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WA/SVI IEDピストル5.0・09版

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レビュー:by RIK

WA/SVI IEDピストル5.0・09版

種別仕様
発売2009/07/中
価格36,750円
型番WA-SVTF
バージョンSCW3
スライドノッチ非貫通ナロー型、めくれ対策あり
フロントサイト集光アクリル(緑)差込式ドブテイル型
リアサイトボーマー型黒染タイプ
トリガーラージサイズ、SVトリガー(青)・替えトリガー3個付属
バレル真鍮製メッキコーンアウター&真鍮製メッキ無インナー、メタルチャンバー、リコイルスプリングガイド一式
セフティ5mm軸SVタイプアンビ
スライドストップ凄く抜けにくい(治具+プラハンマー必要)
フレーム実銃用グリップ装着は不可
ジャンル作品使った人
   
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述

実銃について

左右両面
左右両面

インフィニティ・エクステンデッド・ダストカバー
インフィニティ・ファイアアームズ社のシングルカアラムM1911は大きく二種類に大別されます。 一つは従来のM1911と同じフレームを持った「スタンダードモデル」今ひとつが今回紹介するIEDです。 IEDはタイトル通り「Infiniyt Extended Dustcover」の略で、フレーム先端のダストカバー部がスライド先端までExtended(=延長)されているモデルになります。

トイガンについて

昔は見向きもしませんでした
中古品をネットオークションで購入、パーフェクトバージョン時代にもブラックHWモデルで6インチ、5インチ、4.3インチモデルが出ていましたが、当時はまるで眼中に無かったモデルです。理由は何と言っても「格好悪いから」売りであるダストカバー延長フレームとこれに合わせたリーフ・カットの無いスライドが角材みたいに見えたからです。

これがどうにも「折れた羊羹」と揶揄するグロック・ピストルみたいで好きになれませんでした。グロックならぬ ブロック・ピストル といった余りにも無骨なデザインは当時の私には到底受け入れられないものでした。

しかし現在、ダストカバーをスライド先端まで延長したモデルは他メーカーのM1911でも見られます。 延長する最大の理由は「レールを切ってオプションを取り付ける」事でしょう。 現代の拳銃ではフレームにレールを切って、フラッシュライト等オプションを取り付けるのが一般的です。 無論M1911発売当時はそんな思想自体ありませんでした。 こうして見慣れてくると「とりあえず一挺買ってみたい」と思うようになり購入に至った訳です。

今回購入した5インチの他、6インチ&6インチ・ハイブリッドが発売されています。 ハイブリッドのみスライドブラック、フレームシルバーの2トーンで他はオールシルバーです。 残念ながらパーフェクトバージョン発売時にはあった4.3インチ及びオールブラックモデルはありません。

右側面
右側面。

残念カラーです…
全体の色はダークグレー調のシルバー塗装です。 もしかしてチタン?の色合いを表現したのかもしれませんが、実銃メーカーのサイトで モデルとおぼしき製品 を見てもピカピカのステンレス仕上げです、何故こんな色にしたのか。WAの配色センス(変な2トーンとか)には首をかしげる事が結構ありますね。しかもこの色でレバー類が統一されています。普通はプラと金属が同じ色なら嬉しいのですが、その色が気に入らないだけに釈然としません。

ノッチが小さい!!
ここは嬉しかった部分です。ノッチが旧来のまま小さいものです。しかもちゃんとスライドノッチプレート入っています。  「スライドが高速すぎてスライドストップが掛からない」 という理由でミリタリー系のノッチが大きくなりましたが、このモデルでは旧来の小さいノッチがそのまま使われています。 尚、 SVエキスパート系のスライドは未だに貫通ノッチ な事から、単に金型を改修するのが面倒でそのままなのかもしれません。

前部と後部
フロントサイトには緑の集光アクリルが差し込まれています。赤のアクリルと同様かなり光っていますが、個人的には警戒色でもある赤のほうが見易い気がします。リアサイトはアクリルやホワイトドットの無い普通のボーマーサイトです。真鍮製テーパードマズルのアウターバレルは見た目も重量感も十分です。

前部
前部。
後部
後部。

スライド分解
メタルチャンバーと真鍮製コーンアウターバレルは問題なく分解できました。 たまに固くて全く分解できない物がありますが、そんな時はドライヤーでコーンバレルを暖めて、皮手袋を嵌めて捻ると分解し易いです。 また驚いたのがボーマーサイト。今時珍しい黒染めです。退色(白くなる)が気になるので塗装の方が好きですね。 あと集光アクリルが折れそうなので、フロントサイトの分解は諦めました。

スライド分解
スライド分解。

フレーム分解
実銃どおりの青いトリガーが目を引きます。こちら真っ青というより薄いスカイブルーといった色合いです。グリップは木目調のメタルグリップで、延長ダストカバーのフレームと併せて5インチではかなりの重量を誇っています。残念だったのがメインスプリングハウジング。旧型ウイルソンタイプのチェッカーストレートタイプでフレームとツライチにならず、1〜2mm程出っ張ってしまいます。

フレーム分解
フレーム分解。

注目のパーツ
このモデルで一番注目していたパーツ、それはマガジンキャッチです。 SVインフィニティでよく使われるフラットタイプ(表面がつるつるの)、これが珍しいんです。 というのもWAのSV製品はダブルカアラムが中心なので、シングルカアラム用のこのマガジンキャッチがあまり使われないからです。

実射
撃ってみるとリコイルは軽い感じでした。 IEDフレームとメタルグリップの影響かもしれません。 明るいところだと集光アクリルサイトの視認性は最高です。 例によって命中精度の調査は省略しています。

総評
色が気に入らない以外は概ね良かったです。食わず嫌いでしたが中々気に入りました。 パーフェクトバージョンの時に発売していた4.3インチおよびブラックモデルも出れば買ってみたいですね。

好きな所

  • 真鍮メッキのコーンアウターバレル
  • フラットタイプのマガジンキャッチ

嫌いな所

  • シルバー塗装がグレー
  • ボーマーサイトが黒染め

カスタマイズ

フルカバーのフレームにディティクティブのスライドをセットすると、ちょっと変わった45オートになります。 またIEDスライドはエキスパートスライドと合いそうなので、これを使った自作カスタム作ってみようと思います。

ここが壊れた!

部品症状対策
特に無し    

その他

色を明るいシルバーにして2010年モデルとして再販して欲しいです。その場合は是非4.3インチをラインナップに加えて欲しいですね。

ホールド・オープン
ホールド・オープン。

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