WA/ギルデッドV12(GILDED V12)
種別 | 仕様 |
---|---|
バージョン | Rタイプ(渋谷カスタムワークス) |
スライド | アレンジ幅、ノッチ非貫通 |
フロントサイト | 別型パートリッジタイプ |
リアサイト | ボーマー |
トリガー | 3ホールタイプ |
ブリーチ | Rタイプ |
バレル | アルミ黒染コーン(12ポート) |
セフティ | 5mm軸ウイルソン用 |
ジャンル | 作品 | 使った人 |
---|---|---|
映画 | フェイス/オフ | ニコラス・ケイジ |
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述 |
左右対比
コラム 『超個人的製品化希望銃 番外編』・トロイカスタムの項 もご参考下さい。
プロップガン(映画の小道具)なので実在しません。
ジョン・ウー監督の映画「フェイス/オフ」に登場。悪役のキャスター・トロイが2挺拳銃で撃ちまくります。携帯方法も独特です。腰の後ろ、尻の上辺りに向かい合う様に1対2個のホルスターがあり、そこに収納します。このホルスター欲しかったです。
プロモビデオ等によれば、スプリングフィールド製V12スライドとバレルを装備、 全体を24金メッキした上でスライド両サイドにポリッシュ(磨き)をかけてあるそうです。 写真では他にヘイニーのリアサイトと、ドラゴンのレリーフが埋め込まれた黒いグリップを装備しているのが分かります。
注意:旧バージョンです
この製品はRタイプ時代に渋谷カスタムワークス製品として発売されたギルデッドV12です。
限定販売され、既に完売しています。
SCW3バージョンのLIMIX ギルデッドV12ではありません。ご注意ください。
雰囲気はばっちり
新品をWA-GUNNET(メーカー通販)で購入。
発売直後に買ったのですが、今の今までレポートを忘れていました。
色を物凄く気にしていましたが、綺麗な金メッキで安心しました。
下手な金色だと絵の具の『黄土色と銀を混ぜた色』だったり、『黄色が強くて真鍮みたいな色』だったりするものです。『黄金』は若干オレンジ色がかっています。この色はOKです。
でも良く見ると全然違う
ベースガンがウイルソンという時点で間違っています。
プロップはスプリングフィールドベースです。他に違う部分は以下の通りです。
パーツ | プロップ | トイガン |
---|---|---|
ベースガン | スプリングフィールド | ウイルソン |
リアサイト | ヘイニー | ボーマー |
トリガー | 3ホール(▲) | 3ホール(●) |
ハンマー | カマボコ型ホール | デルタ型ホール |
マグウェル | 無し | 有り |
マガジン | バンパー無し | バンパー有り |
グリップ | ドラゴンレリーフ付き黒色グリップ(材質不明) | ウイルソンメダル付プラ製ラバーコート |
グリップは特殊すぎて再現するのは無理でしょうし、他のパーツもコストの問題で見送ったのは分かりますが、わざわざマグウェルとバンパーを足した意味が分かりません。
スライド上部。この写真の色が実際の色に近いです
<スライド部分>
特徴的なポート部分の再現は申し分ありません。
ただ強度がかなり心配です。その為あまり撃っていません。
後部にはボーマーサイト、これは何とかして欲しかった。
アレンジでも良いからヘイニーを模したパーツを付けて欲しい所です。
<実射しての感想>
V12スライドが割れそうなのでそんなに撃っていませんが、作動は快調。
但しABS製なのでリコイルはHW製より少なめです。
命中精度は例によって省略しています。
<まとめ>
REMIXバージョンとしてSCW3版がありますので、コレクターでもない限りそちらを購入した方が良いと思います。ただRタイプ末期の製品なので仕上げは上等です。
- 鍍金(メッキ)が綺麗
- V12スライド&バレルの再現
- ベースガン違い
- パーツ違い。ヘイニーは模して欲しかった
メーカー | 製品 | 価格 |
---|---|---|
WA | 沢山あるのでリスト参照願います。 | 円 |
特に考えていません。
部品 | 症状 | 対策 |
---|---|---|
特に無し |
スプリングフィールドで無い理由(考察)
裁判の影響と思われます。リニューアルしたV10で遂にスプリングフィールドのロゴが入った製品が出ましたが、長い道のりがありました。
- 第一期:全く作らず
スプリングフィールドの商標を持たず、『形態の模写も違法』という主張でベレッタ裁判を起こしていた為 - 第二期:形態のみ模写
ミルスペック.45として、スライドやセレーション、刻印がスプリングフィールド風のモデルを作成 - 第三期:別会社?でロゴ再現
多分WAのダミー会社、Jアーモリーの各種製品。ここでスプリングフィールドのロゴや刻印を再現 - 第四期:自社でロゴ再現
V10ウルトラコンパクトで自社製品としてスプリングフィールドのロゴを使いました
ホールド・オープン(右側面)
V10の様に完全版を!!
のち発売されたREMIXバージョンは外観こそほぼ再現されていますが、やはりロゴが無いのが痛いです。Jアーモリーがスプリングフィールド製品を発売してからひたすら『GILDED完全版』を待っていました。V10の発売で本家WAでも作成可能と思われます。是非発売して欲しいです。
でも障害がひとつ。2007年11月現在、REMIXバージョンは売れ残ってます。
売り切れないとリニューアルは厳しそうです・・・。