GUN雑誌2016年12月号発売、ガンプロフェッショナルズ

●CZ BREN2
CZの新型アサルトライフル。
名前の通りCZ BRENの改良型。
旧東側諸国というとAKの派生が多いんですが、チェコはむしろ西側よりのデザインにしていますね。
流石機械モノに関してはプライド持っている国という感じです。
嘗て旧ワルシャワ諸国がAK-47で統一しようとした時も、
見た目はAK47と似ているが中身は全然違うVz58を作って旧ソ連の要求をはねつけただけあります。
遡れば日露戦争で日本が苦しめられたロシアの機関銃もチェコ製だったそうで。
パッと見旧作のBRENよりも「黒くなった」「ハンドガード短くなった(バレルが長く見える)」「400グラム軽くなった」という感じです。
ただライターが旧作は何だったの、という勢いでベタ褒めしているのが気になります。
話半分…おまけして7割くらいで聞いたほうが良さそうです。

●コルト1911キャリーガン
ポリマー拳銃全盛の現代でもM1911をこよなく愛するスキンヘッド&ヒゲの人。
ガンサイト絡みの銃が多いなと思ったら元インストラクターだったんですね。
ビーバーテイルよりも旧来のグリップセフティをリシェイプしたのが好き。
という発言が印象的。

あとワイリーグラップガバメントの所で出てきた「TALO.inc」という会社。
実はここのグリップが欲しくて昔買おうとしたことがあります。
グリップ屋かと思ったらディストリビューター(第一次卸会社)だったんですね。

●S&W M&P9 PC Ported
やはり5インチ拳銃はいい。
でも現代じゃ4.25インチのコマンダーサイズが大型拳銃のスタンダード。
逆にレースガンには長い方が好まれるようで、各社ともにこのサイズの銃作っています。
日本のトイガンメーカーもそうして欲しいけど、スライド&バレルの新規作成は厳しいのかな。
コンペよりポーテッドバレルの方が掃除が楽、という発言が印象的ですね。

●ベレッタ 92S
またマイナーなモノが出てきました。
最初期のベレッタ 92から改良した二番目のモデル。
セフティがスライドに移動する一方、マガジンキャッチはグリップ下のままですね。
逆だったら良かったのに。
マガジンキャッチがトリガーガード付け根、セフティがフレームのままなら個人的にベスト。
セフティレバーのデザインも現在と違っていて、M93Rのセフティみたいです。

●CZ75B Ωコンバーティブル
オールスチールのCZ75シリーズ最新改良型。
Ω…内部メカの改良。
コンバーティブル…セフティとデコッキングレバーを付け替え可能。
という意味です。
内部メカの改良は具体的にエジェクターとトリガーバー。
複雑で作りにくいパーツをもっと簡単にしたと。

あとトリガープルも改良されているそうですが、レポーターは「長い」と言ってました。
トイガンの話ですが、KSCのガスブローバックCZ75のトリガーは素晴らしかった。
シングル&ダブルアクショントリガーの最高峰じゃないかと思った程です。
それだけに意外でした。

●フランス軍次期正式ライフル
いつまで経っても決まらないアメリカを尻目にフランスが決定。
HK416F…って思いっきりM4系(但しガスピストン)ですね。
そしてブルパップのFA-MASからの回帰。
加えて言うならドイツ製…もう戦争の遺恨は無いという事でしょうか。
Fはフランス仕様って事で、何か違いがあるのかも。
次はハンドガンみたいですが本命がグロック、対抗馬としてHK SFP-9(VP9)が挙がっている様です。

●キアッパ トリプルクラウンモデル
珍しいトリプルバレルショットガン、ドリリングショットガンというそうです。
でもこれ日本で許可出るのかな
一応2+1の3発までOKだけど、大丈夫と太鼓判は押してなかった。
正直微妙なんでしょうか。
トイガンで出してくれるなら大歓迎なんですが。


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