グリップ一覧

本家アメリカではマッチガン（競技用の銃）によく使われていたグリップですが、日本ではLフレームのS&W M586 4インチに取付られたのがつとに有名。
言うまでもなく「あぶない刑事」の鷹山刑事こと舘ひろしの愛銃だったからです。

劇場版から鷹山刑事の愛銃はM1911ガバメントのセミカスタム（通称タカカスタム）に変わってしまいましたが、TV版の印象が強い私にとって鷹山刑事と言えばM586とデイビスグリップですね。

ネジにバリエーションがあり、黒だったり銀だったり、マイナスネジだったりプラスネジだったりします。
プラスネジは個人的にNGで、マイナスネジで出来れば黒がいいと思っていた所、ピッタリのグリップを発見。
オークションだったのでかなり無理をして手に入れました。

M586はマルシン製のモデルガンを過去複数回所有していたのですが、現在手放してしまっています。当時はデイビスグリップを買って付ける余裕が無くて、プラグリップのままでした。
という訳でこれから本体を入手する予定です。

最初からモデルガンに付いてきた木製グリップです。裏にするとS&Wのメダリオンが貫通していないのが残念。
まあ当たり前なんですが

見た目としてはプラグリップよりは遥かに良いですが、実物グリップには遠く及ばないと言った感じです。
これだったら前述のパックマイヤーの方が良いやと思って交換してしまいました。

こちらも購入した理由は下記Kフレーム用とほぼ一緒ですが、付ける銃をまだ入手しておりません。
因みに付ける銃は決まっています、タナカ製S&W M49（モデルガンかガスガンかは未定）です。
分かる人には何をしたいか分かってしまうでしょうね。

関連：
パックマイヤーグリップ（Pachmayr Grip）Kフレームラウンドバット用＆Jフレームラウンドバット用の旧型を入手

パックマイヤー製ラバーグリップは新品が5,000円程度で買えるので、中古にしては高めの値段です。
にもかかわらず購入を決めたのは「旧型」だから。

新型ラバーグリップには真鍮製のメダリオンが埋め込まれており、一見豪華です。
しかしこちらが退色しやすく段々と黒ずんでくる、これが嫌でした。
加えて後からメダリオンを足したせいでねじ山ネジ穴と近い場所に配置されており、非常に見栄えが宜しくない（私個人の感想です）。

その為買うなら旧型と決めておりました。
実際付けてみると派手さはないが真っ黒な本体は黒い銃との一体感が凄いですね。
将にプロのツールという感じに見えます。

関連：
パックマイヤーグリップ（Pachmayr Grip）Kフレームラウンドバット用＆Jフレームラウンドバット用の旧型を入手

実銃M29の初期型に装着されていたグリップを再現したものです。
代表的なグリップと違い、チェッカリングの範囲が広く、スクリュー周りにダイヤモンド型のカットが入っています。
S&Wにしろコルトにしろ、古いモデルはこのダイヤカットが入ったグリップが多いですね、当時の流行でしょうか。
加えて前後から見ると中央が膨らんでいる「コークボトル」という形状をしています。
そのため手のひらにフィットし、またずれにくくなっています。

個人的にはCAW（MULE）製木製グリップのイメージを変えたグリップでした。
以前は「プラグリよりは良いけれど、やはり実銃用を買った方が良い」と思っていたのですが、このグリップは一目で気に入りました。
当たり個体なのかもしれませんが、色味が実に素晴らしかったです。
関連：
コクサイ／S&W M29 4インチにCAW(MULE)製ウォルナットウッドグリップ 初期型 ダーティーハリータイプを取付。

治具取り付け用の解説書（日本語）が付属します。
装着自体は治具が無くても出来ますが、ハンマースプリングとの噛み合いが悪く作動しません。 治具（木片）を木工用ボンドでグリップに貼り付けるのですが、位置が結構シビア。
苦労して取り付けが終わりいざネジ止めしようと思ったら届かなかった（泣。

・マルゼン／ワルサー P38（ac41）ブローバック シルバー

パッケージ

SFA（スプリングフィールド・アーモリー）のロゴであるクロスキャノン（交差する大砲）が入ったグリップ。
チェッカーが甘い一方で厚みがかなりあります。
グリップとしてはまあまあですが、SFAのロゴがかなり格好良く見えます。

