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超個人的製品化希望銃 番外編

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ここでは私が製品化を希望する中で、珍銃の中の珍銃や、架空銃に該当するものを取り上げています。

必殺ガン2000(別名:デストロイヤー2000、アニヒレーター2000)


 映画「ビバリーヒルズコップ3」に登場した架空の銃。TVの吹替では「デストロイヤー2000」になってました。
一言で言うと「十徳ナイフ」みたいな銃。ベースはM16シリーズですが、自衛用と銘打っておきながら「必殺」「デストロイヤー」の名の通り、凄まじい防御力(あくまで防御力だ)を発揮します。

<以下劇中の紹介ビデオより抜粋>
ラグジュアリアス(※1)なパーソナル・ウェポン時代の夜明け、必殺ガン2000はご家庭でまた旅先で生き抜くためのサバイバル・セットです」
必殺ガン2000は軽量でしかも高性能、都会で生き抜く高所得の若い世代の要求にピッタリです」
必殺ガン2000にはFAX付きの移動電話と電子レンジも付いています」
「そのほか暗視用ゴーグルにマイクロコンピューター、音声警報装置、CDプレーヤー、デジタルのAM/FMラジオ、ビデオカメラに再生用ビデオデッキ、これらは付属機能のほんの一例です」
「そしてこの防御力こそ、必殺ガン2000の最大の魅力」
(ここでドカドカとフルオート連射)
必殺ガン2000は、ニューポリマーテクノロジーで作り出された軽量アルミ合金で出来ており、サビには絶対の強さを誇ります」
(さらにドカドカとフルオート連射)
ラグジュアリアス(※1)なパーソナル・ウェポン時代の夜明け、必殺ガン2000はご家庭でまた旅先で生き抜くためのサバイバル・セットです」

 さすがにアクセル(エディー・マーフィー)も「こんなもの誰が買うんだ!?」と突っ込んでいました。 このアホさ加減がたまらなく堪らなく私のツボを突いているのですが、Webでもあまり話を聞かないのが残念です。

※1 ラグジュアリアス(luxurious)は英語で「贅沢な、豪華な」という意味らしいです。

元々の名称は「Annihilator 2000」といいます。 アニヒレーター、聞きなれない言葉ですが「殲滅」だの「対消滅」というかなり物騒な意味を持っています。 とても防御用の武器に付ける名前ではありません。 なじみの薄い単語なんで必殺ガンとかデストロイヤーという日本人に分かりやすい単語にしたんでしょうね。

参考サイト:http://www.imfdb.org/index.php/Beverly_Hills_Cop_3

トロイカスタム

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 別名『MOVIE MODEL』。映画『FACE/OFF』に登場し、雇われテロリストのキャスター・トロイことニコラス・ケイジが二挺拳銃で撃ちまくっていた銃、.45好きには外せません。映画の内容は割愛しますが、黄金銃と云う昔あった様なネタでありながら、現物はバリバリのタクティカル.45てのが気が利いてますね。終盤ではM92Fの二挺拳銃に取って変わられたのがジョン・ウー監督らしいのですが、残念でした。
 シェリフにて受注生産に近い形で販売されており、私も大阪に出向いて現物を拝見しましたが、高額なのと(約26万円/2001年当時)、実物プロップと違う部分が気になって買えませんでした。
  以下は実物プロップの仕様についてです。以下に私の知る限りの情報を挙げます。

  1. フレームは純金メッキ
  2. スライドはV12スライド、純金メッキ、側面をポリッシュ、セレーションは斜め&前後&断面が三角
  3. スライド右側前部に「SPRINGFIELD CUSTOM」の文字
  4. コーンバレル、リコイルスプリングガイド、スウェンソンタイプのアンビセフティ、ウィルソンタイプのグリップセフティ(色は黒)
  5. ハンマーはSPRINGFIELDによくある三角ホール、ストレートのメインスプリングハウジング(色は黒)
  6. トリガーは黒の三角スリーホール(もしかしてプラスチック製?)
  7. リアサイトはヘイニー、マガジンバンパーとマグウェルファンネルはなし
  8. グリップスクリューの色は金色
  9. マガジンキャッチ、マガジンキャッチロックの色は金色
  10. グリップは黒いスムースタイプで、金色の龍が埋め込んである。詳細は不明、もう片方の面はやはり龍が埋めてある説と、虎が埋めてある説あり。
シェリフ製『MOVIE MODEL』と実物プロップの相違点
  1. リアサイト
  2. トリガー(発売する予定があるそうです/2001年当時)
  3. ハンマー(発売する予定があるそうです/2001年当時)
  4. グリップ

