タナカ／スタームルガー・スーパーレッドホーク7.5インチシルバー
| ジャンル | 作品 | 使った人 |
|---|---|---|
| 映画 | ターミネーター | アーノルド・シュワルツェネッガー（スピードシックス） |
| 漫画 | ガンスミス・キャッツ | リボルバーフリーク（スーパーレッドホーク12インチカスタム） |
| ※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述 ※スーパーレッドホークに限らず、同社のダブルアクション・リボルバーを記述 | ||
良い銃なんですが・・・
その名の通りスターム・ルガー・レッドホークの強化版です。
特徴は何と言っても銃身の根元、スナブノーズのリボルバーにロングバレルをネジ込んだ様な外観をしています。
「継ぎ足し」と揶揄されたりもしましたが、最も圧力のかかる部分を強化しているので理に適っています。
同社のシングルアクション・リボルバー「スーパー・ブラックホーク」はコルトSAAをベースにしていますが、 こちらはスターム・ルガー独自設計のダブルアクション・リボルバー「セキュリティ・シックス」を発展強化させたものです。 1981年にレッドホーク、1987年にスーパー・レッドホークが発売されています。
かつてスターム・ルガー社はコルトやS&Wに続く第三の米国銃器メーカーでした。 「安くて丈夫、でも垢抜けないデザイン」という印象だったのですが、コルトやS&Wの 品質低下や次期製品開発の遅れによってアメリカで最も勢いのあるガンメーカーとなりました。
日本ではルガーと言えばドイツのルガー（※1）が、ホークと言えば同じスターム・ルガーのスーパー・ブラックホーク（※2）の方が有名で、 レッドホーク、スーパー・レッドホークの知名度は今ひとつなのが残念です。 「イーグル」「コンドル」「ファルコン」など被らない名前にしたほうが良かった気がします。
※1 読みはルガーでもドイツは「Luger」、こちらは「Ruger」です。
※2 漫画「ドーベルマン刑事」の影響と思われます。
10年振りのリボルバー
イベントで中古品を購入。実は新品なのですが、改正銃刀法対策の折箱がボロくなった為中古扱いで販売していた掘り出し物です。
オート中心だった私が最後にリボルバーを買ったのはマルシンのモデルガンなのでえらい久しぶりです。
まず目についたのは美しいABSメッキのバレルとフレームです。最近ではHWにシルバー塗装したものが売られていますが、
全く興味が沸きません。最もメッキが美しいのはタナカとKSCだと思っているのですが、その期待を裏切らない美しさです。
いろいろ満載のグリップ
次に注目したのはグリップです。S&WのNフレームはグリップが大変太く、アメリカ人でも握れるのか疑問でした。
スーパー・レッドホークのグリップは細くてとても握りやすいです。小さすぎて反動が押さえ込めるのか心配してしまいます。
またこのグリップ、実物は外周部がゴムで中央部に木のプレートというハイブリッド構造です。
トイガンでは木がプラスチックのプレートになっています。
実用上はラバーグリップで十分だと思うのですが、アクセントでしょうか。
グリップの底にはASGK対策（手動安全装置を必ず装備）のセフティがありますが、操作しづらく一回も作動させていません。
シリンダー周り
他のペガサス製品と同様、シリンダーの動きが固いです。お陰で出すのも入れるのも一苦労。
最もカート式じゃありませんのでスイングアウトする機会はあまり無いですが。
シリンダーラッチが独自方式です。
コルトは引く、S&Wは押す方式ですが、スターム・ルガーはボタン式。押し込んでシリンダーを出します。
使い勝手はコルトより上、S&Wより下といった所です。
そしてガス放出口には改正銃刀法対策の真鍮スリーブが埋め込まれています。
実射もそこそこにまとめ
放出口が小さいので規制前に比べ音が高くなった気がします。
オートと違って反動が無いので、弾道は素直です。
コルトともS&Wとも毛色の違うリボルバー。メッキが大変綺麗ですので
観賞用としても十分に耐える製品です。
- メッキが綺麗
- グリップが握り易い
- シリンダーの動きが固い
- 構造上、エジェクターロッドの当たる部分に傷がつく
| メーカー | 商品名 | 価格 |
|---|---|---|
| タナカ | スタームルガー・スーパー・レッドホーク7.5inch | 20,790円 |
| タナカ | スタームルガー・スーパー・レッドホーク9.5inch | 20,790円 |
| タナカ | スタームルガー・スーパー・レッドホーク9.5inchステンレス | 22,890円 |
| タナカ | スタームルガー・スーパー・レッドホーク7.5inchステンレス | 22,890円 |
| タナカ | スタームルガー・スーパー・レッドホーク454カスール9.5inchHW | 23,100円 |
| タナカ | スタームルガー・スーパー・レッドホーク454カスール7.5inchブラック・ニッケル | 22,890円 |
| タナカ | スタームルガー・スーパー・レッドホーク454カスール9.5inchブラック・ニッケル | 22,890円 |
| タナカ | スタームルガー・スーパー・レッドホーク454カスール7.5inchトワイライトクローム | 24,990円 |
| タナカ | スタームルガー・スーパー・レッドホーク454カスール9.5inchトワイライトクローム | 24,990円 |
リボルバーフリーク
この銃を買うきっかけであり、前述の通り漫画「ガンスミス・キャッツ」2話に登場する人物です。
一見ヒッピー風ですが腕の立つ殺し屋で、
- 今までの仕事は全部リボルバー
- スピードローダーを使ったリロードが超速い
- 愛銃のバレルをペロペロ舐めてハァハァしてる変態
賞金稼ぎもやっているラリーは自分の作った銃を殺人に使われては堪らんと彼を追いかけ、 銃撃戦となり、マニアックな理由で結末を迎えます。 これを作りたいです。
| メーカー | 商品名 | 価格 |
|---|---|---|
| スモーキーズ | タナカSレッドホークPOMONAシルバー（10インチアルミブルバレル） | 10,290円 |
| スモーキーズ | タナカSレッドホークPOMONAブルー（10インチアルミブルバレル） | 10,290円 |
| 部品 | 症状 | 対策 |
|---|---|---|
| 特になし |
コルトやS&Wに比べるとバリエーションが少ないです。 レッドホークやGP100等、他のダブルアクション・リボルバーも出してほしいです。