中古品に付き明言は出来ませんが、こちら を見る限りローズウッドで間違いないと思います。
S&Wのホームページで売っているグリップ（縁の無いタイプ）とは違います。
本来アンビカットはありませんが、前オーナーによってアンビ加工がされています。

中古品に付き明言は出来ませんが、こちら を見る限りローズウッドで間違いないと思います。
本来アンビカットはありませんが、前オーナーによってアンビ加工がされています。

この状態で型が固定されているので、裏側は撮影しませんでした。
フィンガーチャンネル付きのグリップは自分の手に合わないのが多いのですが、これは割と合いました。
またグリップの部分の幅が小さいため、かなり薄手に感じます。

パッケージ
取付例

ビューロモデルグリップの様なマグウェルカットですが、ピンカバータイプなのが異なります。
また材質は合板系とおぼしきアップルジャック。
海外のサイトでは見たことがありましたが、日本では今回初上陸の木材です。

前々から欲しかったので、早速手に入れてみました。
黒と赤のシマシマがかなり格好の良いグリップです。
特にシルバーモデルとの相性は抜群でしょう。

ビューロモデルグリップと同じデザインで、材質が違うグリップです。
J-Armory　スプリングフィールド　プロフェッショナル 1911-A1(JA006) に付属するプラ製ラバーコートグリップと似ています。

最初「いくらですか？」と聞いた時、値段が返ってこなかったグリップです。どうやら試作品だった模様です。 アーレンズのボブテイルグリップは以前も購入していますが、あちらはハウジングピンを覆うピンカバータイプです。 本来米国で売っているアーレンズのグリップはこのモデルの様にピンが外から見えるようカットが入っています。

最初に試作品を少数輸入した時、ハウジングピンのカットが気に入らなかった。 その為「日本仕様はピンカバータイプにして欲しい」と要望して本格的に仕入れたという経緯だそうです。 よって日本ではこちらの方が珍しいグリップになります。

またロイヤルブルーですが、こちらはスピーゲルの所で紹介しているノバックのホームページで入手しました。 一番欲しかったダブルダイヤモンドタイプ、しかもノバックメダル入り・・・最高です。

材質や色について質問したところ、シラカバ系の樹木であるバーチ材の合板に青色の染色を施し、加圧処理してあるそうです。 先日入手したコンバットストックも同様の処理がされていると思われます。

元の材質や何故青いのか詳細は不明。
上でちょっと触れたロイヤルブルー（青色）のグリップです。海外のオークションサイトで入手しました。 日本版（バックアップにて販売）との違いは裏面に有ります。アーレンズのサインが無く、代わりにスタンプが押されています。 また、トイガン用のアレンジが成されていない為、多少加工（WAの場合、ネジ受け部分の拡張）が必要です。

ダイヤモンドウッドを染色した物と思われますが、青色が本当に綺麗です。 グリップとしてはイロモノっぽいものの、日本でも取り扱って欲しいですね。

ココボロ、DDチェッカーという定番中の定番
でありながら、今まで手に入れてなかったので買って見ました…なんか期待はずれです。

浅いチェッカーに鋭さが無く、申し訳程度の滑り止めにしかなりません。 チェッカリングというよりはディンプル（イボイボ）みたいです。 こういうデザインなのか、或いはチェッカー刻む時に手抜きをしたのか分かりませんが、残念なグリップです。

木目は良いのとココボロを一個は持って居たいので所持してますが、前述のココロボロドラドより高いなんて変です。 あちらの方が遥かに価値があると思います。

白いグリップ
全面真っ白、一部黒の杢（もく）が入った珍しいグリップです。 ココボロドラドとありますが、ココボロの変わった色をした部位なのか、全く別の木なのかは分かりませんでした。

それにも増して素晴らしいのは値段。エスメラルダとしては格安の69ドルです。 ダブルダイヤのチェッカーが入ってこの値段は驚異的です。

デザインが良かったのと、普通の十字架よりも宗教色が薄い気がしたので購入しました。 モザイクチェッカーは段差を付ける事で木の色味が変わるのを利用してデザインされています。 実用性は…スムースグリップと大差ないです。滑り止めとしては役に立たないと思います。 格好良さで選んだからから良いのですが。