Back-Upより、トロイカスタムに合致するリアサイト、ハンマーが発売されました。(2003/3/20)
WAのSCW(シブヤカスタムワークス)より、トロイカスタムをモチーフにしたGILDED V12が発売されました。(2003/8/28)
更にSCW Ver.3のREMIXで再度製品化。スライドがスプリングフィールド風になり、トリガーやグリップなどが更にプロップに近づいています。

セブンカスタム

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 『ミルズのハンドガン』とも呼ばれます。映画『セブン』でブラッド・ピット演ずるミルズ刑事の45オートだからです。 アクション映画じゃないので使うシーンは少ないですが、やたらカスタマイズされていて、ラストシーンで印象的な使われ方をします。
 ただ、細部が分かり難い。この映画、全体的に暗い(話もそうですが照明がです)シーンが多い。 あまりの暗さに私は劇場で寝てしまいました。パッと見で印象的なのはスタッグ・ホーン(鹿角)とおぼしきグリップと銃ではありませんが妙に垂れ下がったようなショルダー・ホルスター。細部は以下の通りです。

  1. フレーム、スライドは黒
  2. スライド先端部両端にポートが二つ
  3. コーンバレルで、多分スライドに合わせてポートが空いているものと考えられます。
  4. ボーマーサイト
  5. スタッグホーン・グリップ
 あとは推測ですが、ビーバーテイルや3ホール・トリガーなど、タクティカル系のカスタムパーツが目白押しだと思われます。こちらは『トロイカスタム』よりも容易に作れそうです。

 私以外にこの銃に注目した人がいるのか?いるんです。
過去にあるショップが「セブンカスタムを作ろう」と広告で呼びかけた事がありました。「作りました」ではなく「作ろう」です。マニアを交えて考証しつつ、一緒にカスタムしようと言う企画ものでした。その後どうなったかは知りませんが、のちこの記事を見つけた人がGUN雑誌の読者コーナーで質問していたので、それなりに人気があったようです。

 最大の懸案はポートの空いたスライドですが、かつて RIK03 の頁でも言った通りWAのシブヤカスタムワークス限定で WL W130SPL が発売されました。限定品で既に完売していますので入手は困難ですが、スライドはかなり似ています。フレームとフレームまわりのパーツを全部黒くして、スタッグ・ホーンのグリップを取り付ければこの既製品でセブンカスタムに近づけられるはずです。
因みに私は「GILDED V12」に続く渋谷カスタムワークスでの発売を熱望しております。HW樹脂製希望です。

2006年、J-Armoryより 『セブン・ミルズ・カスタム』 として遂に製品化しました。分からない部分が多かったので、資料としても大変貴重です。フレームがABS樹脂なのは残念ですが、それを凌ぐ魅力十分です。

セガールコマンダー


 .45オートに拘りを持つ映画人がいます。一人はあのジェームズ・キャメロン監督です。 彼は『ターミネーター』でAMTハードボーラーを、『ターミネーター2』でコルト/コンバット・エリートを出しました。 『トゥルーライズ』ではスターム・ルガーKP90やグロック21を使用しました。 9mmのKP85と外見は殆ど変わらないのに.45のKP90だと断定出来るのは、本人が「アメリカ製の.45オートだから使用した」と言い切っているからです。

 いま一人が今回の主役、俳優のスティーブン・セガールです。彼はどの映画でも怪しげなセガール拳法とコルト/コンバット・コマンダー(またはガバメント)を駆使して戦います。 そうです、『セガールコマンダー』といっても普通のコマンダーで全然OK。ここで紹介する意味ないじゃん、となってしまいますが、彼の映画を見て欲しいのです。ただ、似たようなキャラクターで、似たようなストーリーが多い(※1)ので、とりあえず以下の4つを見ればOKです。

  • 『刑事ニコ 法の死角』
  • 『沈黙の戦艦-UNDER SIEGE-』
  • 『暴走特急-UNDER SIEGE2-』
  • 『電撃-DENGEKI-』

 見てどうするのかというと、彼の.45オートを扱う仕草に注目して欲しいのです。なんか説得力が感じられます。『電撃-DENGEKI-』冒頭、彼はグロックの二挺拳銃で警官殺しをやらかした中国人風のテロリストを呼び止めると、素早く胸、続いて銃口をクイッと上げて頭に撃ちこみます。
ここです、後の話なんてどうでもいいです。(※2)
もし傍らにコマンダー(またはガバメント)があれば、更に感情移入し易いのでお試しあれ。

※1 だいたい隠居した特殊部隊員か刑事の役です。そして怒らせると破壊神になります。最後はセガール拳法で締めです。
※2 このあとコマンダーのフルオート(!!)でヘリを撃墜してしまったのは目の錯覚!?だと思います。

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