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WA/S&Wショーティ.40ABSシルバー

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レビュー:by RIK

WA/S&Wショーティ.40ABSシルバー

ジャンル作品使った人
映画デモリションマンウェズリー・スナイプス(M3913レディスミス)
TV刑事スタスキー&ハッチポール・マイケル・グレーザーasスタスキー(M59)
TV太陽にほえろ!神田正輝asドック刑事(M59フレームシルバー)
TVマイアミバイスドン・ジョンソン(M645、M4506)
警察---日本警察(M3913)
警察---海上保安庁(M5906)
警察---CHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール:M4006)
警察---FBI(M1006)
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述
※ショーティ.40に限らず、同社のダブルアクション・オートを記述

実銃について

S&Wオートの歴史
 1954年に発売されたM39、そしてM39をダブルカアラム化したM59。 SIGMA、SW99、SW1911が発売されるまでの全てのS&Wのオートはほぼこの2挺がベースとなっています。
45口径用に設計されたM645シリーズも基本構造は同じです。
またS&W社ではモデル名を番号で表示しており、その番号で世代を区別しています。

  • 2桁(M39,M44,M52,M59等)・・・第一世代
  • 3桁(M439,M459,M659,M645等)・・・第二世代(アルミ合金、スチール、ステンレスの使用ほか)
  • 4桁(M3913,M5906,M4506等)・・・第三世代(モノグリップの採用ほか)
桁が増えたのはとにかく多くのバリエーションを作ってしまった為でも有り、 第三世代(サード・ジェネレーション)はサード・コンフュージョン(混乱)と揶揄されたりもしました。

 S&Wの知名度は絶大でしたが、M39シリーズのヒットはあまり聞かれません。 前述の通り大量のモデルを乱発した事も理由の一つ、自社製品でシェアの奪い合いをしてしまいます。 また時代も味方しなかった面が有ります。 1950〜70年代の警察はリボルバーが主流で、同じS&Wのリボルバーが大ヒットしてました。軍用としてはガバメントが未だ現役。 1980年代に入り警察が自動拳銃を採用し始め、軍で次期正式採用拳銃のトライアルが始まります。 しかしこの時点でM39シリーズは発売から20年以上経過しており、SIG、ベレッタといった最新のヨーロッパ製オートに性能面で太刀打ち出来ませんでした。 当時のニーズ「ダブルアクション・ダブルカアラム」を満たすM59シリーズの評判は

  • 同クラスの拳銃に比べ重い
  • グリップが太い(前後に渡って等しくぶ厚いので『角材』と呼ばれました)
と今ひとつ。 ショーティ.40はM39シリーズ最後期のモデルで、ナンバーの無い珍しいタイプです。 これはS&Wのカスタム部門パフォーマンス・センター製だからです。

トイガンについて

WA/S&Wショーティ.40ABSシルバー

固定ガスから復活
 イベントで中古品を購入、最近再販されましたが、これは初期型と思われます。 初期型と現用の違いは以下の通りです。

  • インナーバレルが固定ホップ
  • リコイルガイドがWスプリング仕様
WAでは以前、固定ガスガンでM6906を出しておりその金型を流用した様です。トリガーガード、グリップに修正の名残が見られます。

外観
 フレームとスライドは最近珍しいABSにメッキしたもの。スライドはステンレス風、フレームはクローム風と色調を変えています。 大変美しいのですが、表面にブツブツが。どうもメッキが錆びて来ている様です。あまり丈夫な皮膜ではないみたいです。 そしてトリガー、ハンマー等金属パーツの銀メッキ。これがいまいちです。モナカ線、バリ、ブツブツが満載で鋳造から仕上げをすっ飛ばしてメッキをかけた感じです。 しかも同じ銀色でもフレームと色調が別。ここは統一して欲しかったですね。

操作
 とにかくグリップがめちゃめちゃ太いです。「手が合わせろ」と言わんばかりの大きさです。 スライドは引くときに引っかかりを感じますが、戻るときはスムーズ。絶妙の設計です。 デコッキングレバー兼用のセフティが硬すぎて、握りを代えないと操作が困難。力を入れるとスライドが下がって来ます。 セフティが使いづらいので手動でデコッキング・・・これも大変。ボブドハンマーなので指掛けが無いからです。 コンパクトガンなのでセフティ以外は気にする所じゃないかもしれませんが。

実射
 ABSなのでリコイル軽めかな・・・と思ったらかなり強いです。 コンパクトモデルといっても心臓部はフルサイズと一緒(お蔭であまり小さくないのですが)、大き目のスライド、 ダブルカアラムマガジンの効果で強力なブローバックになっています。 作動に関しては予想以上に良かったです。 尚例によってホップや命中精度の調査はしておりません。

S&Wオート好きなら買い
 古き良き?S&Wオートが堪能したければ買って損はありません。他にKSCのM945もありますが、アチラはガバメントとのハーフなのと作動がちょっと弱めです。 本音を言うとフルサイズ(M4006)が欲しいのですが、最新型のM&Pの方が売れそうですね。

好きな所

  • パフォーマンスセンターのデザイン(フレーム、スライド前方部)
  • キックが強い

嫌いな所

  • グリップが太い
  • セフティが硬い
  • 金属部品の仕上げが粗い

バリエーション

メーカー製品価格
WA S&W/ショーティ.40(HWブラック)19,000円
WA S&W/ショーティ.40(ABSシルバー)19,000円
WA S&W/ショーティ.40サイドキック(HW2トーン)19,740円
WA S&W/M4013TSW(HWブラック)22,000円
WA S&W/M4013TSW(HWシルバー)22,000円
WA S&W/ショーティ.40(ABSシルバー・内部リニューアル)19,000円

カスタマイズ

特になし(パーツが殆ど無い・・・)

ここが壊れた!

部品症状対策
特になし    

その他

昔タナカが独自ブローバックでS&Wオート(M4505)を出していましたが、マグナ化して欲しいです。

薄っすらと表面のブツブツが見えます
薄っすらと表面のブツブツが見えます

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