・メーカーサイト（CAWは閉鎖、MULEに移管）
ミリタリーにうってつけのフルチェッカーグリップ。
ウェイト付きで重量も稼げます。
本来はアンビセフティ非対応の様ですが、前オーナーによって対応済みの様です。

詳細は不明ですが細かいチェッカーと細身の造形からホーグ製と類推。
但しスタンプ等は一切ありません。

一見するとWA製MARSOCやナイトホーク・ヴィッカーズに付属するプラ製ワッフルパターングリップに似ています。
しかしこちらは本物と思しき質感でした。
WA製プラグリップよりも厚手で、一見すると陶器の様な硬さを感じます。
中古トイガンに付属していた為材質は不明ながら、G10もしくはマイカルタの合成樹脂と思われます。

最大の違いはワッフルパターンの滑り止め、ものすごく尖っていて手が痛いほど食い込んできます。
これは手袋をしていないと擦り傷だらけになるんじゃないでしょうか。
しかしおかげで反動でズレる事は無さそうです。

ダブルダイヤモンドチェッカーに加え、中央部に「Kimber」のロゴが入ったグリップです。
キンバー製品にうってつけのグリップですね。

WA／ハードボーラーに付属していたメーカー不明の木製グリップです。
形がソックリな為、当初ハードボーラーに標準装備されているグリップかと思いました。
純正品の写真と見比べると、左側グリップ上部のプランジャー部分へのせり出しが異なります。
チェッカリングはかなり鋭くてしっかり握ることの出来るグリップです。
どちらも裏側にマジックで「6」という数字が書き込まれています。

どのメーカーのグリップかを示すスタンプ類は一切ありませんでした。
キャロム、アルタモント、AJAXなどとも外観が違う様です。

トイガン用の木製グリップを数多く製作するクラフトアップルワークス製品です。
グリップに干渉する独特のスライドストップ形状を持つ「コングスベルグM1914」に装着する木製グリップです。
中央部にモデル前の由来である「ノルウェー・コングスベルグ市」の紋章がレーザーで彫り込まれています。

実銃に紋章入りのグリップというのは見たことが無いので、クラフトアップルのアレンジでしょう。
紋章の無いタイプもあるのですがメーカー公式ページにはありません。
既に売り切れたんでしょうか。

中古のトイガンを購入したところ付いてきたグリップです。 WA製品に無加工で装着が可能、裏はくり抜かれておりWAグリップのウェイトが仕込めます。 恐らくクラフトアップル製品？と思われるのですが、表記が無いので不明としています。

原材料が布や紙であるマイカルタと違い、G10とはグラスファイバーにエポキシ樹脂を染み込ませ、高温・高圧下で硬化させた素材です。 元々パソコンのマザーボートといった電気絶縁基盤材料として頻繁に使われていたのをグリップ用に流用したものです。

また「1*」というマークはかつてスワットチームの指揮官も務めたゲイリー・ポール・ジョンソン氏のブランドです。 キャッチコピーの
「1*＝ONE ASS TO RISK（ワン・アスタリスク）」とは「たった一つしかない自分の命を大切に」
という願いが込められているそうです。

チェッカーはそれほど鋭くないものの、ガラス繊維の特性か表面がザラザラしている為かなり握りやすいグリップです。 アンビカットは最初から入っており、NOVAKで$20追加するとWAのトイガン様にフィッティングもしてくれます。

入手が大変だったグリップその1
シリンダー＆スライドのホームページから購入したのですが、
・販売中とあるのに品切れで、2ヶ月待たされた。
・3個注文したのに、待たされた挙句入荷したのは1個。
・注文後にサイトから商品が消えた。無いなら最初から消してくれ！
モノは気に入りましたが、難儀なメーカーです。

