思い出のエアガン~MGC/H&K MP5KA4

夢のハイブリッド
まだ「電動ガン」が出現する前。
電気で給弾しガスでBB弾をフルオート発射する。
そんなモータードライブガスガンがいくつか発売されていました。
無論先鞭をつけたのは業界のパイオニア、MGC。
そして第1弾に選ばれたのがH&K MP5KA4、いわゆるクルツ(短縮)モデルです。

フルサイズが欲しかったけど
当時のフルオートはガス式で、しかもBV方式と呼ばれるもの。
こちらフルオート時にガスを垂れ流しBB弾をビャーっと ばら撒いていた。
構造自体は単純なので頑丈な反面、動くところが少なくて面白みがなかった。

また稼働にはガスタンクかエアタンクが必要で、結果銃にヒモ(ガス供給ホース)付き。
それに対してホースレスを謳ったこのMP5は凄く魅力的に見えました。
ホントはフルサイズのMP5A4が欲しかったけど誘惑に負けて購入。
そのうちMP5A4も出るだろう、と期待していた。

出ませんでした。
このシリーズはMP5KA4が最初で最後、その後が続かなかった。
当時MGCと協力関係にあったせいか、WAが
・フルオート9
・ヤティマチック
と本家MGCより多い2機種も出しましたが。

これスグ故障したんです。
給弾機構がダメだったらしく、ボボボボボ…と動いても弾が出ない。
一度MGCに修理に出しましたが、またすぐ壊れた。
これはショックでした。
新しいシステムでも、MGC製なら大丈夫。
安全神話みたいなものを抱いていただけに。

×ハイブリッド→◯ランニングコスト最悪。
電気とガスのどちらか一方あれば作動するという訳ではなく、両方必要とする二重ソース方式。
なので今考えると物凄くランニングコスト悪かったと思います。
その上作動に難有りとくればどうしようもありません。

当時の評価は知りませんが、多分ボロクソだったと思います。
クルツとは言え長物なので本体も高い、ランニングコストも高い、それでこの体たらく。
MGCに取っても一応長物だけに開発費はけっこうかけたと思います。
それで結果が悪ければ、第2弾と続くはずもありませんね。


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