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タナカ/SIGP226レイルドフレームHW

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レビュー:by RIK
タナカ/SIGP226レイルドフレームHW

種別内容
全長約196mm
重量約840g(実測)
装弾数約24発+1発
銃身可変HOPバレル搭載
材質ヘビーウエイト樹脂製スライド&フレーム
価格22,050円

ジャンル作品使った人
映画スリー・リバーズブルース・ウイリス
映画ロボコップピーター・ウェラーasアレックス・マーフィー(※1)
映画ヒートロバート・デニーロ(※2)
軍隊−−−英国軍(※3)
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述
※1 ロボコップになる前に使用。クルクルとガンスピンさせてました。
※2 P220の45口径バージョンとの話もあります。
※3 FNハイパワーの後継機種としてP228とともに採用。

実銃について

P226について

スライド右側は刻印が無い
SIGザウエル&ゾーン社が開発したP220シリーズの一つです。 P226は米軍のトライアルを見越したダブルカアラムマガジン仕様で、 最終選考迄残ったもののベレッタM92Fに負けて米軍の正式採用とはなりませんでした。 落ちた理由は
  • ベレッタより高価
  • 外部セフティが無い為
    (内部セフティを完備しているので危険ではない)
  • イタリアにミサイル基地を配備する見返り(政治的配慮)
などと言われていますが、本当の理由は不明です。

ベレッタが軍に採用された事で有名になり、また映画でも多数使用された為にその陰に隠れた感はありますが、 性能面では引けを取らないばかりか命中精度がかなり良いそうです。 またコンパクトモデルのP228は米軍でM11として追加採用されました。 これはSEALSで強装弾を撃っていたらベレッタのスライドが割れた事によるベレッタへの不信感があった為と言われています。

その後映画でもチラホラと使われる様になりました。 直線的なデザインが無骨で高価で高性能、と言うイメージから 捜査機関やプロのツールとして位置づけされる事が多いです。
個人的にはもっと一般に知られても可笑しくない銃だと思うので、ベレッタにおけるリーサル・ウェポン(※)の様な作品があると良いですね。

※ 名前を言ったり説明台詞などでベレッタを印象付けています。

P226レールドフレームについて
上記P226のアップデートバージョンです。最近のニーズに合わせてレールを付けて、レバー類やグリップを後発のP228に準じたデザインに変更してシリーズの統一感を出しています。外観が主な変更で、内部は旧P226と殆ど代わっていないと思われます。

その他
特集で書いている通り、実銃を撃った事があります。トリガーの引く距離が長く、ガク引きしたのであまり良い印象はありません。 また撃つ前より「銃軸線が高いから反動が強そうだな・・・」と思っていたらその通りでした。

トイガンについて

何と言っても特徴は
マガジンです!これしかありません。 新開発の「バーチカルマガジン」となり、現在まで全くガス漏れしません。 但し旧P226との互換性は無く、使えません。
その他旧P226との相違点は以下の通りです。

レール
レール
テイクダウン・レバー
テイクダウン・レバー
リアサイト、ASGKセフティ無し
リアサイト、ASGKセフティ無し
グリップ、マガジン・バンパー
グリップ、マガジン・バンパー

  • レールが付いた
  • サイトが大型化
  • グリップが新型
  • マガジンの底が厚くなった
  • テイクダウンレバー形状が変化
  • ASGKセフティが無くなった

また外観はタナカ製という事で元々評価は高いものでした。 ガス漏れすると分かっていても、モデルガン代わりに購入する人がいる位です。 レールドフレームになっても造形の良さは変わりません。特にHW樹脂がその外観を更に引き立てています。 エッジがピシッと立っており、サテンブラック仕上げも手伝って本当に金属の様です。

作動は最初とても渋いです。今でもスライドを引いて、そっと手を離すとそこで止まってしまいます。 注油して200発程撃つと大分まともになってきます。まるで半完成品ですね。 WA製の場合はHW樹脂でもちゃんと動くので、そこらへんのノウハウを吸収して欲しい所です。

スライドストップ掛かってません

ブローバックは若干遅めでリコイルが強く、WAのRタイプ45オートに似ています。 例によって命中精度や有効射程の調査はしていないので割愛します。

好きな所

  • ガスが漏れない、本当に漏れない。
  • HW化によって造形の良さが際立っている。
  • ASGKセフティ(※)の廃止。

※ 旧作のハンマー後部にあった半月状の部品。 ASGKの自主規制でトイガンに必ずマニュアル・セフティを付けなければならなかった為の処置です。

嫌いな所

    ここが手に刺さる
  • 旧型デザインの方が好き。
  • アタリが取れるまでの動作が渋い。HW製品なのでなおさら。
  • 左側グリップ後部の尖った所が手に当たって痛い。(右図)
  • フロントサイトとスライドの間に隙間がある。

バリエーション

メーカー商品名価格
タナカ SIG P226レイルドフレーム 19,425円
タナカ SIG P226レイルドフレームHW 22,050円
タナカ SIG P226レイルドフレーム ステンレス 23,100円
タナカ SIG P226レイルドフレーム ステンレスHW 23,940円
東京マルイ SIG P226レイルドフレーム 15,540円
KSC SIG P226レイルドフレーム 19,425円

カスタマイズ

東京マルイ製、KSC製と相次いで他社製P226が発売された為に殆ど無いのが現状です。 旧作用に幾つかのパーツが販売されていますが、新型に適用可能か分からないので自己責任となります。

メーカー商品名価格
KM企画 TNパーフェクトバレル(新旧両対応) 2,310円

ここが壊れた!

部品症状対策
マガジン ガス漏れ。購入から約2年、遂にガスが漏れました。 新品を購入して交換しました。

新しいマガジンを購入して既存のと比べたところ、マガジンベースの仕上げが変わっていました。
既存マガジンのベース:ツヤ有りABS製
新規マガジンのベース:ツヤ無しABS製
左が既存、右が新規マガジンを分解したものです。

マガジン比較
マガジン比較。本体は全く一緒ですがベースの仕上げが違ってます

その他

旧型P226やP220-1のヴァーチカル・マガジン仕様が欲しい所ですが、 東京マルイと競作になった今では厳しいかもしれません。

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