GUN雑誌2016年7月号発売、ガンプロフェッショナルズ

●ワルサーPPQ M2
P99以降のワルサーの流れがよくわからないので調べました。
・ウマレックス ワルサーＰＰＱ Ｍ２レビュー
・ウィキペディア＞ワルサーP99
これらを見るに
P99→P99Q（スライドとフレームのデザイン変更）→PPQ（トリガーをグロック式に変更）→PPQ M2（マガジンキャッチをボタン式に変更）
という流れみたいです。

●人気が高まってきている！？
あと気になったのがライターのこの言葉。
個人的にP99の評価は、
・時既に遅し
・でもバックストラップは流行った。
というものなので意外。

P99Qになってスライドが丸みを帯びましたね、角形スライドが多いポリマーオートでは珍しい。
グリップはP99よりグネグネ度合いが減り、滑り止めがディンプル（つぶつぶ） からシボ加工へ。
あとトリガーだけじゃなくガードもグロックっぽくなった、これはP99の方が好きだったので頂けない。
…もしかしてグロックのホルスターを使えるように変更したんだろうか。
ちなみにトリガーメカはシングルアクションなんだそうで、XDMと同じですね。
元のP99はストライカーオートとしては珍しい「シングル＆ダブルアクション＋デコッキングボタン付き」でした。
メカメカしくて面白いんですが、ドイツ人のやり過ぎ気質が悪い意味で出ちゃった気がする。
やはりシンプル・イズ・ベストという事でしょうか。

●意外と多いバリエーション
S&Wがシグマ失敗後の後釜としてSW99を作っていたのは知っていた。
その他にラドム P99RAD、マグナムリサーチ MRイーグル。
あとトルコのCanik TP9にも影響を与えているとか。
結構手広くやっていたんですね。

マルゼン／ワルサーP99

●マルゼンさんお願い。
今回レビューしているのは5インチモデルなんですが、格好良いですね。
私が「何でも5インチにすると格好良く見える病」に掛かっているせいかもしれませんが。
日本でワルサー製品といえばマルゼン。
そしてマルゼンは最近新製品を作っていない。
是非ともPPQ M2 5インチモデルを制作してもらえないものだろうか。

●FN-FNC
ワルサーPPQの後にこれとは因縁を感じます。
・作ったのが遅かった
・意外なところで影響を与える（5.56mm弾がアサルトライフルのスタンダードに）
など、共通点を感じるからです。

売れなかったけど流石FN、銃としては悪くない。
そんな評価だと思っていたんですが、レポーターのターク高野氏は「なんか一味足りない」とバッサリ。
M16／AR15の使いやすさには遠く及ばないというのです。
そりゃ相手が悪い、というか改良の差じゃないの。
問題として重量4.7kgとかボルトストップが無いとかマグウェルの角が取れてないとかある様です。
重量以外は改良で何とかなりそうですね。

ちなみに当時のお値段は1,800ドル、対してAR-15が500ドル前後。
こりゃ勝負になりません。
というかM16系に価格＆性能で対抗できるアサルトライフルがあの時代にあったのだろうか。

●レス・ベアーカスタム1911
名前を聞いてもピンと来ないかも知れない。
でも作った銃は超有名。
・パラオードベースのTRPモデル。
・FBIビューロモデル。
モノは良いんですがカスタムショップなんで、大量受注に答えられなかった。
クオリティ落とすのはプライドが許さないでしょうしね。
基本的にまとまりの良い綺麗な銃を作るショップという感じです。

●ダン・ウエッソン1911
またまた1911、S&Wの子孫が分裂して作ったメーカーなのにです。
更に言うと今はCZの傘下。
元々はバレル交換式のリボルバーで名を馳せたメーカーですね。
フレームが銃。
という法律を逆手に取ったメーカーのはしりとも言えます。

●KTW／イサカM37フェザーライト カスタム
エアガンではとかく製品化にハードルが多いショットガン。
だって装弾数数百発の電動ガンがあるから。
現状「サバゲで使える」メリットのないトイガンは中々売れません。
そんなショットガンのカスタムをしてくれる意欲的なショップが有ります。
選民思想ならぬ「戦民思想」です。
・戦民思想ホームページ
ここのストックアダプターを使うとKTWイサカにM4系のストックが付けられます。
他にもショットガン用の独特なパーツがありますので、一見の価値ありです。

●ハートフォード／モーゼルHSc
写真では大きいアームズに一歩及びませんが、記事の専門性は流石ですね。
旧MGC製では再現できなかった部分の完全再現を目指すとして、
マニュアルセフティON時のFピンロック、ホールドオープン＆マガジン挿入で解除、装填時のフィードアシストカム可動。
これらがきっちり再現されている模様。

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