KSC/S&W M945 カスタムキャリーストレートABS その2

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外部カスタムの次は内部カスタムだ!

前回グリップとグリップセフティを交換しました。
今回はリコイルスプリングとマガジンバルブの交換です。

プロテックのリコイルスプリングは大抵のエアガンに入れている、私にとって基本カスタムになります。
他方マガジンバルブ交換はやったのことのない未知の領域です。
またバルブ交換のためにバルブレンチを購入しようと思ったら既に入手していました、買ったは良いが封も切らずに1回も使わなかったと。

まずノーマルの初速を計測。

「この為に手に入れた」弾速測定器を使って初速を計測します。

  1. 63.27(m/s)
  2. 63.78
  3. 61.31
  4. 61.02
  5. 61.03
  6. 59.98
  7. 59.26
  8. 58.86
  9. 59.14
  10. 57.77

平均:60.542(m/s)


リコイルスプリング交換

リコイルスプリングガイドと合体していないので、簡単に交換出来ます。
下の短いほうがプロテック製です。
不当幅のバネが特徴で、巻きの隙間の大きい方を前にします。

  1. 64.73(m/s)
  2. 64.24
  3. 61.79
  4. 61.46
  5. 55.18
  6. 60.65
  7. 60.45
  8. 58.92
  9. 57.7
  10. 57.16

平均:60.228(m/s)

最高初速こそノーマル以上ですが、途中55.18とガクンと下がりましたね。
結果平均はノーマルを下回りました。
但しバネの音が変わり、スライドが戻る力が増したのは事実です。
もう閉鎖不良とか無さそう。


次にバルブ交換の為のマガジン分解、これが骨です。
亜鉛一体型マガジンならバルブレンチでバルブ抜くだけで終わりますが、ケース付きだとケースを外さないとバルブが抜けません。
そう思ったらケースピンはあっさりと抜けました。
代わりにマガジンファーロアが中々ケースから抜けませんでした。
ノーマルバルブの抜き取りと、ブラックバルブの組み込みは何の問題もありませんでしたね。

そして抜く時は楽だったケースピンが組み込み時に大変でした。
最後に薄いケースの片側を通すのに一苦労。
無理だと思ったら一旦全部抜いて、最初からやり直すと良いみたいです。
1回めにいくら叩いても嵌りきらなかったピンがあっさり入ったりします。


結果は…初速微増

  1. 62.68(m/s)
  2. 64.45
  3. 57.1
  4. 58.34
  5. 60.16
  6. 62.24
  7. 62.39
  8. 61.6
  9. 59.76
  10. 60.33

平均:60.905(m/s)

ここで上がりました、リコイルも心なしかアップした気がします。
もちろん07ハードキックとは比べるべくもないのですが、ノーマルより大分良くなりましたね。
特にリコイルスプリング交換によるスライドの戻りの良さは明白です。
「スライドが戻り切らずサムセフティが上がらない(切り欠きに達していない)」という症状が無くなりましたので。
リコイルスプリングとバルブ合わせて3,000円程のお手軽チューンなので、試す価値はあると思います。


あとは…。

次はまた外部カスタム。
ハンマー(キャロムショットorKM企画)とメインスプリングハウジング(シェリフ)も変えたいのですが、既に絶版。
運よく入手出来たらという事になります。
他方入手出来なければこれで良いと思ってます。



プログレッシブレートリコイルスプリングAX


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