思い出のモデルガン~ハドソン/デザートイーグル.44

最初に買ったハドソン製品。
そして恐らく最後に買ったハドソン製品になるでしょう、メーカーもう無いですし。
田舎の学生だった頃「恐らくこの街じゃここにしかモデルガン置いて無いだろう」という小さな模型屋がありました。
そんな店にある日並んだのがハドソンのデザートイーグル。
良く入荷したな…。
というのが第一印象でした。

当時エアガンでは出ていましたが、モデルガンでは初。
現在まで他のメーカーも出していませんね。
何ともデカくそして強烈なオーラを感じました。
田舎ですしハドソン製品ですし買い逃したら二度と手に入らなそう。
半ば強迫観念から衝動買いした覚えがあります。

シングルアクションだったの!?
GUN雑誌をよく見りゃ分かることですが、モデルガン手に取るまでダブルアクションだと思っていました。
この現代にシングルアクションの拳銃など作られるはずがない。
そんな固定観念に囚われていた様です。
表面の仕上げは結構雑。
HWに黒染めしてあるようですが、下地がかなり荒かったです。
まあそれもデザートイーグルの荒々しいイメージに合うと無理やり脳内変換していました。

カートリッジもデカイ。
モデルが.44マグナムなんですが、リボルバーを殆んど持っていなかった。
9mmや.45ACPとは比べ物にならないほどカートがデカかったですね。
これ本当にブローバックするの?
スライドもデカイですし、排莢できるのか不安でした。
…でも火薬入れて発火はおろか、カートをマガジンに装填すらしなかったんですね。
マガジンに入れるとカートが傷つく、発火なんてもってのほか。
何しろ完成品のモデルガンで確か値段は22000円もした。
学生の時分、そんな高価な品をガシガシ使い倒すとかとても出来なかったのです。
たまに手にとって、分解して、ホールドオープン&スライドストップを掛けてみる。
何とも消極的な遊び方をしていました。

どっか金型買い取ってないのかな。
ハドソンが倒産した後いくつかのモデルは他のメーカーが金型を買い取りました。
その後実際発売されたモデルもあるのですが、デザートイーグルの話は聞きません。
一体どうなったのか気になるところです。

発火動画ありました。
こちらを見るとちゃんとブローバック&排莢していますね。
但し装填不良が多い、挙句撮影中に破損してしまったとか。
既にMGCがほぼ確実な発火を実現していた時代。
ハドソンは相変わらず難物を作っていた模様です。
そういやハドソンはブローバックするモデルガンあまり作っていませんでしたね。


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