思い出のエアガン~MGC/S&W M659ほか

わらしべ長者。
このエアガンを手に入れた経緯はちょっと特殊。
当時知り合ったばかりの友人が居ました。
彼もまたトイガン好き、但しエアガンの方。
一方私はバリバリのモデルガンマニアでエアガンには見向きもしていなかった。
嘗ては同じトイガンでもエアガンとモデルガンのマニアの間には溝があったと思います。

しかしこの友人はモデルガン自体を見るのが初めてだったらしく、大いに興味を持ってくれた。
喜々として布教すればよかったのにあ、興味あるんだ程度の反応しかしなかった当時の私はアホでした。
そんな無愛想な私を尻目にモデルガンに惹かれまくった挙句、
これと交換してくれ!!
と友人が出してきたのがMGCのガスガンM659でした。

M659の定価は11,000円。
他方友人が欲しがったモデルガンは…何だったっけ。
これがサッパリ思い出せない。
しかしキットなのでそんなに高くない。
小学生の頃そろばん塾に通っていた私の頭は瞬時に打算もとい計算。
(こっちの方が得だから)いいよ、と快諾。
思えばこれが初のエアガン、しかもガスガンでもありました。
今思えばこのトレードがなければトイガンの趣味をモデルガン衰退とともに止めていたかもしれません。
貴重な切っ掛けだと思ったり思わなかったり。

ガスガン結構おもしれー。
それまで「ニワカ」が買うものだと思っていたエアガンを見直す結果になりました。
こちらどうもモデルガンのM59ベースみたいですね。
証拠にグリップが共用できます。
新規設計なら当然実銃用グリップが付くリアルサイズにしたと思いますから。
そしてこのM659はバリエーションがいっぱい。

・M459
・M559ロングスライド(5インチ)
・M559ロングスライドジュニア仕様(18歳未満でも買えるやつ)
・M659
・M759

その為例によってMGCからパーツを取り寄せたりポストホビーでパーツを購入したりしてポン付けカスタマイズが楽しめた。
特にレースガン仕様のM759系パーツを買いまくりましたね。
またスライドは動かないのですがコンプがMGC純正カスタムパーツとして出ていた。
これ付けて遊んでいました。

こんなのチェッカーじゃないよ、剣山だよ!!
M759のフレームはスクウェアトリガーのうえチェッカー付き。
格好良いので取り寄せて交換しました。
ところがチェッカーが無茶苦茶とんがってて難儀しました。
痛すぎてとてもホールドできません。

またS&Wをレースガンにすると泣き所になるスライド上のデコッキングレバー兼用セフティ。
これある限りM1911に勝てないと思われるパーツです。 
少しでも使い勝手を良くしようと改良した「ドッグレッグ(犬の足)タイプセフティ」を取り付けました。
細くて折れてしまった。 
正確にはレバーじゃなくてセフティの軸が折れちゃいました。
実在するのか不明ですが、亜鉛合金で再現するのは無理があると思いましたね。

もう作られることは無さそう。
モデルガンではマルシン、ガスガンではWAが一部機種をモデルアップしています。
一時代を風靡したS&Wのダブルアクションオート。
しかしM1911に代わる制式採用拳銃の座をベレッタに明け渡し、
その後はヨーロッパ製オートに押され、更にはポリマーフレームの時代が到来。
現在M&Pで巻き返しを図っていますが、こちら嘗てのS&Wオートとは似ても似つかない別物。
新規でガスブローバックが作られる見通しは…無さそうですね。
唯一の明るい話題は「留之助ブラスター」の人が作るリアルサイズM39モデルガンでしょうか。
マルシン製をベースにフレーム、スライド、リコイルスプリングガイドを交換するパーツです。


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