思い出のモデルガン~コクサイ/コルト・パイソン2.5インチ(旧型)

またも入手元はホビーバザール。
それだけポストホビーのホビーバザールは素晴らしかったという事です。
1.今売っているモデルガン&エアガンが安い。
2.嘗て売れ残った「珍品」がデッドストック状態で出て来る。
私にとっての「夢の国」ディズニーランドがそこにありました。

リボルバーのコクサイ。
嘗てモデルガンは「1人が設計したものを、複数のメーカーで売る」という制作・販売形式が取られていました。
コクサイ産業もその例に漏れずそれまでの製品はどっかで見たようなものの焼き直しというイメージが強かった。
これが一変したのが「ニューM29」から始まった一連のリボルバーシリーズ。
当時としては超リアルな再現度を誇り「リボルバーのコクサイ」としての名声を確立しました。

そんなコクサイの「コルト・パイソン」がそのホビーバザールに売っていた。
因みに2.5インチモデルのみ。
個人的に第一希望は4インチ、第二希望は6インチ。
当時スナブノーズのリボルバーはあまり興味がありませんでした。
しかしそれまで持っていなかったコクサイのリボルバーが手に入る!という誘惑に負けた。
コクサイ製品はキットでも高め&そもそも売ってない&私自身がオート優先だったのでこれまで縁がなかったのです。

なんか違う。
意気揚々と買って帰ったのち違和感に気づきました。
箱が違う、メカが違う、極めつけはカートでした。
当時のコクサイのカートは実物よりも短いものの弾頭が銅色、薬莢がシルバーで色分けされていた。
このカート真鍮むき出しの金色だったんです。
しかも真ん中で分割されていて、引っ張ると伸びて放すとビヨーンって戻るスプリング内蔵設計。
おかしい、コクサイ製なのに似ても似つかない。

リニューアル前の旧型。
つまりコクサイのパイソンに間違いは無いんですが、リニューアル前の製品だったんですね。
一緒に入っていたパンフレットにはブラックホークやガバメント(スタンダード)その他金属モデルが並んでいた。
つまり1.だと思ったら2.だったと。
型落ち掴まされたか…。
いや店に責任はありません、自分がコクサイ製品に疎かっただけの話です。
それに内部機構は実銃と全然似てませんでしたが、それなりに作動は良く発火も確実だった。

俗に言うコンバット・ゲーム。
今はエアガンでサバイバルゲームというのがありますが、モデルガンしか無い時代。
一部でコンバット・ゲームと呼ばれる遊びがありました。
要するにモデルガンでの撃ち合い。
弾が出ないので、当たったかどうかなんて分かりません。
要するに雰囲気を楽しむごっこ遊びです。

友達に以前紹介したCMCチーフを貸し、自分はコルト・パイソンを手に林でパンパン撃ち合っていた。
注:今やったら通報確実なんで、真似しないでください。
リボルバーのモデルガンはオートよりも発火が確実。
そしてカートを排出しない=無くさない。
外で撃つならリボルバーはうってつけだったんです。

ただ耐久力に難があって、そのうち壊れてしまいましたが。
それでも一時期楽しませてくれたコルト・パイソン。
今ならコクサイから金属のリアルなモデルガンが出ています。
こちらいつか手に入れたいですね。


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