理想のグリップ材「マイカルタ」
「マイカルタ」はアメリカのウエスティングハウス社の登録商標で、 キャンバス、リネン、ウッド（合板）、ペーパーといった 一見弱そうな素材 にフェノール樹脂をしみ込ませ、 何枚も何枚も重ねたのち、加圧して作り出した合成素材です。 絶縁・耐熱・対衝撃と、グリップとして理想的な素材と言われています。 基本的に木製グリップしか興味無いんですが、この 「理想的な素材」 という売り文句にやられました。

キャンバス＞リネン＞ウッド（合板）＞ペーパー
マイカルタの素材別耐久力は上記の通りだそうです
この「リネンマイカルタ」は2番目。赤と黒という色調が木製グリップに近いので買いました。 実際握ってみると、明らかに木とは違います。かといってプラスチックでもない。ラバーグリップがかなり近いですが、違う。
…ゴム草履！！ゴム草履です。
馬鹿にしてるわけではありません、素直な感想です。 鋭角的な滑り止めが施されていますが、結構滑るので実用性は疑問です。 中央に施されたメダリオンは気に入っています。ハイパワーと.45オートとヒゲをあしらった同社のロゴマークです。

実銃のコルト・コマンダー用純正グリップを模した、茶色の樹脂グリップです。
同じデザインで黒色のものはフルサイズに使われます。
一応色分けしているのかもしれません。

こちらもちょっと残念なグリップです。
ネタ元の映画「パルプ･フィクション」で使われているプロップに装着されているのはコルトメダル入りのパールグリップ。
そしてWAで再現したグリップは・・・お世辞にもパールには見えない。
むしろマーブル、大理石模様と言ったところです。
前述のパールグリップで良かったと思います。
サードパーティ（AJAX製）という事もあり、コスト的に見送られたんでしょうか。

樹脂製ながら貝殻の裏側のような綺麗な模様が出ており、非常に見栄えのするグリップです。
それもそのはず、グリップメーカーであるAJAX製品を取り付けて売っていたとのこと。
その為32,000円という当時としてはかなり高額な価格設定となっています。
ホワイトパールの他にもブラックパール、アイボリー、ヘレッツ木製などの異なるグリップが装着されたバリエーションがあります。

コングスベルグのスライドストップに合わせカットされたメタルグリップです。
何故木製にしない。
代替の利きにくいグリップだけに木製グリップ標準装備にして欲しかったです。

ちょっと珍しいメタルグリップ。通常黒ラバーコーティングされているのが多い中、ダークグレー塗装のみです。

実銃はエド･ブラウンがコンバットシューティングの開祖ジェフ・クーパーを偲んで作成したモデルのグリップです。
コメモラティブ（COMMEMORATIVE）は英語で「記念」という意味です。
プラ製の木目調スムーズグリップにジェフ･クーパーの頭文字「JC」と剣をあしらったエンブレムがプリントされています。

何故プラなんだ・・・
代用の効かないグリップをプラやメタルで作られるのは厳しいです。
ガンサイトのグリップを作った技術で木製グリップを再現して欲しかったですね。

ヘレッツ社にOEM製造依頼した、WA純正木製グリップです。
材質について記述がありませんが、ウォールナットの様です。
あとメダリオンはWAのレプリカではなくウイルソン製の本物が使われています。

裏面にスタンプで、
HERETT'S STOCKS,INC
ITEM CODE:9704
と書かれています。

実銃のG-10製ピーナッツ・パターンを再現したWA純正プラグリップです。
残念ながらプラ製だとワッフル・パターン同様滑り止め効果があまりありません。

最近のWA製ウイルソン系コンパクトに使われているメタルグリップです。塗装がカーボンクリエイション社製炭素繊維グリップを模したものとなっています。あとメダリオンはWAのレプリカではなくウイルソン製の本物が使われています。

写真見て分かると思いますが、左側グリップの裏に中途半端な塗装の後があります。何でしょうこれ。

WAとJAが一部の製品で採用している金属製グリップです。
通常のグリップは50g程ですが、これは210gもありますので装着すればトイガンで1kg越えも可能です。
バリエーションとしてウイルソンやS&Wのロゴ入り、木目調のメタルグリップがあります。個人的にはこの「黒ラバーコーティング」が一番違和感が無く、機種を選ばないので使いやすいです。
ただ、コーティングが剥げると金属のチェッカーが直に当たって痛いので注意です。