中古で買ったハリケーン(HurricanE)/552は使えるのか?
最近ドットサイトのレビューばかり←たまたまです。
特にSD-33は事故というか宝くじに当たったようなものでした。
ノーブランドのレプリカホロサイトにガックリ→HurricanE製が良いらしい。
こちらの最後でちょろっと述べたHurricanE製レプリカ。
- 良いらしいが、結構高い(定価18,500円)。
- そもそも売ってない。
そう思っていたらネットオークションで見つけました。
落札日にSD-33に遭遇というドラマ。
オークションで落とす予定なのに別のドットサイト買うの!?
正直かなりの葛藤がありました。
一度店を出て、駅まで行って、やっぱり買おうと帰ってきたくらいです。
まあ私の座右の銘は、
- 買わずに後悔するより買って後悔せよ。
- トイガンとトイガンパーツは一期一会。
そんな訳で買ってしまったんですが。
前フリはここまで。
例によって中古品のレビューになりますので、新品とは異なる可能性があります。
ご了承ください。
全面印刷だったノーブランドレプリカに比べ、ダンボールにシールの簡素な箱。
製品名が分かる箱であれば問題はありません。
箱を開けるとスポンジにくり抜かれて丁寧に入っています。
付属品は本体と電池の他に英語のみの説明書とレンズ拭き。
電池は元から付いていたのか前オーナーが付けてくれたのか不明です。
上面
左側
右側
裏面
ザ・真っ黒。
2個写った写真は手前がHurricanE製、奥がノーブランドになります。
分かってましたがロゴはおろか刻印が一切ありません。
一応「CAUTION」シールはマニュアルに付属して、自分で貼るようになっています。
貼る気全くありませんが。
逆に賑やかなのがサイトの裏。
ブランド名のHurricanEや製造国の台湾の表示。
更に警告文とパテント番号まで書いてありますね。
自社をこっそりアピールする所はKSCに通じるものがあります。
電池ケース全然ちげえ!
手前がHurricanE製、奥がノーブランドになります。
使用電池は当然どちらも単三電池。
ケース外してビックリ、構造が全然違いますね。
HurricanE製は電池が本体に収納され、ケースに見えるのはタダのフタ。
そしてフタにレバーが付属している。
多分HurricanE製が正しくてノーブランドが間違いだろう。
そう思ってネットで調べるとビックリでノーブランドが実物通りみたいです。
但しケースを入れると評価が逆転します。
隙間の空いているノーブランドに比べHurricanE製はピッタリ収まっている。
実物の方式は安物には無理のある方法なんでしょうか。
あとは質感ですね。
マット調ブラックで塗装されたHurricanE製は如何にも高級感があります。
レール取り付けやサイト調整用のネジも質の良さが一目瞭然です。
操作方法はノーブランドと全く同じ。
- ↓か↑ボタンどちらかを押すと点灯します。
- NVボタンで赤と緑に色を切り替え。
- ↓↑ボタン同時押しで消灯です。
実物のサークルドットは赤のみで、NVボタンはナイトビジョンモード。
赤緑切り替えってHurricanEが採用して、ノーブランドがみんな真似したのでは。
なんて思ってしまった。
今回もKSC/KTR-03が大活躍。
例によってこの銃にサイトを付けます。
まず今付いているSD-33の位置を撮っておきます。
そしてHurricanE製552を取り付け。
ノーブランドと一緒でこの位置でしか固定できません。
ここは実物でも一緒でしょう。
何度も言いますがこの銃の為に買ったサイトでは無いので付けばOKです。
見える…私にも的が見えるぞ!
そしてHurricanE最大の肝であるレンズ。
ノーブランドと比べ物にならない程明るい。
流石にSD-33の超クリアなレンズには及びませんが、ちゃんと的が見えます。
写真ではサークルドットがかなり滲んでいますが、肉眼では綺麗に見えています。
SD-33のドットだとカメラ越しの方が綺麗なんですが、何ででしょうね。
上がるし下がるぞ!
ホロサイトは他のドットサイトと違い、サイトの上下調整機能が横に付いています。
この構造がかなり難物らしく、私のノーブランドサイトは上下調整が出来なかった。
HurricanE製はちゃんと上下も調整出来ます。
道具なしとは行きませんが、マイナスドライバーなので調達は楽ですね。
SD-33の時みたいに「回らない」なんて事もなく楽々ゼロイン完了です。
但し反射はある。
ノーブランド製品はレンズに背景や頭が反射して困りましたが、HurricanE製でも同じ現象があります。
ホロサイトをドットサイトで表現する以上、どうしようもない部分かもしれません。
気づいた事。
前提として中古品であることと、個体差かもしれないことを予めご了承下さい。
加えて私の目が悪いからという可能性があります。
赤と緑に切り替えが可能な552ですが、実物を真似るなら普通赤を使うと思います。
しかしこのサイト、赤で輝度が高いとサークルが三重に見えます。
本来の濃いサークルに半個ずつ上にずれるように薄いサークルが2つボヤーっと出て見えます。
超簡単なイメージ図。
そのため輝度はほぼ最低にしていました、こうすると赤い三連星にはなりません。
但し蛍光灯の下など明るいところへ行くと赤サークルの輝度アップ&赤い三連星が再発。
輝度最低でもそうなります。
ところが緑にすると赤ほど見づらくはならない。
因みにサイトを蛍光灯に向けると赤と緑のサークルどっちも綺麗サッパリ消えました。
結論:使える、輝度最低&緑サークルオススメ。
ホロサイトレプリカでこれ以上のものは(多分)無いんじゃないか。
噂通りの出来の良さでした。
これで不満なら実物買うしか無いんでしょうね。
ノーブランドはお払い箱?いえいえちゃんと使い道があります。
前述の通りHurricanE製の性能には満足していますが、見た目が残念な無刻印。
ノーブランドは性能面では難ありですが、ロゴに刻印と見た目が大変リアル。
撃たない時にはノーブランド、撃つ時にはHurricanE製。
こうやって使い分けていこうと思っています。
あとは…。
KSC製のMAGPUL MASADAタンカラーを入手するのみです。
これが1番大変そうですが。
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