サタディ・ナイト・スペシャルと呼ばれる低価格低性能の拳銃です。
RG10は初めてですが、RG14なら知ってます。
レーガン大統領暗殺未遂事件で襲撃者のヒンクリーが使った拳銃。
一番驚いたのがこれドイツ製だということ。
ドイツでリボルバー、しかもこんな粗悪品を作っているのかと。

東京マルイ ハイキャパ特集。
性能は折り紙つきだけど、架空銃だしな…とスルーしようとしたんですが、
サンプルとして実銃のSVインフィニティが多数登場。
スルーしなくて良かったです。

東京マルイ/M4 MWS(ガスブローバックエアガン)
コンバットには遅れましたが、WA製品とKSC製品を交えての比較が出来る充実ぶりが良いですね。
M4ガスブロは既に沢山ある中で、東京マルイに求められるのは?
ライターは命中精度であると述べています。
意外だったのが装弾数35 発ということ。
WAの50発、KSCの40発と比べても少ない。
後発だから同じかそれ以上にしてくると思っていたので。
真夏にフルオートで撃ち切れるのがこれくらいだったのかな?なんて思いました。

フロンティアジャスティス
何ともアメリカンスピリッツ溢れる名前ですが、実際にアメリカにオープンしたガンショップです。
ここに置いてあったTAVOR(タボール)の一言が目に留まりました。
「近年の軍用ブルパップ唯一の成功作」
一瞬「AUGがあるだろ!」と思いましたが、AUG以降って意味でしょうね。

STAYR AUGアップグレード
そのAUGも特集されていました。
未来の小銃の形として持て囃されたブルパップも今は昔。
更新にM4カービンを選ぶ国も多いんだとか。
多分性能より拡張性と値段だろうなあ。
そんな中でAUGを使い続けるところもあるとフォロー。
しかしレールなど近代化は必須。
前方がバレルだけというスリムなAUGにはちょっと厳しい注文ですね。

ハートフォード/デリンジャー・ナンバー3(モデルガン)
何の告知も無く突然出てきたので驚きました、そして、
モーゼルHSCはどうなったの!?
やはり今年中に発売するのは厳しかったので、代替案として出してきたんじゃないかと思いました。
ナンバー3というのは「ハートフォードにとって」3番めのデリンジャーという意味らしいです。
これまでに「レミントン・ダブルデリンジャー 」「ハイスタンダード・デリンジャー(ハドソンリメイク)」を出しているから。
「マニアック300」 という企画らしいですが、それは300丁限定という意味なのか。
だとしたら19,800円というお高い値段もやむなしなのかも。

タニオコバ/GM7.5 シリーズ70 ガバメント(モデルガン)
所謂「素ガバ」と呼ばれるシリーズの製品化。
これはよく出したなと思いました。
タニオコバでは「タクティカル」タイプのGMしか出していない。
タクティカルと素ガバではフレームとスライドが共用できない=新規制作。
更にハンマー、サムセフティ、グリップセフティ、メインスプリングハウジングも別部品。
バリエーションと言うには開発費がかかり過ぎるから。
金型ペイする為にS80やミリタリーも視野に入っていそうですね。

更に発火システムも変えてきた。
イージーCPポリマーカート。
オープンデトネータ方式はどうするんだろう。
切り替えるのか並立するのか…そこらへんが気になるところです。


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