GUN雑誌2016年3月号発売、ガンプロフェッショナルズ

●ベレッタARX200…って何だ?
次期アサルトライフルはARX160だしその民間バージョンはARX100。
なんじゃこりゃと思ったら7.62mmバージョン。
やはりベレッタも作ってきたかという感じです。
但しパーツ交換で差し替え可能なモジュラーライフルでは無い模様。
最初から別々に二本立てで行くと。

気になったのはベレッタ版グロックとも言うべきAPXにトラブルが発生しているという事。
あとスプリングフィールドXDで有名なクロアチアの「HS Produkt」の躍進が目覚ましいということ。
FA-MASに代わるフランス軍の次期制式採用小銃にベレッタとともにエントリー。
提出しているのはこのVHS-2でしょうか。

●MPS AA-12
言わずと知れたマルイの新製品の大元。
但しこちらプロップガンです。
しかしただのプロップじゃない、映画「エクスペンダブルズ」で使ったモデル。
言わばAA-12の知名度を上げた当事者。

実銃としての「フルオートショットガン」には懐疑的な声が多いみたいですね。
そんなの作って意味あるのかという話と、威力高すぎて規制対象になっちゃうから。
ストリートスイーパー、デーウーUSAS12、フランキ・スパス15。
どれも規制の犠牲になったりパッとしなかったから。

●CZ1911A1
遂にCZもガバメントを!…って過去に出していたという話ですか。
と言っても2015年なのでついこの間。
一見ミリタリータイプですが、フロントサイトはドブテイルの別部品。
またトリガーはチェッカーやグルーブの無いスムースタイプ。
グリップはホーグの木製フルチェッカー。
そして外見がとっても綺麗、これは売れそう。
お値段849ドル…高っ!
何でも1000丁だけ作られたそうですが、これ様子見だったんじゃないでしょうか。
レポーターも言ってましたが、売れたら続けるという。
まず最初に「いくらなら売れるか」を考えるべきだった気がします。
モノは良さそうなんですがね。

●モーゼルHSc
個人的の今月号の肝はこれです。
まず私自身がこの中に思い入れがあること。
更にガンプロでもかなり力が入っていると思われるからです。
特集するということはハートフォードのモデルガンの発売が近いのでしょうか!?
なんて期待もしてしまいます。

まず戦後型というのがあるのを初めて知りました。
ワルサー(PP/PPK)の影に隠れて作るのやめたとばかり。
スライドトップの抉れが深い様に思えます。
最後は発展型と思しきHSCスーパー(スグ消えたダブルカアラム)とリメイクと思しきHk4と一緒にパチリ。

これで終わりかと思ったら終わらなかった。
HScのバリエーションをこれでもかと紹介。
グリップがチェッカーじゃなくて格子、これ戦後型の特徴かと思ったら戦前からそうでしたね。
正直殆ど役に立たない単なるデザインに思えます。
しかしそのデザインが良いのがHSc。
トリガーガード前の三角とかチョコンと出たハンマーになんとも言えない色気を感じますね。


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