WA/SIGARMS GSRレボリューション シルバーモデル
種別 | 仕様 |
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バージョン | SCW3 |
スライドノッチ | 非貫通ワイド型、めくれ対策なし |
フロントサイト | ドブテイル、ホワイト入、ネジ穴ダミー |
リアサイト | 無刻印ノバック型 |
トリガー | ラージサイズ、ノンホールトリガー(銀) |
ブリーチ | SCW3 |
バレル | 真鍮製ストレートアウター(約35g)&真鍮インナー、プラグ一式 |
セフティ | 5mm軸シングル |
スライドストップ | 抜き易い |
フレーム | 実銃用グリップ装着可 |
ジャンル | 作品 | 使った人 |
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特になし | ||
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述 |
WA/SIGARMS GSRレボリューション ブラックモデル をご参照下さい。
左右両面
ネットオークションで中古品を購入。 GSRレボリューション・シルバーモデルにはフレームやMSハウジングなど使い勝手の良いパーツが多く、これまでもパーツ単位での単品購入をしていました。最近あまりパーツが出ないので、レポートがてら本体を購入する事としました。
右側面。パーツ構成は前作とあまり変わっていません
貴重なシルバーモデル
SIGガバメントであるGSRシリーズで、オールシルバーモデルは現在当モデルのみです。
他にはスライドシルバーがあるだけで、仕上げが異なる為どちらも貴重なモデルとなっています。
特にフレームがシルバーなのは当モデルだけなので、フレームのレバー類は大変レアリティが高いです。
スライド分解。インナーバレルがメッキされていません
基本的な内部外部のパーツ構成はオールブラックモデルと一緒です。 こちらは省略して、違う部分を中心に説明していきます。
オールブラックとの違い
通常、同じモデルのブラックとシルバーは色だけ違ってパーツ構成は同じなのが普通ですが、
このオールシルバーはオールブラックとパーツが若干異なります。
それはハンマー。オールブラックはGSRシリーズ共通の非貫通ハンマーですが、オールシルバーは楕円形のダブルホールハンマーを装備しています。
フレーム分解。希少なパーツが多いですが、仕上げが良くありません
また、GSRレボリューションのフレームは大変優秀な特性を持っています。
- 実銃用グリップが装着可能
- サムセフティの軸が5mm
- スライドストップが抜き易い
そのうえシルバーフレームはこのモデルだけなので、自作カスタム作成に大変重宝します。
塗装や仕上げがちょっと…
そんなオールシルバーに難があるとすれば塗装です。
シルバーが白みがかったタイプのもので安っぽく見え、あまり好きではありません。
また下地処理が甘い上塗装があまり綺麗とは言えず、食いつき自体も弱いのか過去に購入したグリップ・セフティの塗装が剥げてしまいました。
スライド比較。上は2トーンモデルです
インナーバレルもメッキされておらず、またスライドの裏側にはマグナテックでは亜鉛のウェイトがあった部分がHW樹脂で埋められています。 どうも 「マグナテック以上SCW未満」 といった中途半端なグレードになってしまった様で残念です。
スライド裏側。2トーンモデルのスライド(上)は亜鉛のウェイト入りですが、レボリューション(下)ではHW樹脂で埋められています
実射
作動は快調で、ビシビシブローバックします。
スライドが大きい所為でしょうか、ベキンベキンといったプラスチックの音がけっこう響きます。
総評
オールシルバーというアピールポイントはあるでしょうか、仕上げがあまり良くないうえに肝心のレールが無いタイプなので、
GSRが好きな人かパーツ取りに向いているモデルといえるでしょう。
- GSRの希少なオールシルバー
- ノバックタイプのケース付きマガジンも結構希少
- インナーバレルがメッキ無し
- 白っぽいシルバー塗装
- ↑この塗装が弱い
フレームを中心に、自作カスタムのパーツへ流用する予定です。
スライド差し替え。ブラックモデルのスライドと差し替えてハーフシルバーにしてみました
部品 | 症状 | 対策 |
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特に無し |
レール付き09バージョン
レール付きフレームに綺麗なシルバー塗装を施したGSR09バージョンとか作ってくれないものでしょうか。
ホールド・オープン。コンペ付きの銃はホールドオープンすると物凄く格好が良いです