コクサイ/コルト・パイソン 4インチHWモデル①

ブログ消滅中も銃は買っておりました。
今回紹介するのは…。



コクサイ/コルト・パイソン 4インチHWモデル(モデルガン)

2018年1月に「コクサイ」ブランド消滅!

元の「コクサイ」こと国際産業は既にトイガン製造を止めており、ウリウが製造、サンプロジェクトが「コクサイ」ブランドで販売して居たんですがこちらが終了になると。

そういえばコクサイ製品ってあまり買ったこと無かったなあ…。
モデルガンから入った私ですが、コクサイ製品を殆ど買った記憶がありません。
「リボルバーのコクサイ」と言われる程リボルバーの評価が高かったメーカーなんですが、私はオート(自動拳銃)の方が好きだったからです。
自然マルシンとかMGC製品に目が行っていたと。

加えて特に子供の頃はキットしか買えなかった。
コクサイのモデルガンにもキットはあったのものの…かなり高かった。
MGCの高額キットと同レベルだった記憶があります。
じゃあMGC買った方が良くないかとなっちゃう。

あと個人的に気に入らなかったのがカート。

リボルバーの.357マグナムや.44マグナムは薬莢の部分がかなり長いカートリッジです。
コクサイのモデルガン用カートリッジは薬莢がシルバーメッキ、弾頭が銅メッキ。
仕上げはかなりリアルだったんですが…9mmパラベラム弾かと言いたくなるほど短小だったんですね。
シリンダーにインサートを入れるというリボルバーの自主規制上仕方ないと言えなくもない。
MGCのローマンとかもかなり短小カートリッジでした。
しかしマルシンのM586などはかなり長いカートリッジを再現している。
実際マルシンのM586は複数回買ったことがあります。

自分も歳を取ったんだろうか。

子供の頃は大して見向きもしなかったリボルバーが気になるようになったんですね。
切っ掛けの一つはグアムの実弾射撃。
私自身はオートとライフルしか撃たなかったんですが、同行者がコルト・キングコブラを撃っていた。
.357マグナムの爆風が凄かったんです。
アミで区切られているせいで隣りにいた私に爆風がバンバン飛んできて大変でした。
その同行者は「.357マグナムはキツイ…」と辛そうでした。
ここから何故か「リボルバーを撃ってみたい、但し.38スペシャルで」と思うようになったんですね。

今一つはハートフォードの影響です。
S&Wどころかかなりクラシックなリボルバーを作っているメーカーです。
こちらの製品を見たり、実際に店舗に行ってみるとなんか気になるようになってきた。
そして目をつけたのが…コクサイのS&W M10 4インチオールドモデル。
コルト・パイソンじゃなかった。

時間との勝負。

コクサイ・ブランドの製造終了から既に数ヶ月。
市場在庫はどんどん無くなっていきます。
お財布と相談しながらネットでM10を検索する日々、しかし見つからない。
そこで目についたのがたまたまネットオークションに出ていたコクサイ/コルト・パイソン 4インチHWモデルでした。

そう言えばコクサイのパイソン買ったことあったなあ。

今を去ることウン10年前、パルコのホビーバザールというのがあったんですね。
ポストホビーが蔵出し品を激安販売してくれる奴、頑張れば値切ることも出来ました。
そこでたまたま売っていたコクサイ製のコルトパイソン(旧型)2.5インチを買ったことがあった。
短小カートは真鍮一色で何故か真ん中にスプリングが入っていて、引っ張ると伸びました。
今じゃとても出来ませんが、これ使って森で撃ち合いとかやっていたんですね。
無論弾が出ないモデルガンなんで、完全にゴッコです。

父が一番好きなリボルバー。

加えてコルト・パイソンは親父が好きだったんですね。
「パイソンにはベンチレーテッドリブってのが付いていてな、連射しても陽炎が立たないんだ」
まるで本物撃ったかのように語る父(勿論撃ったことはない)。
でも当時の自分は「S&Wの方が実用的だし洗練されていてカッコイイ」なんて思っていたんですが。
そんな訳で色んな要素が絡みあった結果パイソンを購入。
オークションでダメ元で入札したら落とせた、と言うのが一番大きいんですが。

カートが長くなっている!
コクサイ時代からなのかサンプロ時代からかは分かりませんが、カートが改良されて長くなっている。
それでも本物の.357マグナムよりはちょっと短いんですが、雰囲気は十分です。
因みに写真のカートはコクサイ純正じゃなくてC-TECのスプリング入りカートリッジ。
空撃ちに対応していることと薬莢がシルバーメッキで退色しにくいので別途購入しました。

これは良いかも。

今まで余り興味のなかったコルト・パイソン。
でも持ってみると印象変わりますね。
S&Wに無い無骨さが「男臭さ」とポジティブに見えてきます。
逆に気に入らないのがグリップ。
RIKSGUNSと言えばグリップですし真っ先に気になりました。
今こそ昔買ったコルト・パイソン実銃用グリップの出番!



これもう手元に無いんです、パイソン好きの人にプレゼントしちゃいました。
グリップはあれど本体無し→本体あれどグリップはなし状態になっていた。
そんな訳で現在はグリップを探す日々です。


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